マリオットとスターウッドのリワード統合がはじまった

番組の途中ですがニュースです。リゾートトラストがエクシブ値上げを発表し、僕がヒルトン修行をしている間に、世界のトップを張るホテルグループではとんでもない「祭り」が起きている。マリオット・インターナショナルによるスターウッドホテル&リゾートの買収に伴うリワードプログラムの統合がついにはじまったのだ。

スターウッドの「SPG」とマリオットの「マリオットリワード」のアカウント情報がリンクできるようになり、相互にステータスマッチが行われ、ポイント交換もできるようになった。

(公式)Welcome members | Marriott Rewards, SPG & The Ritz-Carlton Rewards

これによってエアラインのプログラムを含めたさまざまなポイント移行ルートが開かれ、話題は尽きないのだが、リゾート会員権の使いこなしをメインテーマとする本サイトでは、最も重要なエリートステータスのマッチングがどのように取り扱われたのかに絞ってお伝えしたい。

率直に言って、SPG会員側に一方的に有利なマッチングが行われた。最重要項目としては、アメックスの提携カードで1泊もせずに獲得できるSPGのゴールドがマリオットのゴールドとマッチする。

マリオットのゴールドと言えば、数あるリワードプログラムの中でも最上位のひとつに位置するステータスで、獲得するには年間50泊を要する。ヒルトンHオナーズのダイヤモンドが30滞在(最低30泊)を条件としているのと比較しても、その困難さがわかるというもの。

Via: SPG/Marriott Status Match, Points Transfer Available TodayThe Points Guy

一方でSPGのゴールドは10滞在で獲得でき、クレカ特典で得られることからわかるように、大したステータスとは言えない(Hオナーズのゴールドが20滞在だから、半分の難易度だ)。

実はSPGには「プリファードゲストプラス」という隠れキャラならぬ隠れステータスがあって(これは特定の条件を満たすと1泊もせずにタダで獲得できる)、そのステータスの割り当てをどこかにしなければならなかったために繰り上がりが生じ、SPGゴールドが不釣り合いに有利なマリオットゴールドとマッチングした、というようにも見受けられる。

ともあれ、この措置は制度のねじれ・ゆがみという他はなく、ダントツに世界最大のホテルグループが誕生したという歴史的転換点における期間限定のスペシャルオファーだ。

主にエクシブの話題を扱うサイトで、かつ値上げでマインドが冷え込んでいる最中にこういう話をするのも気が引けるが、必要な方はSPGゴールド会員になれる例のクレジットカードを早く作ったほうがいいと思う。SPGは買収された側なのだから、長くは存続しない。「スターウッド プリファード ゲスト® アメリカン・エキスプレス®・カード」というのが正式名称なので、検索するなりして調べれば、いくらでも情報は手に入る。

さて、自分はどうしようか、とふと考えるのだが、まぁこれでヒルトン方面だけでなく、マリオット方面にも行ってしまったら、あの暖かだったエクシブの森に僕はもう帰ってこれないよ。だからアメックスのカードは作らないと思う。きっと。

6 comments

  1. リゾートボーイさん、最新情報ありがとうございます。
    しかし、私にとっては大ショックです。
    マリオットゴールドの立場からすると「ゴールド大安売り」で、マリオットがSPGに買収されたかの状況です。信じられません!

    リゾートボーイさんのつぶやき…
    「さて、自分はどうしようか、とふと考えるのだが、まぁこれでヒルトン方面だけでなく、マリオット方面にも行ってしまったら、あの暖かだったエクシブの森に僕はもう帰ってこれないよ。だからアメックスのカードは作らないと思う。きっと。」

    これが現在の私の状況です。マリオットの上級世界に魅せられエクシブが陳腐になってしまいました。

  2. このカードを作れば、マリオットのステージが、今のステイタスであるシルバーから、ゴールドに変わるのでしょうか?

  3. さっそくマリオットゴールドを獲得し研究中ですが、軽井沢 山中湖など ラフォーレ倶楽部のホテルをマリオットにリブランドしていました。リゾート地に増えそうです。

  4. ラフォーレ倶楽部の
    軽井沢(長野県)・南紀白浜(和歌山県)・山中湖(山梨県)・修善寺(静岡県)・琵琶湖(滋賀県)
    における 5 ホテルについて、マリオットへのリブランドですが、
    http://www.mt-hr.com/press/2016/0222.pdf
    すでに昨夏開業済みの軽井沢に続き、このプレスリリース通りのスケジュールか、
    あるいは早まってきているのか、
    3月に入ってキャンペーンサイトが開設され、妄想が膨らみます。
    http://japatabi.com/ja/

    一昔前は、外資系高級ブランドのホテルは、大都市部に展開され、リゾート地では
    ほとんど見かけませんでしたが、今や北海道や沖縄では普通に存在し、このラフォーレの
    リブランドで、本州各地でも一般化する様相を呈してきたなと感じます。

  5. マリオット・SPG情報です。
    今年の8月から、マリオットとSPGが統合して新しいプログラムがスタートします。
    統合の大きな変更点は(来年度以降)…
    1 SPGの滞在(ステイ)カウントがなくなり、全て宿泊日数カウントになります。
    2 ラウンジアクセスは50泊以上のプラチナのみ。
    よって、SPGの魔法のカード→SPGゴールド→マリオット・ゴールド→ラウンジアクセス保証
    という作戦が無効になります。
    詳細は以下のサイトをご覧下さい。
    https://members.marriott.com/ja-jp/

  6. 昨年12月からマリオットプラチナチャレンジを申請して、3月にマリオット&SPGのプラチナステータスを獲得しました。一生に一度はプラチナになってみたいと思い軽い気持ちで始めたのですが、魔法のカード改悪?(正常に戻っただけ)によりラウンジアクセス無効になったのですが、今後もラウンジアクセス出来そうです。
    但しプラチナチャレンジで得たプラチナステータスは、プラチナorプラチナプレミアなのか不明。
    来年のゴールデンウイークにマイルでチケットが取れたらマリオットトラベルパッケージで、バンコクマリオットスリウォンもしくはホアヒンマリオットリゾートへ行く妄想中です。
    ANAの平会員なので、トップシーズンに3人分(エコノミー)取るのは相当ハードルが高いので無理だとは思いますが、頑張ります。

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