エクシブ京都八瀬離宮の日本料理レストラン「京都 華暦」の朝食について紹介します。このレストランはホテル棟とは独立した建物にあり、「きらら橋」と呼ばれる橋を渡ってアクセスします。
石畳の玄関を奥に進み、暗い廊下を抜けて8つある個室を通り過ぎると、「草の庭」と呼ばれるお庭に面した、ガラス張りの開放的なホールが現れます。
以下に紹介するメニューは、夏休みに行った時のものなので、現状は多少違うものの、ほぼ構成は一緒です。
まず最初に、おめざのドリンクが運ばれてきます。夏メニューでは「愛宕山麓の水」でした。現在は赤紫蘇のジュースになっています。
続いてはざる豆腐です。秋冬メニューでは湯豆腐です。
そしてメインのお膳がこちら。もちろん、ご飯とおかゆが選べます。お膳の上には、ご飯とお椀に、重箱、香の物、サラダが乗っています。
三段になっているお重を上から開いてみたのがこちらです。これらの内容は現在の秋冬メニューでもほぼ同じです。
一の段は鶏と冬瓜、二の段はおばんざい、三の段はサーモン(ノルウェー産)とだし巻き卵です。
最後に、水菓子としてフルーツのジュレ掛けが出ます。
エクシブ京都八瀬離宮は、「離宮」のカテゴリーのエクシブなので、朝食料金は2,000円++ではなく、2,200円++です(他にはエクシブ鳥羽別邸がそうです)。つまり、通常のエクシブより1割高い金額設定となっています。見ての通り、和朝食として平凡な内容で、特に面白みはないように思います。
さて、離宮やベイコートも含めて、エクシブの朝食について、何度か続けてその内容をチェックしてみました。自分の直近のノーマルエクシブの利用は、この夏に利用した軽井沢になります。記事はこちらです。
エクシブ軽井沢のAmerican Breakfastは抜群! | resortboy's blog – リゾートホテルとホテル会員制度の研究
リゾートトラストのホテルでは、ブランドに応じて、2,000円、2,200円、2,800円と、朝食料金が違います。しかし、こうやって並べて見てみると、金額による品数やグレードの差は、特にないように思われます。
リゾートホテルの朝食相場を考えてみると、例えば国際ブランドのヒルトン小田原のブッフェは2,600円++です(ただしヒルトンのサービス料は13%)。すでにベイコートはより高い金額設定となっていますし、そもそもヒルトンではゴールド会員以上なら朝食はタダだし割引制度もあるので、会員制であるエクシブ・ベイコートでは、もはや価格の上昇余地はないと思われます。せめてこの現状のクオリティを落とさずに頑張ってほしいと思います。
ところで、こちらのレストランでは食後にコーヒーを頼むことができます。ただしそれは別料金で、600円++となっています。自分はこの後、ラウンジに行って食後のコーヒーをいただきました。
resortboyさん、関西へようこそ(^^)
八瀬離宮のオープン当時、 「華暦」の朝食にサラダのワゴンサービスがあり(お替わり自由)、気合い入ってる!と感心したものです。しかしいつの間にかそんなものはフェイドアウトし、京都らしさもどんどん薄まり、最近は記事のとおり平凡な内容ですね。時間をかけてゆっくりいただく夕食よりも、短い時間である程度集中して食べる朝食の方が印象に残ったりするので、「離宮」ならもう少し踏みとどまってほしいです。個人的には、エクシブ鳴門の「初海」の朝食は安定感があり気に入っています。