オールインクルーシブ・リゾートの魅力
コスメルの海はカンクンとは全く違った様相を呈しています。穏やかな海、クリスタルな海水、サンゴ礁と熱帯魚、そして、見事なサンセット…。私が見つけた「天国に一番近い場所」です。
話を2017年2月に戻します。今回のホテルは私の常宿「サボーア・コスメル・リゾート&スパ(現サンスケープ・サボーア・コスメル)」です。ここに1週間(7泊)滞在します。私はこのホテル内にある「リージェンシー・クラブ」の会員権(10週間無料宿泊の権利:年会費なし、当時のレートでおよそ20万円で購入)を所有しており、自分の権利の消化により、宿泊代はゼロです。
ただし、オールインクルーシブ代金として(1室2名利用の場合)1人1日60ドルを支払う必要があります。朝食、昼食、夕食、ともに食べ放題、飲み放題なのでお値打ちです。しかもアルコールを含みます。私はこの時で5度目のサボーア・コスメル滞在になりました。
ある日のサボーアホテルの1日です。
朝6時起床。短パンとTシャツ姿でコテージを出ると、熱帯の花々と鳥たちのさえずりで出迎えられます。2月下旬、日本ではまだ寒い冬ですが、ここコスメルの2月の平均最高気温は28度、最低気温は21度です。しかも、冬の時期はカリブ海の乾期なので熱帯特有の湿気はなく、まるでさわやかな初夏の陽気です。
私はさっそくビーチに行き、大海原に向かって深呼吸をし、ストレッチ体操をします。そして、白い砂浜をゆっくり走り出します。少し肌寒い感じがしますが、走れば暖かくなります。空は明るさを増し、6時40分頃、真っ赤な太陽がコスメルの東側から昇り、海上の雲をピンクに照らします。
朝7時からビュッフェレストランがオープンします。私は海に面したテラス席に座り、カリブ海を眺めながらゆっくり食事をします。何を食べても美味しい! とても幸せなリゾートの1日のはじまりです。
朝食後はコーヒーカップを持ってビーチサイドのバーにあるデッキやビーチのパラパの下に移動。目の前の海から数多くのダイビングボートやクルーザーが出航し、時折、豪華客船が沖合を通っていきます。
カリブ海に浮かぶコスメル島は世界的に有名なダイビングスポットで、豪華客船(カリブ海クルーズ)の寄港地でもあります。ビーチリゾートの朝にふさわしい至福の時間が流れていきます。さて、今日は何をしようか…。
午前中はビーチのパラパの下のリクライニングチェアーに寝転がって読書です。持参した本は、がん治療や健康関係が主です。自宅で読むのとは全く違った感じで、内容が頭と心にすっと入ってきます。
読書に飽きたら、ビーチの前の海でシュノーケルです。海水は透明で熱帯魚が群れています。大きな魚を追跡したり、小魚の群れに突入したり、時間を忘れて海で遊びます。
お昼頃になると、お腹が減ってきます。メインプール横にあるメキシコ料理兼軽食レストランで典型的なメキシコ料理に挑戦してみます。トウモロコシをパリパリに揚げたトルティーヤの上にサルサをかけて食べます。ピザ、ハンバーガーなどの軽食も味わえます。
夕食は、4カ所のレストランから選択でき、どこで食べても無料です。予約制ですがイタリア料理レストランでフルコースのディナーもいただけます。前菜、スープ、メイン(ロブスター)、デザート、コーヒー。全種類、とても美味しい! ロブスターは追加代金(35ドル)が必要でしたが、日本の伊勢エビサイズのロブスターが2匹もお皿に載っていて、実に美味でした。
夜遅くなるとお腹が減ってきます。そういうハングリーな客には、「ミッドナイト・ラ・イスラ」という名のスナックが夜11時からオープンし、深夜1時まで軽食・デザートがサービスされます。甘党にうれしいケーキも沢山あります。
このように、オールインクルーシブ・リゾートはどこで食べても、何回食べても無料(代金に込み)で楽しさ満載です。しかもアルコールも飲み放題です。多くの客がビーチのバーでサンセットを眺めながらビールを飲んでいます。人生を謳歌しましょう!
私をスキーに連れてって、懐かしい映画ですね!恋人はサンタクロースという歌が流れていたように思います。僕もこれを見て原田知世が好きになり、スキーに行くようになりました。
波瀾万丈のがん闘病記、お疲れ様でした。
次の連載の参考になるかもしれまん。著者がノーベル受賞者の「テロメアエフェクト」、シンクレア教授「ライフスパン老いなき世界」は読まれましたか?どちらも参考になり、僕は実践しています。
園部さん、さっそく「テロメア」「ライフスパン」アマゾンで注文しました。
今年の1月頃でしたかね、園部さんから「100年ライフのサイエンス」を紹介してもらったのは。この本を読んでから、私の(忘れていた)「病気と健康」問題に火が付き、funasanのアンチエイジング日記につながっていきました。
funasan日記第2回(下記参照)に園部さんから頂いたメールをそのまま載せました。今でも同じ考えです。日記第2部再開まで、もっと勉強して材料を仕込みます。色々ありがとうございました。
「100年ライフのサイエンス」を紹介してくれた友人からのメールです。
「老化は制御できて、治療できる時代は必ず来ると、科学者や未来学者が断言しています。安全性と確信ができるまで待つか、それとも、我々はもう待ったなしの状態なので、運動、食事、空腹、瞑想、若返り薬と何でも試していくか。そのどちらかであると考えます。私は後者の方を実践したいと思っています」
私も全く同感です。座して死を待つより、未知の世界に飛び出して最先端の老人科学を学び、そして人体実験する。結果は「Nobody knows.」です。