金浦空港から仁川空港までは地下鉄で移動することにしました。対抗馬はリムジンバスです。日本の感覚だとバスは時間が読めないと考えられがちですが、金浦 – 仁川間はすべて高速道路を通るので所要時間はあまり変わりません(地下鉄34分、リムジンバス40分)。
空港から直接移動するなら、地下鉄の駅まで行かなくていい分、リムジンバスの方がずっとスムーズだと思います。
大きく異なるのは価格です。大韓航空のKALリムジンだと大人7,500ウォン(約822円)で、地下鉄だと3,650ウォン(約400円)と、倍ほど違います。というわけで迷わず地下鉄を選択です。
駅に着いたら、まずはきっぷを買いましょう。
当然のようにハングル表記ですが、ちゃんと「日本語」のボタンがあり、全部日本語の案内付きで買えますから何の問題もありません。
きっぷはチャージ式のカードになっていて、ツーリストの場合「1回用交通カード」というのをデポジットを支払って入手して、そこにきっぷを登録する、という形になります。
こう書くと難しいようですが、販売機の案内に従えば簡単です。こうして2人分の料金7,300ウォンに1回用交通カードの保証金1,000ウォン(1人500ウォン×2)、合計8,300ウォンを支払いました。
改札は日本と似ていてタッチ式の自動改札です。
ホームにはフルスクリーンタイプのホームドアが付いており、これまた日本の地下鉄にそっくりです。
乗車する路線は空港鉄道「A’REX(エーレックス)」と言います。反対向きに乗らないように、念のため方向を確認しておきましょう。
金浦から仁川行きの次の駅は「桂陽(ケヤン)」です。逆向き(ソウル方面)の次の駅が「デジタルメディアシティ」です。
乗り込むと、これまた日本の地下鉄と雰囲気がそっくりで違和感がありません。
日本語表示や日本語アナウンスまであります。違うところと言えば、中吊り広告がないことくらいでしょうか?
こうして無事に仁川国際空港駅に到着しました。終点ですから間違えようがありません。改札を出たら、1回用交通カードの回収機でデポジットの500ウォンの払い戻しを受けましょう。
世界的に評価の高いインチョン空港ですが、地下鉄の駅からして結構カッコイイですね。
予定通り、早めに着きました。搭乗まで、また空港で遊ぶことにしましょう。
東京の山手線でも、今年の秋から、中吊り広告なしの新車両が走り始めるようですが、
たぶん、地下鉄も含め、順次、そうなっていくのでしょう。
サラリーマン時代、通勤時間が長く、情報誌・週刊誌・大衆紙の中吊り広告は、
ずいぶん、楽しんだ?(ラッシュで身動きできないから、それを眺めるくらいしかやることがなかった)ものでしたので、
なんとなく寂しく感じている、オッサンです(笑)。
韓国地下鉄は、デザイン良いですね。窓が大きく、スッキリしたインテリアデザインです。
それに対して、もう試運転している(私は、まだ見てないですが)、山手線新車両のデザインは、
見た人から「??」との評価のようですね(爆)
http://www.huffingtonpost.jp/hogan-kishida/jre235_b_7002262.html