東京マリオットホテル隣接の「御殿山庭園」

「家をたたむ」ということはこれほどまでに大儀なことなのかと、相変わらず日々打ちのめされておりますが、週末くらいは休まないと、ということでプチお出かけの報告です。向かったのは東京マリオットホテルに隣接した「御殿山庭園」です。

東京マリオットホテルがある「御殿山トラストシティ」は原六郎というひとの屋敷があった場所です。その原家の庭が庭園として維持管理され、一般公開されています。

(参考)原六郎 – Wikipedia

場所はマリオットホテルのすぐ裏ですが、ホテルに泊まる人が庭園まで行くというケースは少ないのでは?と思うほど、マイナーな存在のように思われます。ですがここは江戸時代からの桜の名所であり、隠れた紅葉スポットでもあるのです。

Photo by resortboy

今は地名としては失われてしまった御殿山の名を偲ばせる高低差のある約2000坪の敷地は、冒頭の写真のように池の周りにぐるっともみじが植えてあります。すごく手の入った庭園、というわけではなくて、ちょっとワイルドな感じが意外でした。この週末はちょうど見頃だったと思いますが、庭園全体が一斉に紅葉しているわけではなく、下の写真の滝のあたりはまだ青々としていたので、まだまだ楽しめそうです。

Photo by resortboy

東京マリオットホテルに行かれた方は、すぐお隣ですから足を運んでみてください。ついでに同ホテルの今年のクリスマスツリーを掲載しておきますね。

Photo by resortboy

(公式)御殿山庭園 | 御殿山トラストシティ

(参考)マイナスイオンを求めて『御殿山庭園』で森林浴をしよう! – ウィング高輪 – 明日がんばるための元気になれるパワーチャージサイト

2 comments

  1.  新年おめでとうございます。昨年もたくさんのことを教えていただき、有り難うございました。リッツ・カールトンのお隣の「がんこ二条苑」のお話もとても面白かったのですが、こんどもお隣ネタですね。「御殿山庭園」とても綺麗です。
     すぐにコメントしようかと思っていたのですが、迷っているうちに年を越してしまいました。お隣ネタの連想ゲームみたいですが、昨年12月初旬にエクシブ琵琶湖に行きまして、そのお隣の筑摩神社に行きました。神社の脇はエクシブ琵琶湖の駐車場です。 
     毎年5月3日、数え年8つになる女の子が頭に鍋をかぶるお祭りがあります。そのいわれについて、少し書きましたので、よかったらご覧下さい(ブログ初心者ですが)。ここにはちょっと書きにくいお話ですので。

    https://hyakuninhitoyotabi.blogspot.com/2021/12/blog-post_15.html

      

  2. さなさん、とても面白いお話をありがとうございました。

    「鍋冠祭」の由来について教育委員会や観光協会が、最近になって内容を変えたりぼかしたり、というお話をご紹介いただきましたが、同様のことはインバウンド対応などに伴って、日本の観光地で行われている「問題」であるようですね。先日受講したツーリズムの授業で、担当の先生が熱っぽく語っておられました。

    幅広い文化的背景を持った観光客に対して観光資源を紹介するという必要性に伴って、たとえば残酷な過去を隠してしまったり、定説となっているものの曖昧であるエピソードをばっさり削除してしまったり、現代では文化的に許容されないようなものの説明をすり替えたりと、歴史修正主義すれすれの事態が起きていると。

    教えていただいた筑摩神社には、エクシブ琵琶湖に行く機会があったらぜひ訪れみたいと思っています。

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