横浜ベイコート倶楽部の後ろに建つ「ザ・スクエアホテル横浜みなとみらい」を2回に渡って紹介します。
今後、このブログでは少しずつリゾートトラストの話題の割合を減らして(もちろん大事な話題はフォローするのですが、同社はツッコミどころがあまりに多すぎて、同社の記事を書いているとそれだけで人生が終わってしまいそうです)、もっと皆さんに自由なホテル利用の世界をご紹介していくべく、一般ホテルの利用シーンについても、会員制リゾートと同じくらいの割合で広くご紹介していく所存です。
このホテルはかつて「ホテルビスタプレミオ横浜 [みなとみらい] 」という名前でビスタホテルマネジメントが営業していましたが、コロナ禍でちょうど一年前の2021年4月26日に閉館となり、その後、ソラーレホテルズアンドリゾーツが同社の「スクエアホテル」ブランドに組み入れて、2021年12月14日に再開業したというホテルです。
ビスタが新築で開業したのが2017年6月30日。客室数は232です。設計は久米設計、施工は大成建設。まだまだハードウェアは新しいです。
(公式)【公式】the square hotel ザ・スクエアホテル
今日の写真の多くはビスタ時代のものですが、オペレーター以外は特に変わっていない(細かいことを言うとアメニティが変わったりはしました)ので、以下「スクエアホテル横浜」として、特に区別せずにご紹介していきます。
場所は、このサイトの読者の方にはおなじみの、横浜ベイコート倶楽部があるカハラ側交差点(交差点名は「臨港パーク入口」)に面して建っています。
カハラの客室は4〜12階まで(ベイコートは13階にも客室がある)ですが、このスクエアホテル横浜の客室は18階まであり、眺望ではスクエアホテルに分があります。僕のサイトでよく横浜ベイコート倶楽部を見下ろすような写真を掲載していますが、それらはこのホテルから撮影したものです。
残念ながら18階に宿泊したことはありませんが、19階のレストランからベイブリッジをベイコート越しに見たのがこちらの写真です。
また、15階の客室からの撮影がこちらです。
ロビーは最上階の20階にあり、19階がレストラン、客室は3〜18階にあります。地上階にはホテルとしてはエントランス以外何もありませんが、この地上階にセブン-イレブンがあるので便利です(横浜ベイコート倶楽部からの最寄りコンビニでもあります)。
ロビーからの景色はこんな感じです。左側にベイコート倶楽部の屋根が見えています。なぜベイコートよりも建物が高いのかというと、みなとみらいのまちづくり規制で、ベイコートの街区は高さが最高60メートル、スクエアホテルの街区は最高100メートルと違いがあるからです。
ベイコート&カハラは正対する方向が海ではないので、ビューとしては多くの客室で正直パッとしませんが、このホテルは以下のフロアプランからわかるように、多くの客室が海と正対しているので高層階はとても開放感があります。
一般に、デラックスのカテゴリーにすれば高層階の客室になりますので、ぜひともそのグレードをおすすめします。下層階だと「カハラビュー」となってしまうかもしれません(それはそれで面白いかもしれませんが)。
というわけで、ご紹介する客室は海側のデラックスダブル(25平米)です。このホテルの場合、シングルルームにしなければ海側になるようです。
ダブルにはスーペリアとデラックスがあり、違いは水回りです。デラックスになると、トイレ、バス、洗面がすべて独立タイプになります。
スーペリアダブルだと3点式ユニットバスになってしまうんですが、ベッド横に窓があってバスが見えるようになっているので、カップル利用だとそちらがいいかもしれません。詳しくは公式サイトをご参照ください。
客室は、高級ホテルに慣れている方でも違和感なく利用できる、まぁまぁの広さと快適さを備えていると感じます。
窓際のテーブルとチェアに、デスクのチェアを組み合わせて、ベイコートを見ながらあれこれとホテルの話をするのも面白いです(個人的には)。
次回は共用部分とレストランについて紹介します。