リゾーピア箱根がリニューアル休館へ

10日発行の会報誌「MY RESORT」によると、リゾーピア箱根がリニューアルを目的とした長期休館に入る。休館期間は2013年1月6日から4月下旬までと、かなりの長期だ。目的は「一部の客室と温泉大浴場の改修工事」とされている。このホテルで、もっとも不満の多かったと思われる大浴場に、ついに手が入ることになるのは朗報だ。

リゾーピア箱根の大浴場は、写真でもわかるとおり2つの浴槽からなっており、2つの種類の異なる温泉を楽しめるのが特長だ。単純硫黄泉の「強羅温泉」と硫酸塩泉の「早雲山温泉」の2種類で、前者は加水して掛け流し(循環・ろ過なし)で、後者は加温のうえ循環ろ過装置を通じて供給されている。

ここを訪れた誰もが口にするのは「露天風呂はないのか」ということだろう。また写真でも見てもわかるのだが、非常に暗いお風呂で、なんというかリゾート感に欠けるのである。

新たに露天風呂を作るほどの空きスペースはこのホテルにはないので、この既存の浴場を改装して、少しでも開放感・清潔感のあるいまどきの「スパ」として刷新する、というのが今回のリニューアルの最大の目的なのだろう。もちろんこれは僕の妄想に過ぎないので、はずれたら悪しからず。

もう一点の客室の改装については、正直よくわからない。可能性としては、他の施設でも以前あったように2部屋をつぶして1部屋にした大型ルームを増やす、ということかもしれない。

大型ルームについてはルームチャージ制を導入したことで料金を上げることが既にできているから、収益アップにもつながるため、会社が取り組む理由はありそうだ。また、近くの箱根離宮との連携を取る必要性から(いや、そんな必要性があるのかは知りませんよ。妄想ですから)、離宮風味の新ルームを作る、ということも考えられるかもしれない。

ただ、リゾーピア箱根は熱海と違って稼働率は高そうだし、一般客の利用も受け入れていることから、部屋数を減らすことには疑問符も付く。ともあれ、ゴールデンウィーク以降のリニューアル再開業を楽しみにしよう。

ところで、ネット予約を見れば、まだ何も予定されていないかのように、普通に予約を受け付けている。ゴールデンウィークもまだ全部「○」の表示だったので、もしかするとチャンスかもしれませんよ。

11 comments

  1. 早速、箱根にゴールデンウィークの予約を入れました。4月中は予約は受け付けられないとのことでしたので、5月にしましたが、その直後にワンダーネットでは予約できなくなっていました。
    改装の内容は、リゾートボーイさんの予想通り、浴室とB館の客室の改装とラージルームの増設だそうです。A館は変更しないようです。箱根離宮はよく行くのですが、リゾーピアは初めてなので楽しみにしています。いつも貴重な情報ありがとうございます。

  2. 箱根離宮に行った際に立ち寄りましたが、全体に暗い印象でした。改装するなら一度泊まってみたいですね。浴衣で闊歩できるのも風情があっていいかもしれません。

  3. 知り合いが、リゾーピア箱根のリニューアルに携わる仕事をしているようで、どうやら露天風呂を新たに作る、との情報を先週入手しましたよ。
    若干問題があるようですが、無事に露天風呂が出来るのが今から楽しみです。

  4. リゾーピアやサンメンバーズがトラスティと同じ一般ホテル化するのに伴うリニューアル化ですねえ。
    第一弾として行われたリゾーピア別府はリニューアル化された部屋は一部にとどまり、ホテルとしての
    魅力アップにはさほど貢献したとはいえないところが難点です。

    ほかにもサンメン京都で一部フロアがリニューアル化されていたようです。
    http://album.e-asre.com/sun/saga07.shtml

  5. resortboyさん、皆さま、こんにちは。
    Yukaさん、リゾーピア箱根に露天風呂増設ですか^^?
    実に、喜ばしいですね~。
    我がホームグランド(熱海)は、物理的にも(現実的にも?)
    屋上への露天風呂増設は不可能でしょうね。。。

    リゾーピア別府は2011年6月1日~7月14日にかけての改装工事で和モダンルームが6室誕生しました。
    それに伴い客室総数が 60室 ⇒ 57室と減少しています。
    じゃらんやtrustyのホームページを見ると、RT社の所有部屋がリニューアルの対象になっているようですね。
    和モダンシリーズは禁煙ルームにもなっているようなので、喜ばしいです。
    リゾーピア箱根も新規会員権(年間会員)としての販売もありそうですね。

    http://www.jalan.net/uw/uwp3400/uww3401.do?screenId=UWW3101&yadNo=337995&maxPrice=999999&rootCd=7701&minPrice=0&stayYear=&stayMonth=&stayDay=&dateUndecided=1&callbackHistFlg=1&roomCount=1&roomCrack=000000#cate2

    http://www.trusty.jp/resorpia/beppu/wp-content/uploads/2011/06/497b5eef5da086c7560629d812ff93d0.pdf

    じゃらんを見てて思ったのですが、リゾーピア熱海にも禁煙ルームがあったんですね(笑)

