コンラッド東京の立地を見てみる

2017年のお正月休みは、東京の汐留にある「コンラッド東京」に滞在しました。新年一発目の記事で使ったベイエリアの夜景は、コンラッドのお部屋から撮影したものでした。東京ベイコート倶楽部のあるお台場エリアを「都市型リゾート」の本命として注目しているわけですが、ちょうどその反対側というわけです。

滞在記に進む前に、まずはコンラッド東京の立地についてまとめてみたいと思います。

というのも、ヒルトン系のホテルは前日にスマホのアプリからチェックインができるため、ぼやばやしているといい選択肢がなくなってしまう(他のゲストが先にいい条件のお部屋にチェックインしてしまう)という話もあり、主にお部屋からの眺望チェックを目的に、チェックイン前に立地について把握しておく必要があるからなんですね。

コンラッド東京は板のような薄べったい形をしています。外から見るとこんな感じで、お部屋からの景色は、海側と街側に完全に分かれています。

このビルは「東京汐留ビルディング」という森トラストと住友不動産が所有する複合ビルで、ホテルは28階から37階にあります。脱線しますが、このホテルはもともとスターウッドの「セントレジス」として開業する予定だったのですが、紆余曲折を経てヒルトン系の「コンラッド」ブランドとして開業しています。その時の報道発表資料がこれです。

話を戻して、ホテル提供の地図で平面的に見てみましょう。

ホテルは浜離宮恩賜庭園に面して建っており、その向こうは東京湾です。反対側は汐留のビル群です。これをGoogle Mapの3D地図機能で見てみるとこうなります。

海側は眺望が抜けていて、街側はかなりオフィス街風味ですね。お部屋からの景観は相当に異なることが予想されます。

実際のところ、シティビューとベイビューでは予約カテゴリーも違いますし、値段もそれなりに違います。こちらの写真は28階にあるレストランからの眺望です。

浜離宮のおかげでなかなかにリゾート感があり、都市型リゾートとして申し分ないという気がします。

シティビューではどうでしょうか。こちらは最上階37階のラウンジです。最上階でも目の前にビルが迫り、圧迫感があります。

というわけで、リゾート感を求める自分としては、滞在するならベイビューしか考えられないわけですが、悩ましいのはラウンジアクセスのことです。ラウンジが使えるエグゼクティブルームにアップグレードできるとなれば、花より団子というわけで、シティビューでもやむなし、という選択もあるでしょう。

滞在当日は電車で行きましたので、汐留駅から地下道を通ってコンラッドを目指します。この時点でリゾート感は皆無です。

冒頭の写真は1階の入口。ここを入ると彫刻の飾られたホールがあります。

エレベーターに乗って28階のホテルフロントに向かいました。

4 comments

  1. コンラッド東京は、湾岸ミッドナイトというレースゲームの
    C1内回り、汐留ランプスタート地点に出てくるので、
    海外でもよく知られているよ。

    首都高からの眺めの方が有名なホテルかもね。

  2. ちょうど来月コンラッド宿泊を検討中でしたので、この記事の続きが楽しみです♪アンダーズにするか悩み中ですが( ̄▽ ̄;)

  3. 某クレジットカード会社から無料券もらって数年間に利用しました。
    朝飯付きで、お得といえばお得だったのですが、
    「バレットパーキング代」が5000円かかってなんかなーって感じでした。
    駐車は自力を強くお勧めします。
    アヒルちゃんを忘れてきたのも気がかりで、そのうちリベンジしたいと思います。
    最近ヒルトンのタダ券は来るもののコンラッドは来ないので、リベンジは自腹だなぁ。

  4. 20年くらい前に、まだ出来て間もない(ブランドも確立してなかった)、コンラッド・センテニアル・シンガポールを利用しました。

    自分としては、その時までに利用したどのホテルよりも快適だった(ハードも、ソフトも)ので、印象が最高、しっかり記憶に残り、シンガポールはもちろん、他の場所でもコンラッドを利用したいと思いつつ、できないまま今日に至っています。
    アヒルちゃん(東京のは白のようですが?、シンガポールでは黄色でした)は、ちゃんと持ち帰り後生大事にとしばらく取っていましたが、元々風呂用品なので保存に耐えず、泣く泣く?処分しました。

    アメリカ系の大手ホテルチェーンの名前の付け方は面白いですね。創業者苗字のヒルトンが一般ブランドで、名前のコンラッドが上級ブランド、他に、苗字のマリオットが一般ブランドで、名前のイニシャルを付けたJWマリオットが上級ブランド。トランプ氏も、ホテルを自分の名前でやってますね。日本で言えば、星野かもしれないけど、こういうネーミングが成功の秘訣でしょうか?

    記事にある通り、このコンラッド東京は紆余曲折、セントレジスに代わって開業しましたが、この夏の大阪も紆余曲折、リーガに代わっての開業となるようで、揉め事解決に手腕があるのでしょうか?
    なお、高級路線の一方のJWマリオットは、日本に進出すると言いながらこれまで縁がありませんでしたが、ようやく2020年までに、奈良でデビューのようです。ただ、この誘致主も、汐留のセントレジスを企画した森トラストなので、今後、紆余曲折、コンラッド登場となるかも?(妄想、妄想)

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