別れは努力

僕はリゾートトラストと3つの会員権で契約していて、そのうち1つはサンメンとエクシブが合体した「バージョン」タイプのエクシブなので、実質的に4つ持っていることになる。エクシブをヘビーに利用するようになって10年余りが過ぎたが、その間に子どもたちは大きく成長し、ジジババは老化した。僕のクルマは3世代が乗れる8人乗りのミニバンだが、そうやって3世代で旅をする機会は年に1度くらいに減っている。

「年間××万円の年会費は、自分にとってはそう痛い金額ではない。だからこのまま会員権はキープしておこう」

なんとなく、そんな風に考えていたある日、以下の記事がネット上で評判になっているのを耳にした。

出逢いは運、別れは努力: 宋文洲のメルマガの読者広場

記事から引用しよう。

出逢いが先にあって別れが後にあると思う方が多いと思いますが、真実は逆なのです。良い別れがあってこそ、良い出逢いが可能です。

なるほど、と思わされた。

今年知り合ったリゾート仲間は、エクシブというよりむしろ、マリオットやヒルトンに代表される世界的なホテルチェーンのロイヤルティ・プログラムの活用に精を出していた。またその延長で、航空会社のフリークエント・フライヤー・プログラムにおける「わらしべ長者」的な楽しみや、果ては「JGC修行」に代表される、手段と目的の倒錯した異様な世界についても知ることとなった。

エクシブの心地よいぬるま湯に浸かっているばかりでは、こうした「わけがわからないが楽しそうな違う世界」には行けないのだろうな、と気付かされたのである。

実際に会員権を手放すとなると、売却損が実現してかなりの金額になる。それも現状維持(という名の思考停止)を促していた1つの理由でもあったけれど、先の記事にあるように「水が入っている茶碗でお茶は飲めない」という事実も認めなければならない。

さて、3つのうちのどれから手放すのか。やはりこのブログを通じて知り合った方に相談してみると、以下のようなアドバイスをもらった。

「シンプルに、利用実績の少ない会員権から手放されるのがよいのではないでしょうか」

こうして具体的な行動に移りつつあるわけだが、実際のところ、エクシブを手放すのは自分にとってはかなりのヤマであり、まさに「別れは努力」の心境である。

【お詫びとお願い】
10月くらいから多忙となってしまってなかなか時間がとれず、いただいたコメントへのお返事などができておりませんで、大変申し訳ありません。店主不在のバーのようなものですが、常連の皆さま方におかれましては、しばらくの間、ぜひとも「勝手に盛り上がって」いただけますよう、お願い申し上げます。

店主としましては、新しい記事をアップすることで「なんとか店を開け続ける」ということを優先しております。みなさまのご理解をいただけましたらば幸いです。

というわけで、明日からエクシブ逗留ですが、年内にもう1本くらい何か書きたいですね。って言っていて書けないとアレなので、先に言っておきます。

みなさま、今年もお世話になりました。よいお年をお迎えください。

9 comments

  1. はじめまして、こんにちは。
    私の最近の 「出逢いは運」 とは、こちらの 「resortboy’s blog」 に出逢えたことです。

    2ヶ月前、2年間で20泊ほどしか利用出来なかったあるリゾート会員権を経済的な事情で手離すことになりとても悲しかったとき、藁にもすがる気持ちで「リゾート」という言葉をPC検索して寂しさを紛らわせておりました。

    運よくresortboyさんのブログで、エクシブやサンメンバーズなどいろいろな会員権があり自分の身の丈に合った予算でも「温泉・自然の風景・露天風呂」を楽しむことは可能であると教えて頂いたとき、つまり自分の選択肢が広がったとき、あの悲しかった某会員権との別れは自分の視野を広げるためだったんだなあと思いました。

    Resortboyさん、そしてこちらのブログでたくさんの素晴らしい情報を教えてくださったみなさま、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

  2. 私はエクシブラージと、昨年逗子マリーナフェニックスの会員になりました。
    エクシブのレストランの改革が望ましいです。
    逗子は楽しみ方が色々有、食事処も色々あって暫く楽しめそうです。
    たまにエクシブで豪華に楽しむというスタイルが気に入ってます。
    娘たちは小学生2名連れの家族で利用しますが食事でいつも悩んでます。
    プランだと子供は人数に入れないから差額の追加があるし、
    バイキングばかりだとつまらないし。
    満足な会員権は難しいです。

  3. リゾートクラブ会員権との別れ

    私はかって様々なリゾートクラブに魅了され、会員権のハンティングをしました。その結果、国内リゾート4、海外リゾート1という豪華な顔ぶれになりました。

    以来10数年、国内・海外のリゾートクラブを十分楽しんできました。しかし、結局、(買い過ぎて)自分の権利を使いきれません。使わないのなら売ればいいのですが、未練があって(売却損もあり)簡単に別れられません。そうやって1年1年たってしまいました。

    そこで、意を決して昨年国内リゾートを2つ売却しました。海外リゾートは「年会費なし、10年間有効」の特殊会員権で来年期限切れになります。自然消滅です。残された会員権は「エクシブ」と「セラヴィリゾート」のみになりました。これですっきりして、まさにメタボ解消です。

    身軽になれば新しい楽しみも増えてきます。先のリゾートボーイさんの引用「良い別れがあってこそ、良い出逢いが可能です」を体験してます。
    宣伝になって恐縮ですが、私のホームページには今までリゾートクラブ体験記が載っています。興味のある方はご覧下さい。
    http://www.e-funahashi.jp/
    今年もよろしくお願いします。

