歴史的転換点ふたたび

一般に、東急ハーヴェストクラブがエクシブやベイコート倶楽部よりも高級だ、という概念は、過去に一度もなかったと思います。しかし、時代は変わりました。このほど募集が開始された「東急ハーヴェストクラブVIALA箱根湖悠」の「開業記念会員募集」の価格は3,006万円となりました。

現代のリゾート会員権の主成分は自己満足です。ですから単純に、その満足度は投じた金額で決します。いい悪いは別にして。

リゾートトラストの最新会員権「サンクチュアリコート八ヶ岳」(以下SAC八ヶ岳)の最高ランク、ロイヤルスイートの年間10泊タイプは2,156万円です。

もちろん、箱根湖悠は権利30泊、いま比べたSAC八ヶ岳は10泊です。しかし現実問題として、今、最も高額なリゾート会員権に東急ハーヴェストクラブが躍り出た、という見方もできるのではないでしょうか。

もちろんリセールバリューの議論もあります。自己満だとすれば、比較するようなものではないかもしれません。いろいろな解釈があるかとは思いますが、個人的には、時代の変わり目を目撃した感じがしました。

これもまた、激動の2024年らしい出来事です。

今年、僕のリゾート会員権(ガラ権)に関する研究は、読者の皆さまのおかげでとても成果がありました。特に、その「終わり方」に関する議論については、過去のあらゆる先行事例を頭に入れて、どんなときに何が起こるのか、スッキリとお話できるようになったと思います。

zukisansuさんとともにやっている、いわゆる「ガラ権連載」も、今週末の公開で中締めです。いま取り組んでいる「アクシオン」の物語には、ガラ権というものの成功と末路が凝縮されています。ぜひ、目をそむけないでご覧いただきたいと思います。

究極のガラ権、実録アクシオン物語 – 会津高原編

この会津の巻も凄いですが、次回のグランドフィナーレは、皆さんをさらにドン引きさせることでしょう。どうぞご期待ください。

さて、KASAの会の最後の勉強会のお席が数少なくなっています。ガラ権の終わりについてきちんと理解したい方は、最後の機会ですのでどうぞご参加ください。ご参加にはFANBOXへのご加入が必要です。ご質問があればコメント欄にどうぞ。

そんな折、古くからの読者の方からお手紙をいただきました。僕のブログを久しぶりに熟読されて、結果、以下の会員権をお買いになったそうです。

東急ハーヴェストクラブRESERVE飛騨高山|東急不動産の会員制リゾートホテル

さすが、この読者の方はよくわかっていますね。ガラ権は気分が第一。上記会員権は10年の有期(すでにあと9年)契約で、預託金制のすっきりタイプです。例えば、黄金の60代を過ごすぞ、70を過ぎてガラ権の始末に悩むのはイヤ、という方には(むしろそれが普通かと)、最適解の1つだと思います。

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