私の余命と将来が「生命表」から見えてきた

明るい未来を期待して今を生きよう!

現在(2021年)の平均寿命は、男性81.47歳、女性87.57歳です。一方で死亡者数ピーク年齢は、男性85歳、女性92歳です。

どうやら日本は本当に高齢化社会になってきたようです。その高齢化はそれほど暗くなく、考え方によれば明るい未来さえ期待できます。ただし、これは病気や健康面だけの話であって、経済的・社会的な問題はまた別の話です。

70代前半まで元気に生きてきた人は、80代前半まで介護も死も気にすることなく、元気に人生を楽しめそうです。これは朗報ですね。そして、男性は80代半ば、女性は90代前半に「死期」が迫ってきます。

しかしこの死期さえも、介護や病院の長期入院を避ければ、その先に延ばせそうです。極めて稀ではありますが「人生100年時代」が見えてきます。明るい未来です。

さて、2020年から始まったコロナ禍の3年間で、旅行をはじめさまざまな活動を控え、精神的に落ち込んだ人が多いと思います。気持ちの落ち込みは未来を暗くし、現状をさらに悪くします。その悪循環を断ち切りましょう。

我々シニア世代の未来は結構明るいようです。70代前半の人たちが今年死ぬ確率は、2.1%しかありません。介護が本格的にはじまるのは80代後半から。これから10年間くらいは元気に遊べそうです。

皆さま、残された時間は十分あります。人生最後のチャンスです。若かった頃の夢をもう一度思い起こし、自己実現に向けて、好きなことをやりましょう。

私は旅に出ます。次回以降、宮崎シーガイアでの滞在物語をお送りします。

(続き)第24回・高級リゾートホテル暮らしの夢を実現
(前回)第22回・人生100年時代なんて真っ赤な嘘だった!

3 comments

  1. 15-39歳の日本人の死亡要因1位は自死、すなわち自殺であり、それが平均寿命等の数値を引き下げてしまうので、最大死者数年齢こそが真の平均「寿命」であると余輩は考えております。
    それにしても、これほどに簡易生命表を読み解く方がいらっしゃるとは驚きです。

  2. 緻密な分析による貴重なレポートありがとうございました。
    まさに「目からウロコ」でした。
    平均寿命は現在生きている人の寿命かと思っていましたが、平均寿命は「生命表により毎年の年齢別死亡率から計算されたゼロ歳児の平均余命」である事を知り、自分の余命が延びたような気持ちになり気楽になりました。
    funasanと同じ歳で、人生の第4コーナーに入っているので、これからはもっともっと好きな事をしたり、行きたい所に行って、人生のラストスパートをかけたいと思いました。
    これからも明るく楽しく元気に過ごせますように。

  3. まさひろさん、今回の日記は全てまさひろさんのおかげです。私は「人口統計」も「生命表」も全くの素人で、これらを解読して理論構成するのは大変でした。でも、成果は大きく「見えないものが見えて」きました。病気や介護という見えない不安にいたずらにおびえることなく、自信を持って70代、80代につき進めそうです。まさひろさん、重ねてありがとうございました。

    Mr.Sさん、実は私もそうでした。単純に「平均寿命」は今の日本人の平均的な寿命かな?と。それは間違っていて、生命表によれば我々71歳の男性の寿命は86歳まで延びています。しかも、これは今の我々世代の平均余命なので、体を鍛え旅を楽しんでいるMr.Sさんや私にとって、もっと長生きできる可能性があります。何だか嬉しくなってきましたね。

    実は、今、クアラルンプール(KL)のホテル(マリオット系・ヒルトン系)に2週間ばかり滞在して執筆活動をしています。日本のフルサービスのホテル代金が高騰して私の許容範囲を超えてしまいました。日本を脱出してKLに逃げるしかないのです。(笑)

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