  4. Resortboy様

    こちらのHPには本当におせわになっています。
    昨年末に某エクシブの会員になりましたが、その際にはこちらのHPを、それこそバイブルのように何度も読ませていただきました。まだ会員になって2か月にもなりませんが、すでに3か所のエクシブを楽しませてもらい、今週末は契約施設での宿泊を楽しみにしています。
    金銭面では必ずしもお得とは言えない会員権ですが、我が家では会員権での利用はとてもありがたいものでした(子どもに障害があるため、これまでの旅行計画では当日キャンセルがよくありましたが、会員になったことで当日キャンセルでも料金が発生しないのはとてもありがたいのです)。
    最近はあまりブログを更新されていないのがとてもさみしい限りですが、それでも毎日お邪魔させていただいております。
    今後とも素敵な情報交換の場としてご活躍いただけたらとてもありがたいです。

    funasan様のHPもとても参考にさせていただいております。
    今後ともお世話になります。

  5. 一昨年、東京ベイコートを購入しましたが、昨年は結局一度も利用しませんでした。今年は、利用する予定もあるので無駄な買物をしたとは思ってません。このコラムの趣旨から言うと、往生際が悪いかな。
    十数年来、元旦はXIV利用してますが、近年は予約せず、大晦日の夕方に電話して空きはないかと聞いて部屋を確保しています。今年は、空きが出なくて諦めかけてたら、浜名湖から元旦の昼頃電話があったので浜名湖に泊まりました。琵琶湖、京都八瀬、鳥羽にも電話しましたが、浜名湖だけ連絡がありました。ただ夕食が、イタリアンの8千円のコースしか提供できないと言われた。イタリアン自体は気に入ってたので問題はありませんが、どうやら当日キャンセルした方が、8千円のコースを予約していたみたいで、食事もそのお下がりになったようです。食材を無駄にしたくないというのも分かるけど、自分の都合を優先する経営姿勢には疑問符が付きます。どうでも良いけど、高いコースのお客の所にはシェフが挨拶に行ってましたが、僕らのコースはスルーでした。これもどうかと思うけど。

  6. 10年以上は続いていますが、今年も年末年始はエクシブで過ごしました。

    アラカルトメニューの消失、および事前コースメニュー決定制度と時を同じくして、キャンセルがあった場合は、キャンセルした方と同じコースしか選べなくなったと理解しています。

    私も別の方のキャンセルによって宿泊した際は、バラバラのコースメニューをいただきました。

    昨年のお盆に1週間予約してありましたが、葬儀により某エクシブでの予約をキャンセルせざるを得なくなり、別の遠方の施設に急遽泊まった時の話です。

    ちなみにansyさんはBコンチネンタルにお乗りだったのではありませんか? 私は手放してしまいました。

  7. 我が家にも別れるはずだった会員権が1つあります。なぜ過去形かといえば、今回のFL予約における権利不消化ルール廃止の報で、とりあえず売却計画は棚上げせざるを得なくなったからです。殆どが平日利用である我が家にとっては実に有益な制度だっただけに、今回の不本意な措置は誠に残念で仕方ありません。

    実は数年前、仲介価格が底を打ったと判断してSグレードにアップグレードした際、既存のオールドエクシブEグレード会員権については、相場の好転もあり得ると考えて暫く様子を見ようと当面の保有を決めたのでした。その後、昨年夏にハーヴェストの中古会員権を購入したのを機に、その資金穴埋めに一度は売却を決心したんです。

    それでも、親族知人の利用や予備的な予約用として、様々な使い道はありました。オールドエクシブで年会費も安いし、もう暫く保有のままでもいいかなと逡巡しながら、グズグズと別れを惜しんで先延ばししている間に、なんと不要権利の利用価値が予想外にも蘇ってしまったわけですから、世の中なんとも皮肉なものです。

    結果的には急いで手放さなくて良かったと安堵もしていますが、アップグレードのつもりが図らずも追加購入という形に転じたようなもので、何となく複雑な心境ではあります。今後は、この2つのエクシブ会員権と年会費1万円の格安サンメン、そしてハーヴェストをどう使い分けるか、これまでとは異なる利用方法に頭を悩ますことでしょう。

  8. 大変ご無沙汰しております。
    約7年前ぐらいには頻繁に拝見していたのですが、御多分に漏れず子供の成長とともに一緒に出掛ける機会が激減いたしまして、最近ではリゾートホテルには年1回年末年始ぐらいしか訪れなくなりました。
    そういった環境の折、所有している東急HVC軽井沢高原が来年7月(預託)契約満了ということで、買い替えもせずリゾート会員権は一旦手放すことにいたしました。
    Resortboyさんのブログが懐かしくもあり1年前の記事にコメントすることをお許しください。
    今後とも益々のご活躍をブログを通じて拝見させていただきますので引き続きよろしくお願します。

  9. volvocoolさん、お久しぶりです。コメントいただけてうれしく思います。

    家族の成長に伴ってホテルライフのあり方も変わってきますね。僕は昨年、リゾートトラストの会員権を2つ手放しました(スイートのバージョンだけ1つ残しました。それでも年間23泊もあるので使い切れませんが)。エクシブでないホテルの利用もかなり増えてきました。

    このブログの方向性もだんだん変わってくることと思いますが、なつかしい記事はいつまでもここにありますから、またどうぞいらしてください。

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