最近、エクシブ伊豆をお薦めする記事を書いたりした関係で、「行ってみたいが、どのようにして行くのがよいのか」という質問をもらいました。
それで今日は、伊豆急の伊豆高原駅から送迎バスが出ているエクシブ伊豆に電車で行く、というしばりで、いくつかの方法について検討してみます。よりよい方法があればコメントをください。
行きと帰り、総合的に判断しなければなりませんが、ひとまず往路に絞って検討します。
1)サフィール踊り子
たまにしか行かないのであれば、全席グリーン席の「サフィール踊り子号」を検討しましょう。JR東日本が誇る観光列車ですから、いい思い出になると思います。
(公式)サフィール踊り子|JR東日本
下りは、毎日運転の1号、月木金運転の3号が東京駅発で、土日祝に新宿駅発の5号があります。
1号は11時に東京駅発で、伊豆高原が12時55分着です。3号と5号は14時47分着です。どれもエクシブ伊豆のシャトルバスとの乗り継ぎに難があります。平日の場合、エクシブ伊豆のバスは伊豆高原駅を14時40分、15時40分、16時40分に出るので、まったくかみあっていません。
(公式)アクセス|エクシブ伊豆|ホテル|リゾートトラストグループ サービスサイト
伊豆高原駅にいて面白いことは別になく、そこで中途半端に食事をしたりするとその後のエクシブでの豪華ディナーが台無しになります(駅前に「ミクニ伊豆高原」があって吸い込まれる方がいます)。この方法を取るならタクシーでエクシブに行くという豪華路線に、必然的になります。
タクシーを使うと、エクシブまでは伊豆高原駅から10分ちょっとです。
2)普通の踊り子
次に、全席指定の普通の特急踊り子です。
(公式)JR東日本横浜支社|JR東日本 伊豆・箱根・湯河原|JRで行く、伊豆の旅行|特急「踊り子」(リニューアル車)
こちらの写真は、熱海駅で踊り子が車両連結を行っているところの写真なんですが、マニアックすぎますかね?
これも何と言うか、送迎バスとかみ合いません。伊豆高原に停まる踊り子は、1号、7号、9号、11号とありますが、乗り継ぎがましな9号と11号もそれぞれ、伊豆高原でバスを30分待つことになります。
30分くらいなら駅前の足湯でやり過ごせるかな、という感じもしますが、ややもったいない感じがします。ですが、セカンドベスト的に覚えておきましょう。9号が12時に東京駅発、伊豆高原が14時09分で、送迎バスが14時40分。11号はその1時間後です。
(参考)美足の湯 | 静岡 伊豆高原 おすすめの人気観光・お出かけスポット - Yahoo!トラベル
(春季限定)お花見をはさむ
以上の2つは、伊豆高原駅までは早くて楽ですが、送迎バスの乗り継ぎが難です。しかし、伊豆高原駅で意味のある時間の潰し方ができればよいのです。そのため、春のお花見のシーズンはその待ち時間を利用して、わざと早い便で伊豆高原駅に到着し、桜並木を見る、という考え方が成り立ちます。
こちらはたまたま見つかったサンダンス・リゾートクラブのブログ掲載の記事ですが、ここに、伊豆高原駅から桜並木への移動時間の目安が入った地図がありますので、ご参考になさってください。
(参考)伊豆高原桜並木周辺の桜名所|【公式】サンダンス・リゾートクラブ会員サイト
1時間あればメインの桜並木まで行って帰ってこられると思います。90分あれば堪能、120分あれば何かお店も楽しめそうです。
3)熱海から在来線(できればリゾート21)
冒頭の写真はリゾート21という伊豆急の観光列車ですが、これは実は普通列車で、予約も特急券もなしに乗ることができます。現在は「黒船電車」「キンメ電車」の2種類が毎日走っています。
冒頭の写真はその2台がいっしょのホームに停車しているというレアな写真ですが(伊東駅)、これもマニアックですかね?
伊豆急のサイトには月ごとに運行予定表が掲載されています。例えば12月だと下りのリゾート21の伊豆高原着は、13時23分と13時57分で、やはり送迎バスの乗り継ぎには適していません。
(公式)リゾート21|伊豆急-おすすめ電車旅<観光・海・リゾート・温泉>
僕はこのリゾート21に乗るのが大好きなので、このどちらかに乗っていくことが多いです。ただし僕の場合は、上記の通り送迎バスの乗り継ぎが悪くてそれがいやなので、富戸駅で下りてそこから歩いてしまいます。
ただしこの方法は、相当に健康でないと実行不能(道が険しい)ですので、筋トレが趣味というのでなければまったくオススメしません。
熱海までは新幹線で行くか、適当な東海道線を使えば、そこまでは自由自在でしょう。小田原までロマンスカーで出て豪華風味に旅をスタートして、そこからは東海道線と在来線でもいいと思います。
まとめてみましたが、言えることは、シャトルバスはなぜこの時間なのか、ということに尽きます。踊り子に合わせて運行するのがお客目線では必要な気がしますが、どうでしょうか。
そんなわけで、以下の記事も参考にしてみてください。以上、あんまり役にたたなかったなぁ、という印象です。失礼しました。