EC4タイプ和洋ルーム

エクシブ軽井沢パセオのラージグレード、EC4タイプ和洋ルームを紹介する。お部屋の広さは約75平米で、ルームチャージは19,500円と、本館スイートのCタイプ(19,000円)とDタイプ(20,000円)のちょうど真ん中の料金設定だ。CBグレードのお部屋と比べるとダークな配色で、箱根離宮にかなり似た質感のお部屋となっている。

リビングに面した和室はあまり広くなく、むしろリビングと一体として使うようにデザインされている。寝るときにはぴっちりと閉めて別室になるものの、例によって家具は最小限であり、要するに寝るだけのスペースとして提供されている。

この和室から窓側を望むとかなりの開放感がある。外に向かって窓は5枚あり、その内の3枚分がリビング、2枚分がベッドルームだ。

ベッドルームとの間は2個所の引き戸で仕切られており、両方開けるとテレビパネルのある壁が残る形になる。ベッドルームも非常に明るくて、エクシブにありがちな薄暗さは感じられない。

ベッドルームに小さなデスクでもあれば、読書や勉強、仕事もはかどりそうだが、このお部屋もまた寝るだけ、テレビを見るだけの用途にしか使えない。

また、テレビが露出して置いてあるCBグレードと違って、このタイプのお部屋は両方のテレビがパネルに直に取り付けてあるため、背面に接続端子がある機材を接続するのが困難だ(すきまはなくはないので、無理をすればつながりますし、そのようなレポートも届いています)。

外廊下がリゾートの別宅を思わせるパセオは、滞在型っぽい志向でお部屋で過ごすことをメインに使いたくなる魅力を発している。しかし、残念なことにこのタイプは見栄えがいいだけで、定員5名が屋内でそれぞれの時間を過ごすことはまったく考慮されていない。

和室も寝室も寝るだけで居場所がなく、リビングに5人集まったら窮屈だ。新しい施設だけに訪れるとワクワクする魅力に満ちているが、CBタイプ和洋ルームの拡大コピー以上の機能に乏しい。むしろ、ファミリーにとっては使い勝手の悪さが気になるお部屋である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

😂 😍 🤣 😊 🙏 💕 😭 😘 👍 😅 👏 😁 🔥 💔 💖 😢 🤔 😆 🙄 💪 😉 👌 😔 😎 😇 🎉 😱 🌸 😋 💯 🙈 😒 🤭 👊 😊