今年6月下旬に、「ゲートウェイプラン」の夕食について、以下のような記事を書きました(ゲートウェイプランの夕食とはどんなものか)。最近になって、そのときのこのコース料理について公式の案内が出ていたことを知りましたので、記録のために、その広告と実際に提供されたものとの比較を行ってみます。
レストランはエクシブ伊豆の日本料理「黒潮」です。公式の案内はまだPDFがリゾートトラストのサイトに掲載されていました。以下はそこからの引用です。
この公式画像によると6月21日から9月5日まではこのメニューでした。僕は上記記事に書いたように、6月下旬にゲートウェイプランで黒潮を利用しました。実際のお品書きは以下です。
前菜、御造り、替り鉢、焜炉、御食事、水菓子。これが実際ですが、広告では、前菜、御造り、温物、焼物、焜炉、御食事、水菓子、ですから、そもそも品数が違います。
順に検証します。まずは前菜。上が広告、下が実際です。これはほぼ同じに見えます。
ですが、前菜の中の玉地蒸しは明らかに量がおかしいです。
次に御造りです。三種盛りから二種盛りにグレードダウン。
次の温物は、対応するものが提供されていませんでした。
広告の焼物は、実際には替り鉢として提供されました。「鉢」ではないですが、品数としては合っています。
メイン料理になるのであろう、焜炉です。肉の量が違います。
締めの御食事は広告の通り。
最後に水菓子。これも同じに見えます。
以上が検証結果です。
一般的な見地からは、これは誰が見ても返金が必要な事象ではないかと思いますが、会員制ではこうしたことが実際に起こり、そして許されてしまう(だからこそ運営会社はこのようなことをするのでしょう)ところが恐ろしいです。
「もう行かない」は自らのチョイス(大枚をはたいて会員権を購入したこと)を否定することになりますから。
ゲートウェイプランを使用するとこんな食事になるだ、びっくり
私は従来通りに食事を予約しかしたことが無かったのでゲートウェイプランの内容を知りませんでした
危ないので、これからも通常予約にしときます
きっとその方がお金が生きて来ますね
和食は食材に頼るところが大きいので、廉価な料理は難しいですね。
9月にゲートウェイプランで琵琶湖に行きました。
南欧料理COMOの料理は、美味しかったです。
洋食や中華は食材を落としても味付けで何とかなるのでしょうか?
この何カ月かでもいろんなものが値上げされているので、
苦しいとおもいます。
エクシブ伊豆の黒潮は、悲しいかな最近とみに良い話は聞きませんね。
なんかあらゆるところで、美味しくなかったと言う話を聞きます。
ローエンドコースで比べた場合に一番和食のお料理の評判が良いのは、ザ・グラン・リゾート・エレガンテでしょうか。ここは、素泊まりに3300円足すと、和懐石と朝食が付きます。舌の肥えた友人なども美味しいと言います。ただ、大倉にしろ泉郷にしろOTAで会員以外で、幾らでも予約取れるのは、頂けない。
伊豆なども漁港があるので、そこに仕入れに行けば良い素材が入るでしょうが、人手不足なんでしょうね。それかそう言う文化がエクシブにはないのか?
居酒屋なども卸売市場に買い出しに行くところと、配送してくれるところに頼っているところとでは、全然違いますもんね。
幸い私が良く、利用する鳥羽と白浜の海幸では、ローエンドコースでも満足しています。
パスカルとプリンのパパさん、makunoutibentouさん、コメントありがとうございました。個人会員さん、いらっしゃいませ。
この記事で検証したエクシブ伊豆の件は、景品表示法上の違反なのではないかと僕は考えたのですが、以下の弁護士さんの見解によれば、「写真と異なる料理を食べてしまえば、あるがまま受け入れたことになるので、代金支払い義務があります」とのことでした。
大阪弁護士会 : 読み物 : 料理 写真とかなり違う
なお、運営会社は過去に景品表示法上の違反について、以下のような事件を起こしたことがあります。
お詫び金券の深い闇|リゾートトラスト – resortboy's blog – リゾートホテルとホテル会員制度の研究