オフシーズンのノースショアの旅。最後に訪れるのは、ワイメアベイ・ビーチパーク(Waimea Bay Beach Park)です。この日は、ウミガメ鑑賞のラニアケア、磯遊びのププケアと来て、これぞビーチ、という場所に行っていませんので、ノースきってのメジャービーチのこちらで締めます。
場所は前回紹介のププケア・ビーチのすぐ南側です。ハワイ語で「赤い水」という意味のワイメア川の河口にできた大きな入り江で、ビッグウェイブの来るサーフィンスポットとして知られています。
ワイメアベイ ビーチ公園 口コミ・写真・地図・情報 – トリップアドバイザー
行ってみると「ここは砂丘か!」というくらい、広大な砂浜が迎えてくれます。
それほど波もなく、普通に海に入っている人たちがたくさんいます。なんだ、はじめからここに来ればよかったじゃん、という気もしなくもありません(オフシーズンとはいえ、4月ですからこんなものですかね)。
広々としたビーチで、オフシーズンでもちゃんとライフガードがいますから、安心して利用できます。
しかし、ビーチの規模の割には駐車場はそれほど広いわけではないので、5~10月くらいのオンシーズンならいく時間に気をつけたいですね。
ところで、ここワイメアベイには、伝説のライフガードがいます。1970年代、波の高いノースショアで何人もの人命を救って名声を得たエディ・アイカウ(Eddie Aikau)です。ちょうど、彼の名を冠したサーフィン大会「The Quiksilver in Memory of Eddie Aikau」が現在(12月4日の午後3時~、日本時間:12月5日午前10時~)開催中です。
ただしこの大会、20フィート(約6メートル)以上の波が来た時だけコンテストが開催されるので、今年は30回目ですがこれまでにその条件を満たして開かれたのは8回だけという、伝説的な大会となっています。
もう1つ、ワイメアベイというと、「飛び込み岩」がとても有名です。Googleの画像検索で調べてみるとこんな感じで、猫も杓子も飛び込んでいるビーチ、というイメージが僕にはあります。
僕が行った時には飛び込んでいる人は見かけませんでした。ひとつ上の写真の手前の大きな岩が、その飛び込み岩です。公式にはこちらの写真のようになっております。
関係ありませんが、1999年夏のポカリスエットのCFで、後藤理沙が飛び込んでいるのはワイメア、ではありません。サイパン近くのテニアン島です。