夢の実現:シーガイア30連泊
私は昔から高級ホテルに対する憧れが強く、施設の整ったラグジュアリーなホテルに1カ月くらい長期滞在できたらいいな~、と思っていました。歳をとってくると夢がどんどん遠ざかっていき、そのうち「夢が幻」になってしまいます。
71歳になった私は、もう後がない、急がなくっちゃ!そんな思いで、今年の1月から2月にかけて、私は1人でシーガイアに30連泊(1泊10,000円)してきました。夢の実現です。
人生初の高級ホテル1カ月ステイ。大いに期待してホテルにチェックインしました。真冬でもホテル内は常に22~23℃の快適な温度に保たれ、ここが私の避寒地となりました。
では、シーガイアに1人で30泊もして何をするのか? 私は観光はせず、以下の5点を中心にホテル暮らしをしました。
- 仕事(Amazonで販売する本の執筆・出版の準備)
- 運動(トレーニングジム、プール)
- グルメ(ビュッフェレストラン、ラウンジでの飲食)
- 温泉(露天風呂付き大浴場)
- 学習(健康関係の書籍を読破)
しかし、夢が現実になると思いもよらないことが起こってきますね。
最初の1週間くらいはよかったのです。何もかも新鮮で、気合いが入り、充実したホテル生活を満喫していました。
「何と素晴らしいホテルなのか、夢が実現できた、ワオ~」と。
ところが…
2週目に入り、ホテル生活がマンネリ化してくると、感動の連続だったラウンジ、レストラン、そして、温泉までが日常になり飽きてきました。
そして、まだ3週間もあるのか?1カ月は長すぎたかな?と反省の気分が沸いてきました。これは予想外の気分変化でした。
「夢は無限、しかし、現実は有限で、達成された夢はすぐに陳腐化する」
日頃から私が感じていることが奇しくも私の身に起こってきたのです。
でも、3週間目に入るとホテル住まいにリズムができてきて、時間が加速していきました。
そして、気が付くと4週目に入っていました。
不思議なものですね、残りの滞在日数が少なくなってくると、今度は何だか寂しくなり、もう終わり?という惜別の気持ちさえ沸いてきました。いやはや、人間の感情とは奇妙で不安定なものです。
老婆心ながら付け加えておきますが、1泊の値段が安いからと言って、安易に30泊もすることはおすすめしません。普通の人にとっては、6連泊が一番いいですね。長くて13連泊でしょうか?
長期滞在プランはチェックイン後のキャンセルはできません。30泊の途中で飽きてきてチェックアウトしても、お金は全額没収です。1カ月の滞在を実りあるものにするためには、明確な滞在目的が必要です。
私の場合、それはアマゾン本の執筆・出版準備でした。
(関連記事)第21回・リタイア後はライフワークを! 私のKindle出版格闘記
大好きなシーガイアを素晴らしくまとめてくださいまして、ありがとうございます。
保存版にいたしました。
私もご教示いただき、Wカウントの時期に
13泊を2回致しました!楽しく有意義で、早くも3年目のチタン、ライフタイムプラチナを獲得できました。
これからマリオットホテルライフが楽しめると思います。fumasan師匠のおかげです。
コロナが明けましたが、これからも海外ばかりでなくシーガイアに来てくださいね。
いくらお気に入りのホテルといえども高級ホテルに30連泊とは凄いですね。
ホテルライフをマイペースで過ごす術を確立されたfunasanなればこその技!
こういう過ごし方を容認してくれる奥様にも感心します。これも夫婦仲が良い証拠ですね。
「亭主元気で留守がいい」なのかもしれませんが?
今後も「funasanのアンチエイジング日記」を楽しみにしています。
Kさん、マリオットのライフタイムプラチナ(LTP)獲得おめでとうございます。
ここまで長かったでしょう。LTP基準は「プラチナ10年+宿泊600泊」なので、ハードルが高いです。ご苦労様でした。
これからは無理してホテル修行をする必要がなくなりますね。でも、マリオット系に泊まらなければ上級会員の特典を活かせないので、結局、マリオット系に生涯にわたって泊まることになるのですね。それが楽しいので、ホテル遊びは奥が深いです。
Mr.Sさん、夫婦関係をリタイア後まで崩れずにキープするのは結構難しいです。特に子育てが終わるとお互いにエゴが出てきて些細なことでも対立しはじめます。これを回避するには「お互いに自由に!」でしょう。
相手のやっていることに干渉しない。できる範囲で協力する。そして、こっちも自由にさせてくれ、です。私は1人旅が好きなのですが、「ホテルライフをマイペースで過ごす術」は妻からの逃避?最近、それが過激になってきています。