12月も下旬となり、普通の人も9連休という奇跡の日並びの年末年始を前に、皆さんいかがお過ごしですか? 僕もおっとり刀でいろいろと旅程の詰めを行っているところです。そんな中、「Mytrip」という格安航空券サイトでヘンなチケットを買ってしまったので、そのことを書いてみます。
年末年始の新幹線
僕は航空券やエアラインに興味があるわけではないので、必要な時にSkyscannerで検索して、一番安いところで買うといった、そんな感じのライトユーザーです。マイルも貯めていませんし、空の修行は老後の楽しみに取ってあります。
さて年末年始ですが、海外に行くわけではなく、国内の話です。搭乗区間は東京から名古屋です。
今年の場合、12月27日から1月5日までののぞみは全部指定席で、去年あったぷらっとこだまも、今年はこの期間、発売されませんでした。
(公式)東海道・山陽新幹線3大ピーク期のぞみ全席指定席のご案内
新幹線に正規料金で乗るのは僕としては面白くなく、名古屋に行く前にセントレアにJALで行って、知多半島で遊ぶことにしました。
それでなんとなくMytripで発券したんです。
Mytripがヘンすぎる
しかし、このMytripは不安感満載の謎サービスでした。お金を払ってもいったい発券されているのかどうかよくわからない感じです。
実際、JALで航空券をWebサイトで確認するには、航空券番号または予約番号が必要ですが、いつまで経ってもそれが記載された書類(例えばeチケット)が送られてこないんですね。
数日経って口コミサイトを見てみると、以下のような2極化。安くて満足、または、安かろう悪かろうと、評価が二分しています。一番多いのは一つ星。これは笑える。
当日に空港で右往左往するのはいやですから、行く前に調べてみました。すると、以下のような事実がわかりました。
国内線ではなく国際線
Mytripで買ったJALの国内線チケットは、JALとしては国際線扱いでした。僕の場合は、ヘルシンキでユーロ決済されていました。僕はこういうのは大丈夫な人なのですが(Trip.comも同じような感じ)、不安になって解決能力がなければ、当日まで不安になるしかありません。
まず、Mytripからは決済時の完了メールしか来ません。Trip.comでは発券時に別のメールが来て一安心、となりますが、Mytripの場合は1通しか来ないので、なんだか不安になります。
安心するための具体的な手順は以下の通りです。
1)Mytripの「マイブッキング」のページで「航空会社の予約の詳細」というセクションを探し、その中の「航空会社参照番号」という6桁の英数字文字列を調べる。
2)JALのサイトに行き、国際線のメニューから「予約管理」の中にある「eチケットお客さま控」のページを開く。そこには便名や名前の入力欄とともに、「予約番号」を入れる欄があるので、今控えた6桁の文字列を入れる。
3)発券されていればJALのサイトでeチケットが表示されます。おめでとうございます。「eチケットお客様控」ボタンを押して、JAL発行の公式控え(PDF)をダウンロードして一安心。
4)JMB会員の人は、eチケットの画面で「お客さま情報更新」を選択し、JMBのお客様番号を入れておくと、JALのWebサイトやアプリで個人とひも付き、ログインしたときに表示されるようになります。これでさらに安心です。
5)ただし僕が買ったチケットの場合、予約クラスが「G」となっていました。このクラスでは座席指定ができません。アプリなどで座席を指定しようとしてもエラーになります。
というわけで、JALで発券されたことが確認できたので、ちゃんと乗れることでしょう。アプリでのチェックインなどの便利機能が使えるかどうかは、また後日、補足したいと思います。
ところで、JALの話なのに、冒頭で羽田第2ターミナルの写真を使うなよ、と思った方はマニアですね。お友だちになりましょう。