東急不動産は7月1日より会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」の会員権販売を開始する。開業は2018年の7月下旬だ。今月行われた縁故者向け販売は数日で完売。久々に「取り合い」となる勢いのホットなリゾート会員権の登場だ。
今日はその一般向け募集情報にフォーカスして、この会員権の概要について紹介する。
(画像出典:東急不動産報道発表資料)
場所は軽井沢塩沢交差点から400メートルほど。観光スポット「軽井沢タリアセン」に隣接した面積およそ5ヘクタール強の敷地に、176室のホテルが建設される。最近のハーヴェストの開発手法に沿った形で、同一施設内に「ハーヴェスト」「VIALA」の2つのリゾート会員権が設定される。この方式としては、「有馬六彩」「熱海伊豆山」「京都鷹峯」に次ぐものとなる。
1部屋は12口に分割して販売され、総募集口数は1,992口。うち「東急ハーヴェストクラブ軽井沢」(以下HVC)が119室1,428口(ほか東急不動産所有8室)、「東急ハーヴェストクラブVIALA」が47室564口(ほか東急不動産所有2室)である。
販売価格は一次募集がHVCで719.8万円(税込。以下同じ)、VIALAが1,023万。年会費はHVCが97,200円、VIALAが155,520円だ。
設備やお部屋などについては別項に譲るが、個人的に注目したポイントは3つある。
1つは塩沢という立地である。もちろん、旧軽井沢のようなホンモノ感あふれる伝統的リゾートエリアとは異なるが、ほとんど付帯施設と言えるほどの隣接地に軽井沢タリアセンを擁する。また、リゾートとしての軽井沢の王道、ロングステイを支える商業インフラについては、この近辺はかねてより僕が注目してきたとおりで、軽井沢の新たな中心地と言ってよい(とは言え、残念ながら徒歩圏とは言いづらいが)。
(公式)軽井沢観光は軽井沢タリアセンへ
(関連)resortboy's blog – リゾート会員権ブログ – すっかり「鳥居原」が軽井沢の要所である件
2つ目はまだよくわからないのだが、温泉ではなさそうなことである。浅間山を望む露天風呂付大浴場を作るが、報道発表資料によれば温泉とはうたわれていない。ただ、縁故者向けの募集資料には入湯税の記載があったようで、これについてはご存知の方、情報をお願いします。
(画像出典:東急不動産報道発表資料)
温泉か否かについては賛否両論あると思う。温泉でなければ風呂ではない、という向きもある一方、別荘の代替として繰り返し訪れるリゾートとしては入湯税負担が避けられるので好ましいという人もいると思う。
3つ目は、屋内プールの設営。現状資料がないのだが、どのようなものなのかが気になる。ともあれ、リゾートトラストと東急ハーヴェストクラブの対照的な一面を表す部分と言える。
というわけで今日は概要のみですが、次回以降、もう少し掘り下げてみようと思います。
以前、物件情報をコメント欄で教えていただいたときにも書きましたが、これは久々に祭りですよ。
初めまして、RESORTBOYさん。
今回、熱海から軽井沢ビアラに買い換えをしましたAkiです。
さて温泉かどうかについてですが、重要事項説明書に明記されていますが、
本施設の専有部分Ⅲスパ棟2階の露天風呂付大浴場の一部の浴槽では、近隣の温泉源からの運び湯による温泉を使用する予定です。
これは旧軽井沢と同様で入湯税に関しては、徴収しないと思われますが?
開業が2年先なのでそれまで楽しみに待っています。
別途コメント欄にも書きましたように、平日利用が主の我が家ではオールドハーヴェストの会員で十分なはずなんですが、危うく今回の「祭り」に参加しちゃいそうになりましたよ。数日のうちに特別縁故募集が完売したとの情報を目にして、やっと興奮状態から醒めて冷静さを取り戻しましたが。
それだけ軽井沢の新施設には惹きつけられる独特の魅力があるんですよね。何とか買い替えの熱は収まりましたが、早く泊まりに行きたいなぁ!という思いは収まらず、私も祭り状態は当分続きそうです。もし買っていたら手元から消えるはずだった多額の資金を宿泊費に投じれば、それこそ存分に通い続けられるでしょうし!
塩沢の新ハーヴェストは、販売当初だけでなく、その後も順調に販売が進んでいるようですね。
森トラストによるリゾート地へのマリオットの展開を検索してて、昨年のプレスリリースを見落としていたのを
今知ったのですが、
タリアセンの道路隔てた前にある、サンクタスというオリックスのリゾマンの隣接地、昔から天然温泉もでる
「高林閣」という温泉宿を森トラストが、昨年初夏に取得していました。
https://www.mori-trust.co.jp/pressrelease/2016/20160728.pdf
おそらく、宿泊施設になるでしょうが、それほど広い土地でもないので、割と早く、何かが出来上がり、
このエリア、にぎやかさが増すかもしれません。
すでに開業中の、軽井沢マリオットは、2月にドギーを新設、さらに年内には「眺めの良い温泉ビューバス・温泉露天風呂付客室等56室を有する新築棟増設を計画しており、2017年内にオープンを予定しています。」とあって、ドギーも入れた現時点の80室から、合計136室のちょっと大型施設に拡大します。
http://www.karuizawa-marriott.com/rooms/dogcottage/index.html
万平をハーヴェストから自社化してがっかりさせた森トラストですが、塩沢付近においては、新ハーヴェストを
2つの物件で、盛り上げてほしいものです。
東急リゾートから軽井沢に新しく3つのプロジェクトという案内が来ました。軽井沢の南に別荘地、建物付き別荘、タイムシェア分譲。タイムシェアは60坪の平屋戸建てで25口、取得費用890万円、年会費194400円、利用時費用1ステイ21600円
ベッドルーム2つに和室9.7畳、リビング42.1畳。バーベキューやガーデンパーティーも出来る。
3家族や、友達でのパーティーに最適。なんか凄いです。東急リゾート軽井沢に力入ってますね。
取得費用安く感じませんか?エクシブならスーパースイートバージョンですかね。
2億の別荘を25人でシェアするって事です。
前からご存知の方もいらっしゃいますでしょうが、最近のエクシブが評判悪くて、でもハーベストには魅力感じなくて、なんかモヤモヤしてた私はこれには心動きました。
ただ二人利用が多いので、ワイワイ行かれる人が羨ましい。
別荘のタイムシェア分譲、というのは、エクシブのような大規模ホテルに比べると、格段に維持費が安いのではないか、というメリットがあるように感じました。
エクシブだと客が来なくてもさむ~い自然の中でガンガン暖房を点けないといけないでしょう? これから需要が細くなる「そこそこ有名リゾート地」ではキツいような気がしますね。
「超メジャーリゾート地」で「ローコスト維持」がサステナビリティの面では必要じゃないか、なんて感じさせるニュースでした。