  6. 9月半ば頃でしたか、たしか鳥羽別邸の話題に乗じて、たまたま耳に入った改装計画の情報に触れさせて頂きましたが、いよいよ正式に発表されたのですね。リゾーピア箱根は私にとってエクシブライフの原点です。ずいぶん昔、開業して間もなくの頃に早々とサンメン会員になった友人に連れられ、何度となく訪れた思い出の施設でした。

    時を経て私のエクシブ病が重症化した後も、ここだけは特別な場所であり続けています。とはいえ、さすがに次々と誕生した新しい施設の充実した設備を幾度も体験してしまった身としては、いささか古びた部屋や浴場に物足りなさを感じざるを得ず、とりわけ大分のリニューアルを知った後は、いつか近いうちに箱根も!と期待していたのでした。

    リゾーピア箱根が誇る2種類の温泉は箱根離宮より好きな泉質だけに、眺めは期待できずとも露天風呂の新設と浴室内のリニューアルは実に楽しみです。また宮城野の眺望が心地良いB館に新しい部屋ができるとすれば、それもまた期待が大いに膨らみます。エクシブオーナーになった後も、わが故郷のような気持ちで大事にしてきたサンメン会員の一人として、今回の改装計画はとても嬉しいニュースです。

  7. 皆さんこんにちは。

    yumeさん、Yukaさんに続報を入れていただいて、僕のただの妄想がきちんとした情報になりました。ありがとうございます。楽しみになってきました。

    泉質について、僕もbenさんのご意見に同感です。露天になったら相当人気化しそうですね。

  8. 昨日届いた「MY RESORT」1月号(Vol.85)に、リゾーピア箱根の改装に関する写真付きの記事が掲載されていますね。4月25日(木)にリニューアルオープンだそうです。

    驚いたのは、B館の全客室が大小の和モダンにデザインが改装されることです。リゾーピア別府のように数部屋ほどの規模かと思っていましたが、予想外の大改装だったんですね。A館より少し便が悪いB館でしたが、これで利用価値が大きく高まるのではないでしょうか。他にもロビーを改装したり、レストランに個室を充実させたり、トリートメントサロンを新設したりと、ずいぶん大掛かりな改装になったようです。

    スパ施設についても、写真で見るかぎりは予想を上回る雰囲気です。これまでより明るくなり、洗い場も個別のブースに変身しています。写真ではでは分かりにくいですが、露天風呂も庭園風呂のような様子が窺えます。全容が不明ですので推測ですが、良質な2種類の泉質を持った内風呂の浴槽が一つになったようで、だとすれば露天と内風呂とで泉質が違うのかも知れません。とりあえずは、毎年余り気味のサンメンバーズチケットを使いたくなる雰囲気が感じられて何よりです。

  9. >毎年余り気味のサンメンバーズチケットを使いたくなる雰囲気が感じられて何よりです。
    サンメンの改修は、既存会員のためというより、サンメンホテルのトラスティ化、すなわち一般客に向けての魅力アップ目的
    という意味だと思いますけど。
    改装されたリゾーピア別府やサンメンバーズ鹿児島などのチケットがポンパレなどでよく出ています。
    これらは会員が通常の方法で予約利用するより安いというおまけ付きです。
    http://ponpare.jp/hotel/saga/saga/0058946/
    http://ponpare.jp/hotel/hokkaido/sapporo/0033777/

  10. benさん、くちびる先生、こんばんは。MY RESORTの記事はなかなか大きく出ていましたね。僕も思わず裏ブログにCG画像を引用してしまったくらい、インパクトがありました。

    くちびる先生のご指摘は鋭いですね。リゾートトラストが一般客と会員とのバランスをうまくとってくれればいいなぁと思いますけれども、そこはお祈りするしかない、っていう気もしています。

  11. kuchibirusenseiさん、こんばんは。

    >サンメンの改修は、既存会員のためというより、サンメンホテルのトラスティ化 ….

    いやぁ、リゾトラの目的や狙いなど私にはどうでもいいんですよ。エクシブオーナーになって久しい今でも、サンメン会員出身者としては故郷みたいなものですからねぇ。とくにリゾーピア箱根には思い出がたくさん詰まっていますから、こうして欲しかった露天風呂もできて、部屋もリニューアルされて、訪れたい気持ちが久々に蘇るのは嬉しいものなのです。

    とはいっても、すぐそばに離宮はあるし、翡翠や明神平にも時々泊まりたくなるし、箱根以外にも多くのエクシブがある中で、そうそうリゾーピアばかりに泊まってもいられないんですけどね。それでも私にとってはリゾートライフの原点ですからね。年に1~2回は利用していますが、これからはもう少し足を運べそうです。もちろん会員として。

    実は私、ネットの格安チケットには全然興味がないんです。たしかに会員料金より安いというのは、会員制という大前提を揺るがす問題かもしれませんが、まぁそれは時代の流れで仕方ありません。それで施設が維持できているんでしょうし、私も今は以前ほどサンメンに貢献していませんので、営繕費の請求が来ないだけでも有難いと思っているぐらいです。

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