実家の手じまい作業を一時休止しているので、できた時間で、放置気味だったこのブログのシステムに手を入れています。何日かかけてようやくトップページが全面的に刷新されました(見た目はほぼ同じですが…)。
ここにいらしている方々はシステムのことにはさほど興味がないと思いますが、2005年から継続しているブログで、すべての記事がモダンな体制で体系的に維持管理されているというのは、我ながらエラいことだなと、自画自賛している次第です。
そのシステム刷新の一環として、(より)放置されている裏ブログの統合を計画しています。このページはデザインが他のページと異なるのですが、そうした取り組みの一環です。そんなわけで、少し裏ブログ的な旅やホテルと関係のない話を今日は書きます。
お台場のオフィス街の中心に、「台場フロンティアビル 1 」というオフィスビルがあります。写真右のUCカードのロゴのあるビルです。
お台場海浜公園(ゆりかもめ)と東京テレポート(りんかい線)に直結と言っていい好立地。オーナーは東京都などが出資する第三セクター会社「東京テレポートセンター 2 」ですから、まさに臨海副都心計画の保守本流のビルです。
その台場フロンティアビルの今のディレクトリがこちらです。
ほとんどのフロアが空いています。このビルにはUCカードと並んで昭和シェル石油が2020年まで入居していましたが 3 、退去後1年以上経ってもこのように空いたままです。
とある不動産業者のホームページで台場フロンティアビルの募集情報を調べてみました。低層階の坪単価はわずか1.1万円でした。オフィス不動産の素人である自分が見ても、「そんなに安いのか」という家賃です。
コロナ禍は社会の二極化を進める効果があると感じていますが、その一端をここに見ることができます。
お台場は都市博と東京2020で2度も大きなはしごを外された運のない街です。東京テレポートセンターも一度破綻しています 4 。果たしてこのビルは今後どうなるのでしょう。