羽田空港にお見送りに行ったのですが、そのときに利用したレストランがなかなか素晴らしかったので紹介します。羽田空港国際線旅客ターミナルにあるホテル「ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田」内のレストラン、「テイルウィンド」です。
（公式）レストラン&バー「テイルウィンド」｜ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田｜公式サイト
羽田の国際線ターミナルは、出発ロビーから上の階に上がると「江戸小路」という和風ショッピングモール的なものがあるので、出国前に一般エリア内で何か食べたいなら、自然にそちらに誘導されるような感じになっています（冒頭の写真の正面上側）。
ですが、落ち着いて食事をしたりラウンジ風に時間を過ごしたいなら、ランチタイムであればロイヤルパークのレストランに行くがよいと思います。
わかりにくい場所のせいで、空いています。首から名札を下げた空港勤務関係の方々が中心で、旅行客はあまり見かけません。現在は、東京オリンピックに向けて空港内の工事が進んでいて、そのせいで幕が張られたりしているものだから、よけい分かりづらくなっています。
場所は出発ロビーの出国手続き北側入口（向かって左）のさらに左奥です。場内の案内板には「ホテル」としか書かれておらず、ここに一般利用が可能なレストランがあるのはあまり知られていないと思います。
（画像出典：ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田）
今回はランチタイムに利用しました。ランチは11時から15時までです（ラストオーダー14時30分）。通し営業ではなく、6時～10時は朝食ブッフェとしての営業、17時～23時（ラストオーダー22時30分）がディナータイムです。
レストランは窓際に面していて開放感がある作りですが、現在は工事のため、外に面したガラスに全面的に目隠しが張られていました。
ランチは基本的に3種類からのチョイスで、1,500円の和洋の「日替わりエアラインランチ」と、2,000円の「ステーキランチ」です（いずれも税サ込）。以下で具体的に説明しますが、これは非常にリーズナブルと思います。
店内はこんな感じ。お客さんがいてあまりインテリアが写っていませんが、ホテルレストランだな、という雰囲気は感じられて、またスタッフの感じもよいので満足でした。
というわけで、ステーキランチの内容について紹介します。まず最初にスープとミニサラダが出ます。スープは美味しかったですが、サラダはまぁ普通でした。
メインは牛リブロースのステーキでした。自分は肉食星人なので量的に物足りませんでしたが、普通に考えたら合格点だと思います。醤油味のガーリックバターソースが美味しかったです。
これにライスが付きます（パンとのチョイスではありません）。よい子はごはんは全部食べずに、半分くらいにしておきましょう。ちゃんとデザートまで出るからです。デザートは紅茶のシフォンケーキに抹茶アイス。これは美味しかった。
最後になりましたが、特筆すべきはドリンクバーが付くことです。お食事の前後にコーヒー、紅茶、各種ソフトドリンクが飲み放題です。ファミレスのようなベンダーマシンではないので、雰囲気も悪くありません。
そうなんです。あまりに安いので忘れてしまいそうですが、ここはロイヤルパークホテルのレストランです。ホテルレストランのランチで、デザートが付いてフリーのカフェが付いて、時間制限も特になく（ランチタイムを通しで利用しても何も問題ないでしょう）、それでコミコミ2,000円というのは、他に例を見ないものだと思います。
ちなみにこの日の日替わりの洋食はチキンでしたが、メインがチキンでよければ1,500円（ロイヤルパークの会員なら1,425円）です。これはちょっとすごくないですか？
それに、ここは日本を代表する空港です。ドリンクバーの後ろにはちゃんとDepartureの表示板もあるし、出発前のラウンジライクな利用もできます。羽田から台北に行くくらいだったら、ここで食事でもして時間を調整すれば、別にビジネスクラスでなくてもいいな、とか思いました。
自宅に帰って調べたら、一休レストランで予約すると、ステーキランチは同料金でアルコールを含むワンドリンク付きであることがわかりました。
自分はクルマで行ったし（羽田の駐車場は安いんですよ。30分150円で1日最大1,500円）、会員割引（5％引き）でコミコミ1,900円だったので一休にする必要はなかったのですが、渡航前でラウンジライクに使うなら、予定もはっきりしているのだし、あらかじめ予約していって、ビールでも飲むのがいいと思います。
というわけで、最後に一休レストランと、会員制度へのリンク、それと僕が愛してやまないこのホテルの提携クレジットカードへのリンクを付けておきます。興味のある方は調べてみてください。