香港国際空港にある香港航空のラウンジ「Club Autus」を紹介します。場所はLCCなどの利用が多いミッドフィールド・コンコースで、香港航空がこの空港に持つ2つ目のラウンジとなります。もう1つの「Club Bauhinia」については以下の記事で紹介していますので、よかったら見てください。
香港国際空港ラウンジ「Club Bauhinia」 | resortboy's blog – ホテルの会員制度を楽しむサイト
このClub Bauhiniaに比べると、Club Autusは非常に広くて開放的です。その反面、空間としてコンコースそのものと一体となったような作りになっているので、高級感や重厚感はありません。
空港ラウンジというと、何かこう、秘密の場所に来てやったぜ、みたいな優越感・高揚感があるものですが、ここにはそういう雰囲気はないのです。価値観としてはフードコートとあまり変わらないというか。
でも、広くて開放的で居心地はいいし、なにしろフードが充実しています。ブッフェ台の長さが20メートルもあるんですから。
内部はいくつかの違ったコンセプトで空間が構成されていて、ビジネス向けのゾーン、ファミリー向けゾーン、展望ゾーン、それから休憩ゾーンといった具合です。
長時間いても過ごしやすい雰囲気の場所だと思います。授乳室やシャワーもあります。
さて、このラウンジのハイライト、香港の食文化を20メートルに及ぶカウンターで表現したブッフェについて少し紹介します。
一番エントランス側がバーになっていて、いろいろなカクテルを作ってもらえます。
続いてドリンクバー、サンドウィッチやサラダ、ホットフード、といった一般的な(といっても、けっこうローカル色があって楽しい)エリアが続いて、一番最後に各種の麺類や焼き立てのエッグパフを作ってもらえるヌードルバーがあります。
これはちょっと食べずにはいられないでしょ。糖質制限とか言っている場合じゃないです。マカオ名物エッグタルトも添えちゃったりして。
ビジネスクラス搭乗の前なので、そんなに食べるわけにもいかなかったのですが、やはりそれなりにつまんでしまいました。
テールスープとビール。
酢豚にローカルっぽい点心を添えて。
ここが利用できるのは、香港航空または提携のとんでもなくマイナーな航空会社の、ビジネスクラス利用客およびエリートステイタス会員です。
ですが、このラウンジは香港航空便を使っていれば、有料(ラウンジクーポンの購入)で利用することもできるのです。
(公式)香港航空VIPラウンジ
トランジットの場合はHKD250(3500円くらい)、出発便の場合はHKD350(5000円くらい)なので、普通にホテルブッフェと考えても割に合う金額だと思います。だから香港航空便のフリーなパッケージツアーとかあれば、組み合わせてみる手もあるんじゃないかなぁ。
さてここで、エアラインのビジネスクラスに関連して告知です。畏友、funasanこと舟橋栄二さんの新刊が出ました。
夢の国際線ファーストクラスの旅・ビジネスクラスの旅:何とかして格安でビジネスクラスに乗ろう!欧米編 第2弾
ビジネスクラス搭乗の裏技本かと思いきや、funasanの人生そのものを下敷きにした、皆さんの人生の羅針盤ともなりうる深みのある内容となっています。中身とテイストは違えど、裏技の紹介のようなふりをして、実はもっと本質的なメッセージを伝えているというところが、僕とfunasanの共通点であると思います。
あなたの人生も変わるかもしれません。ぜひご一読ください。
ご質問させてください。クレカではなくVISAのデビットカードしかなく、LCCの乗り換え時間が11時間ほど。3500円で時間制限とかはないのでしょうか。仮眠やシャワーは別料金で消化。システムがよくわからなくて、、済みません。よろしくご教示ください。深夜にバンクーバーに向かう予定です。
ようこさん、コメントありがとうございます。申し訳ないのですが、現在の状況はご自身でご確認いただくほかありません。
以下の公式ページによれば、閉鎖中とのことですが…。
Lounge