砂の補充工事が行われたカイルア・ビーチ

カイルア滞在1日目は買い物だけで時間が過ぎてしまい、ビーチで過ごすことはできませんでしたが、ビーチにすぐのところに家を借りているわけですから、ちょっとした空き時間があれば気軽にあの美しい砂浜を尋ねることができます。

初日の買い物帰り、海水浴客が去った後の静かなビーチを訪ねてみました。こうした薄暮の時間に来られるのは、現地滞在の特権です。やはり別荘でも借りているのでしょうか。楽しげに話しながら波打ち際を散歩するカップルの姿が見られました。

しかし、以前も来たことのあるビーチなんですが、なんだか雰囲気が違うな、と思い、その日は別荘へと戻りました。

明けてカイルア2日目。朝からビーチに出動です。ワイキキのコンドミニアムで譲ってもらったビーチチェアや、別荘の備品のブギーボードなどを持って繰り出します。

昼間のビーチは午前中の早い時間からにぎわっています。この日は日本人ではないアジア系の観光客が目立っていました。

前日に感じた違和感は、ビーチに降りてみてわかりました。ビーチに砂が補充されて、かなり砂浜が広くなっているのです。

人口浜であるワイキキビーチが大規模な補修工事を行って砂浜を広げたことは有名ですが、ここ数年、カイルアでも同様の工事が行われています。僕が訪れたのは、以下の記事で報道された工事の後でした。2014年にも同様の工事が再度行われています。

Kailua Beach sand replenishment begins | More Local News – KITV Home

オアフ島きってのメジャービーチとなったカイルアでは、こうした砂浜の補修に加えて、商用車をビーチに乗り入れさせないなどの対策を打って、環境の変化を少しでも抑えようとしています。

そんな中でもカヤックツアーは相変わらずの人気で、数えきれないほどのカヤックが沖に出ていました。

1 comment

  1. >オアフ島きってのメジャービーチとなったカイルアでは、こうした砂浜の補修に加えて、
    >商用車をビーチに乗り入れさせないなどの対策を打って、環境の変化を少しでも抑えようとしています。

    ハワイのちょっと不思議なところは、ワイキキやカイルアには砂を運んで自然のビーチではなくなっているのに、
    ちょっと前のオアフとネイバーを結ぶ計画だったスーパーフェリーは環境保護団体の強烈な抗議があり、
    破産してしまったりするところですよね。

    こういったところが日本人にはかなり理解しずらい点でもあります。ハワイは観光しに行くところであって、
    日本人が生活したり事業を興したりするには、あまりいい場所ではないのかもしれません。

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