はじめまして、funasanこと舟橋栄二です。
最近よく考えます。「旅から旅へ、まだまだ元気に旅したい。でも、本当に何歳頃まで元気に旅ができるのか?」と。
これは私が70歳になったことと大いに関係しています。
60歳になった時はうれしかったのですが(年金がもらえるので)、今は違います。少々憂鬱です。友人・知人の訃報や闘病連絡が聞こえてきます。事実、親しかった元職場の同僚が、すい臓がんの末期で死に直面しています。次は私か?
厚労省のデータ(2019年)でも示しています。日本人の健康寿命は男性72.68年、女性75.38年となっています。一方で平均寿命は男性81.41年、女性87.45年です。
70歳になった今、私の健康寿命は残り2~3年しかありません。平均寿命にしても残り10年!
冗談じゃない!もっと末永くシニア人生を楽しみたい、死んでたまるか~、です。
今年(2022年)の1月に70歳になった私は、和田秀樹著「70歳が老化の分かれ道」(詩想社)を読みました。彼はキャッチフレーズが上手ですね。
「若さを維持する人、一気に衰える人の違い」
「最後の活動期をどう過ごすかで老化は遅くなる!」
「要介護を遠ざけ、自立した晩年をもたらす70代の健康術」
「人生100年、これからは70代がカギになる!」
ちょうど70歳になった私は、こんなタイトルの本を目の前にしたら買わずにはいられません。今年1月、旅に出る前に購入し、ホテルのジムで自転車をこぎながら読みました。
豪華なリゾートホテルのジムで、汗を流しながら病気・健康関係の本を読むと、気合が入ってきます。明るい未来(70代)が開けてきます。この本を読んで、とりあえず健康寿命(73歳)を平均寿命(81歳)まで延ばそう、と考えました。
また今年の2月、友人からの紹介で次の本を読みました。
老化はこうして制御する 「100年ライフ」のサイエンス
樂木 宏実(監修)(日経BP)
驚きましたね。現在、老化研究がものすごく進んで老化のメカニズムが次々と解明され、健康寿命を延ばすサイエンスまで登場してきています。どうやら老化を制御できる時代になってきたようです。
極め付きは次の本です。
スーパーエイジャー 老化は治療できる
ニール・バルジライ(CCCメディアハウス)
何~?老化が治療できるって?治療できるなら、老化を治療して100歳まで元気に旅すればいい。そして、100歳でピンピンコロリと逝けばよい。そんなうまい話はあるのか?
この刺激的なタイトルの書籍の著者、ニール・バルジライ氏は、いい加減な人ではありません。彼は何と「長寿遺伝子(サーチュイン)」の発見者です。
(続き)第2回・老化による体調不良は病気でしょうか?
おはようございます☀funasanさんを勝手に師匠と仰ぐKです。
私達の人生の道標であり、そのバイタリティが憧れでもあります。
この度は土曜日の嬉しい週末になるようなブログ開設おめでとうございます。
これからもお元気で旅を楽しまれてください。
Kさん、コメントありがとうございます。
「人生の道標」とは恐れ入ります。
私は昔から旅は結構してきていますが、病気や健康については全くの素人です。
皆様の豊富な体験やお知恵を聞かせて頂ければ幸いです。
日経の広告で、有料ウェブマガジン&健康サポートサービスサイトの「日経Gooday」で、「見えてきた老化の正体」という企画をやっていることを知りましたので、関連情報としてご紹介します。
見えてきた「老化」の正体の記事バックナンバー:からだケア:日経Gooday(グッデイ)
有料サイトなので登録しないと全文は見られないですが、気になったら登録してあげてください。僕もかつてこのサイトの立ち上げ期にここの仕事をしておりましたので、応援しています(自分は有料購読していないんですが😅)
resortboyさん、タイムリーですね。
2週間ほど前に「日経Gooday」を有料購読している友人から、「オートファジー」特集やっているよ、というメールをもらい、その日から私も「日経Gooday」を購読しはじめました。現在まで3回連載されています。以下です。
『老化抑制のカギ「オートファジー」』 特集の内容
第1回 老化抑制のためには「細胞ケア」が重要(2022/5/17)
老化抑制のカギを握る「オートファジー」
最新研究で見えてきたその驚異の機能
第2回 見えてきたオートファジーと老化、病気の関係(2022/5/22)
細胞の若返り機能「オートファジー」は60代以降、急速に衰える
第3回 オートファジー活性化に有望な主な食品成分も紹介(2022/5/30)
揚げ物は食べすぎ注意!
細胞の若返り担う「オートファジー」維持の5つの対策
この記事は「柳本 操=ライター」という方が書いていますが、内容はオートファジーの研究者「吉森保」氏の以下の著書からの解説です。私は早速この本を購入し、現在読んでいます。
吉森保著『LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義―最先端の生命科学を私たちは何も知らない』日経BP(2020/12/17)
《目次》
第1章 科学的思考を身につける
第2章 細胞がわかれば、生命の基本がわかる
第3章 病気について知る
第4章 細胞の未来であるオートファジーを知ろう
第5章 寿命を延ばすために何をすればいいか
・アマゾンの宣伝「世界的生命科学者であり、ノーベル賞受賞者の共同研究者でもある著者による、入門から最先端まで、生命のことがわかる一冊!」
・著者の吉森保「オートファジーを活用した老化抑制は、すでに科学の射程圏内にあると考えている」
→funasan「最先端の老人科学、特にオートファジーを学んで実践(人体実験)すれば、老化が抑制できるかもしれない。100歳でピンピンコロリンの科学的アプローチができつつある」
日経の宣伝シリーズになってしまいましたが、まぁいいか…。ご紹介いただいた本、記事の補足として、以下に書影とリンクを掲載しておきます。
LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義