エクシブ浜名湖と浜松餃子

久しぶりにエクシブ浜名湖に滞在したので、地元グルメ「浜松餃子」を楽しんできました。エクシブ浜名湖のある静岡県浜松市は、栃木県宇都宮市と並んで餃子消費量日本一を競う「餃子推し」のまちなんです。

地元のスーパー「遠鉄ストア」を訪れると、大きな餃子コーナーに名店の位置を示した餃子マップがディスプレイされ、ここが餃子のまちであることを認識させられます。

ですが「エクシブ浜名湖に宿泊して浜松餃子を楽しむ」というのは、結構難しい気がします。エクシブは街から離れた場所にありますし、エクシブ内で餃子のちらしなんて置いてありませんから（コンシェルジュに頼むと出してくれるのかな？）。

というわけで、まず参考書です。シンガーソングライターの玉城ちはるさんが出しているこんな本があります（レビュー19件で5つ星中4.9という、異例の高評価を得ている書籍です）。

餃子女子 No Gyoza, No Life !

この本で紹介されている浜松餃子のお店は3つ。「餃子の砂子」「ぎょうざのカネ蔵」「石松餃子」です。

今回はこの中から、カネ蔵と石松に行ってきましたので、具体的に紹介します。

まずはカネ蔵です。このお店は、浜松餃子の有名店としてもっとも西側に位置するお店で、エクシブからも近く、気軽に行ける距離です。

駐車場もありますのでクルマで行ってOKです。

お店は持ち帰りとイートインが半々という感じの作りで、店内にはカウンターが7席あります。

営業時間は夜7時までと長く、ラストオーダーは夜6時30分なので、軽い夕食としても使えると思いますが、僕が訪れたときにはすでにごはんが売り切れでした。

メニューはこちらのとおり。こちらのお店はいろいろな種類の餃子が楽しめるのが特長ですが、個人的には基本のポーク餃子以外はあまりピンと来なかったかな、という印象です。

餃子は小さめの一口サイズで食べやすい大きさです。

浜松餃子の特長としてゆでもやしが添えられるというものがあるのですが、やはり夜ということでもやしも切れており、そのかわり1皿（8個）につき1個ずつ増量してくれました。お値段は8個で400円です。

ぎょうざのカネ藏
静岡県浜松市西区雄踏町宇布見6030
0120-17-2355
（公式）浜松市　ぎょうざ | 浜松市西区でぎょうざのお店を構え、通販でも購入できるカネ蔵

続いて石松です。

こちらのお店は浜松餃子の元祖をうたっています。浜松市内に3店舗あり（本店、新東名店、浜松駅店）、本当は本店に行きたいところですがエクシブからはかなり遠くて不便なので、新東名店に行きました。

エクシブからは最寄りの浜松西インターからではなく、もう少し北上して浜松いなさインターから乗り、新東名に入って東京に向かう途中の浜松サービスエリア（上り線）内のフードコートにあります。このサービスエリアは一般道からも入場することができます（高速道路の通行料はかかりません）。

石松餃子は通常サイズで、お値段は10個で600円。

浜松餃子というと冒頭の写真のように円形の仕上がりがイメージされますが、円形にしてくれるのは時間限定のようでした。手間がかかるんでしょうか。餃子のうしろにはもやしもちゃんとあります。

石松　新東名店
静岡県浜松市浜北区大平36
新東名高速道路　NEOPASA浜松上り内フードコート
053-582-1102
（公式）浜松餃子の石松餃子

最後に、浜松餃子を味わった自分の印象を書いておきます。

身も蓋もないことを言うと、自分はあまり浜松餃子は好みではありませんでした。浜松餃子の特長は、キャベツがたっぷり使われていて、皮は薄く、たくさん食べられる軽い仕上がりであることです。自分の好みはむしろ、肉多めの食べがいのある餃子にビールを合わせる、といったイメージなので、わざわざ苦労をしてまでメジャー店に行く気はしません。

ですが、この記事で紹介した2つのお店は、エクシブから近かったり、東京への帰りに高速上で立ち寄れたりと気軽に訪れられる立地ですから、紋切り型になりがちなエクシブ浜名湖での滞在にスパイスを添える面白い体験になると思います。話のネタにぜひ訪れてみてください。