インパクトがあったエクシブとの出会い – スペシャル対談 舟橋栄二さん(1)

2018年3月にfunasanことトラベルライターの舟橋栄二さんと私resortboyとで対談を行いました。対談の内容を元にした記事は、以下でも紹介する電子書籍のコンテンツとなって発売されたのですが、実際には本になっていない内容がたくさんあります。

そこで2018年年末から2019年年始のスペシャル企画として、funasanとresortboyとの対談をノーカット完全版でお届けします。今日はその第1回。打ち合わせのないぶっつけ本番。いったいどんな話が飛び出しますやら。

なお、発言に時制がおかしな点がありますが、当初夏ごろにPodcastのような形で公開しようという企画があったためです(resortboy多忙のため実行できず)ので、どうぞご容赦ください。

resortboy(以下R):今日はヒルトン東京お台場に来ております。ゲストには、このたび新しい電子書籍の新刊を発刊されました、舟橋栄二さんをお迎えしております。よろしくお願いします。

funasan(以下F):こちらこそよろしくお願いします。

R:今日は新しく御本が出たということで、まずその話を少ししていただけますか。

F:もう12年前になりますけれども「熟年世代に送る 安くて豪華に旅する方法 ― リゾートクラブは宝の山」という本を出しました。割と好評で完売しちゃいまして、ずっと絶版だったんですけども、今回、電子書籍ということで出版されました。

熟年世代に送る 安くて豪華に旅する方法: リゾートクラブは宝の山 (22世紀アート)熟年世代に送る 安くて豪華に旅する方法: リゾートクラブは宝の山 (22世紀アート)

まあ有名なライターでもないし、取り立てて何もやっていませんので、結局、半分くらい自費出版に近いんですけども。

それでも普通の紙の本に比べれば、電子書籍というのは、出版コストが大雑把に1/10で出せます。

これは、無名の著者としては非常に大きなメリットですね。それと同時に、在庫が無限大です。いつまででも、Amazonが潰れない限りは販売できるという、これは非常に大きなメリットです。

さらに言えば、結構大きな印税、定価の35%が著者の方に「ちゃりんちゃりん」と入ってくるという。これもなかなか、リタイアおじさんにとっては非常にありがたいことです。

旅行記を作って、電子書籍を出版して世に問う。しかもそれが、何らかの小遣い銭になるということは、なかなか老後の楽しみとしては非常に良いということで、前向きに今後続々といろいろな旅行記を出版したいと思っています。

(舟橋栄二さんの新刊)夢の国際線ビジネスクラスの旅: 何とかして格安でビジネスクラスに乗ろう

R:ありがとうございます。この「熟年世代に送る 安くて豪華に旅する方法」という本は、私も当時、紙の書籍のときに買い求めて、大変面白く拝見したんですけれど、もう12年も経っているわけですね。

今回のこのスペシャル対談は、その後の12年間、この本の発刊後に、リゾートの世界でどういうことが起きたかというのを、俯瞰するような話を今日は伺っていきたいと思うんですね。

まずはこの本の中の1つの中核であるところの「エクシブ」について見て行きたいと思います。(注:エクシブはリゾートトラストが発売・運営している会員制リゾートホテルおよびそれを利用するためのリゾート会員権の名称。国内リゾート会員権ナンバーワンの地位を、長年に渡って維持しているリゾートクラブです)

当時この本が出た時は、舟橋さんはエクシブに対して非常にポジティブ、非常に素晴らしい、というふうに思ってらっしゃったと思うんですけれど、どういったところにひかれたか、というのを、何か思い出されることをお話しいただけますか。

F:私はまず、リゾートに対しての原点が「泉郷ベストクラブ」、今で言うと「セラヴィリゾート泉郷」なんです。女神湖畔の「ホテルアンビエント蓼科」、ここが私のリゾートの拠点で。まぁ結構庶民的で、お安くて、風光明媚ですので。

そこでずっと楽しんでいたんですけれども、泉郷はRCIに属していましたので、RCIを使ってエクシブに泊まる機会がありました。で、泊まってみたらこれはまた、もう、エクシブ軽井沢、エクシブ蓼科、もうちょっとカルチャーショックで、あの豪華絢爛な施設に圧倒されました。

R:それはだいたいその2000何年くらいの話ですか?

F:そうですね、まあ2004、5、6年あたりですかね。結局、最終的には、リゾートクラブの中古会員権のハンティングというのが非常に面白くなって、まずは泉郷ベストクラブ、次にダイヤモンドソサエティ、そしてサンメンバーズを買いましたね。で、結局エクシブの軍門に下って。

やっぱりRCIはめんどくさいんです。どうしてもエクシブに泊まりたいと。かといってエクシブの会員権は高いので、とりあえずサンメンバーズと。

もうすでに早期退職をしていましたので、平日に行けるということで、特にエクシブ鳥羽を中心として利用しました。

R:私も実は、エクシブに入る前にサンメンを買い求めて、それでハマってしまったクチなんです。

F:あはは、やっぱりサンメンからですか。

R:そうなんですよね。サンメンを買ってからほとんど半年ぐらいでエクシブを追加で買うような。

そういうちょっと引き込まれるようなところがエクシブにあったというところが共通していますけれど、その引き込まれた、何か体験みたいなことっていうのはありますか?

F:まあ「カルチャーショック」ですよね。

例えばエクシブ蓼科に行きます。何もないところに車で行くと門があって、そこからエントランスを上っていくと、両脇にきれいに植えられた植木が長々とエントランスから玄関まであって。玄関に行くと、もうボーイたちがパパっと取り囲んで荷物を運んでくれると。

で、レセプションがあって、しかもラウンジがある。ラウンジの外にテラスがあって、そこからから松林に囲まれた蓼科の森が見えるという。

しかも夜になるとそのラウンジでピアノの生演奏が聞けたりして。

そこで私は、コーヒーが好きだから毎回必ずアーリーチェックインというか1時ごろにチェックインしてコーヒーを飲むんですけれど、何かその、フリードリンクを飲んでる人がいるんですよ。

またレセプションでも、私はサンメンバーズからでオーナーではないので一般客の方で立ってやっていると、何か反対側に座ってドリンクを飲みながら、優雅にふんぞりかえっている連中がいて。

何かちょっとカチンときて「あれはなんだ」と。

R:そこでエクシブのメンバーとサンメンでの相互利用との差を…

F:あれは差をつけられたなぁと。これははちょっとしゃくだと。

いやー、何ならエクシブオーナーになってしまえば、レセプションでふんぞり返ってドリンクを飲みながら、またフリードリンクでコーヒー何杯でも飲めるという、これは魅力だなということで、結局最終的には、エクシブ鳥羽アネックスのスタンダードですけども、ノーマルを買いましたね。

R:そういった、その「インパクト」がすごくあった。

F:いや大きかったですね。さらに私は観光旅行をするつもりはないので、必ずアーリーチェックインを1時ごろにして、ラウンジでおしゃべりしたり読書したり、その後フィットネスクラブへ行ってスポーツをして、温泉に入ってディナーを食べて、またラウンジでライブ演奏を聞き、部屋に帰ってくると。翌日も、ということで24時間ステイですので、これはやっぱりエクシブオーナーにならないと話が進まないなと。

R:そういったフィットネス、温泉、それからラウンジ。こういったものが鳥羽っていうところはフル装備で完璧にそろっていたということ、そこをホームとされたということですね。

(続き:エクシブの魅力は「安さ」だった – スペシャル対談 舟橋栄二さん(2) | resortboy's blog – ホテルの会員制度を楽しむサイト

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