梅雨明けの週末。箱根離宮に滞在していたのですが、レストラン利用でちょっと気になったことがあったので書き留めておきます。
今回、中国料理「翆陽」の後半回を予約してありました。箱根離宮の場合、後半回は19時45分からとなっています。15分単位とは結構刻んでいる感じですよね。自分は時間通りに行動していたつもりでしたが、席に案内されて着席したのが19時52分でした。
まずはドリンクを頼んで乾杯。乾杯後にアラカルトで注文をしたのですが、最初に持ってきてもらいたいメニューが蒸し物でした。
「そのメニューは時間がかかるので、順番はこちらで決めてもいいか」とテーブル担当に言われましたが、やはり好みの順番で食べたいと思いました。以前そういうことがありましたが、アラカルトだからといって最初に一気に持ってこられても困りますしね。
その結果、最初の蒸し物が来たのは20時30分を過ぎていました。それに続いて最初に頼んだいくつかのオーダーがタイミングよく届けられて、さぁ宴もたけなわ、というタイミングで、ちょっとびっくりしたことが起きました。
ウェイターが「ラストオーダーです」と言ってきたのです。
時計を見ると、20時50分を過ぎたところでした。いままで意識していませんでしたが、翆陽のラストオーダーは21時と決まっています。スタッフとして少し早いものの誤差の範囲で、当然の行動なのだと思いますが、こちらとしてはまだ食事をしはじめてそれほど時間が経っていない感じだったので、かなり不意を突かれた感じがしました。
アラカルトのよさを生かして、お腹の調子に合わせてお酒を楽しみながらのんびりと食事をする、というのは、後半回の場合はちょっと難しいと思います。というわけで、次回への教訓メモです。
1)アラカルト注文といえども、その場で注文することは避け、配膳順とともに入店前に指示を出しておくべき。エクシブのレストランは優秀なので、アラカルトで構成したメニューを「コースライク」に注文することは十分に可能。
2)その場で注文する場合、座って1時間後にはラストオーダーになってしまうことを心得よ。ラストオーダーから閉店までは1時間あるので、その間に適切な順番に持ってきてもらうように指示すればよい。
3)アラカルトでその場の調子に合わせてゆっくり食事をしたい場合には、前半席にしておくべき。2時間を超えてもさすがに追い出すようなマネはしないだろうから。ただ、翆陽で前半を指定すると、17時というアホみたいな時間に来いと言われるので、それも考えもの(翆陽って3回転させているんですかね?)。
というわけで、街場の店なら当たり前のことも、リゾートホテルというフォーマットの中ではなかなか「普通」に食事をさせてもらえないのは宿命なのでしょう。考えみれば、コース料理というのは提供側ですべてをコントロールできるので、営業効率は抜群なわけです。今は前日までに決めないとコースが限られるので、その傾向は強まっています。
箱根離宮の翆陽はまだアラカルトメニューがけっこう残っているので、良心的だと思います。利用者側で工夫して、今後も楽しく・かしこく利用したいものです。
レストランが使いにくいのなら、いっそのこと
素泊まりにして
マダムスンでもいろり屋にいくという手も。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume4/story/story03.html
エクシブ箱根の場合、ちょっと出れば良い店があるから
レストランも頑張らないとどんどん外に行かれるよ。
かねがね思っていたのですが、エクシブの夕食時間、もう少し融通きかせてもらえないでしょうかね。
17時だと早すぎるし、後半だと、夕食が20時を過ぎてしまい、健康に悪いし。
そもそも、前半、後半と分けて一斉入れ替えにする必要があるのでしょうかねぇ。まあ、ホテル側の都合なのでしょうが、どうせ、予約が原則なのだから、予め、準備はできるはず。
普通のホテル並に、好みの時刻に予約できるようになって欲しいです。
時間指定制は、会員制ホテルである以上やむを得ないのでしょうか。
会員制のホテルとか一般のリゾートホテルでも、2部制にしているところは多いですね。
私はいつも後半の時間帯を予約しますが、たいてい30分くらい早めに「お席のご用意ができました」と連絡が来ますので、夕食前はお部屋にいることにしています。
あと、チェックイン時に「早めにしてほしい」とリクエストしておけば、優先的に連絡してもらえると思います。