リゾートトラストが会員制事業とは別に展開しているビジネスホテル事業に「トラスティ」がある。東京ベイコート倶楽部に隣接する「ホテルトラスティ東京ベイサイド」ほか、全国5拠点で展開しているが、このトラスティのホームページに、このほどリゾーピア箱根をはじめとするサンメンバーズのホテルが登場して、会員を驚かせている。
具体的には、サンメンバーズのリゾートホテルから、リゾーピア箱根、熱海、久美浜、別府。それにサンメンバーズ京都嵯峨がトラスティのラインとして、会員制によらない一般ホテルとしての位置づけが行われたようだ。
リゾーピア箱根や熱海はこれまでも、各種のネット予約サイトで宿泊プランが提供されていて物議をかもしてきたが、さらに一歩進んで、公式に一般ホテルとしての営業がスタートした。ちょうど東急ハーヴェストクラブの一部のホテルがホテルハーヴェストとして営業しているのと同じ格好だが、サンメンバーズ会員に対しても一言もないのがこの会社らしい。
トラスティのホームページには、PDFでデータシートが掲載されており、いわゆる「大型ルーム」の料金も明記されている。僕はリゾーピア熱海が好きで、今年の夏もずいぶん予約を入れているのだが、正直なところ、かなり行く気がそがれる思いがしている。
トラスティ内のリゾーピア熱海のWebページを見ましたが、なんか大笑いですね。
一般人はどうやって予約したらいいのか、相当悩むサイト設計。
トップページから各ホテルにジャンプして、予約しようとすると
>※クラブトラスティメンバー様は特別料金でご利用いただけます。(ご入会金・年会費は無料)
>詳しくはこちら
とあるので、入会・会費が無料なら加入してしまおうと思う人が多いはず。
ところがジャンプ先には、
>■入会方法
>入会申込書はフロントにてご用意しております。
>規約をご承諾の上、入会申込書に必要事項をご記入後、フロントにお渡しください。
となっている。
「予約をする前に、ホテルのフロントに行かないとダメなの?」とフ不思議に思わないかなあ?
ほかのホテルチェーンも大体同じですが、泊まった時に手続きしてメンバーになれば次回から安くなる、ということでしょうね。手続当日分から安くなるといいうところもあったような気もしますが、もしそうならあらかじめ電話で「特別価格」を聞き出して、納得なら泊まりに行くという形になると思います。最近はホテルカードがやたら増えます。各社が同じことをやるので目的の囲い込みはできていないのですが、やらないわけにもいかないのでしょう。
サンメンバーズ会員としては、リゾートトラストが左前になり、会員権が無価値になってエクシブはおろかリゾーピアが使えなくなると困るので、ある程度の一般開放は仕方ないと考えています。ただし、別のリゾートクラブのように一般客の方が安くて優遇されてしまうと、何のための会員権?となり、サンメンバーズのみならずエクシブ会員権の価格の暴落を招きかねません。
一般客も招きいれながら、会員に対して会員制ホテルのプレミアム感を如何にして維持してゆくかでしょうね。
我が家のリゾーピア熱海は花火大会利用ばかりなのですが・・・
今までは大型ルーム(&駐車場)を確保するために
1年前or花火大会日程発表次第、予約を入れてました。
今後、某会員制リゾートの様に「同じお部屋を高く売れる一般予約優先」となり
一般予約で大型ルームが満室になると、XIV会員には大型ルームはアサインされなくなるのかしらん・・・
という不安を感じます。
皆さんこんにちは。リゾーピアの大型ルームについては、これまでもいろいろと不透明な運用がありましたが、さらに一般客というパラメーターが加わって、さらにワケがわからなくなってきそうですね。残念ですけれども、会員が大事にされないことは、歴史が教えていますから、遠ざかるほかなさそうな気がします。