Windows 8が失敗し、XPのサポートも終了し、このまま衰退してゆくと思われていたWindowsが復権してきていると感じる。バルマーの後を受けたナデラCEO(Satya Nadella)は、「マイクロソフトはプラットフォームのプロバイダーだ(the platform provider)」と自らのアイデンティティを明確に示し、矢継ぎ早に改革を進めている。
マイクロソフトなど、リゾートに似つかわしいとはいいがたいイメージだったが、今は違う。Windowsこそリゾートに携えていくべきプラットフォームだ。
第一に、Windowsは仕事に使える。旅先での急用を考えた時、手元にPCがあることは安心材料として大きい。
第二に、Windowsには未来がある。ナデラは8.1を「with Bing」バージョンで無料にし、これで死にかけていたPCベンダーは息を吹き返し、Chromebookは無料のWindowsの前で魅力を失った。今や3万円そこらで満足の行くノートPCが買え、タブレットなら2万円からある。
次期バージョンのWindows 10は当初1年間はアップグレードが無料と発表された。Windows 8は確かに中途半端でクソな代物だが、あと少し良くなるだけで僕には十分だ。そしてそれがタダなら言うことはない。
第三に、Windowsはエンターテイメントに強い。PCで再生できないコンテンツなどない。タブレットPCをHDMI経由でホテルのテレビに接続すれば、もはや他に何が必要だろう。
第四に、Windowsでは今やKindleが使える。Windowsタブレットを使えば、電子ブックリーダーとして十分な出来栄えだ。
これまでPC版のKindleはなく、KoboのPC版はタブレットでは辞書を引くのが難しいほどひどい出来で、Windowsタブレットは電子書籍を読む現実的なチョイスではなかったが、今は違う。
最後に、Windowsには自由がある。AppleやGoogleにロックインされたiOSやAndroidとは違う(少なくとも今は)。時間を共にするデバイスを選ぶとき、そのデバイスから人間がインディペンデントであることこそが一番大切だ。
冒頭の写真は僕が使っているAcerのICONIA W4-820である。上述したようにできればHDMI出力があるタブレットがよいと思う。ちょうど1月31日まで、AmazonではWindowsタブレットが2,000円オフになるセールを開催している。
私の意見はむしろ逆で、「仕事用途でなければWindowsなんてもういらないんじゃない?」ですよ。
この前の年末年始に香港に行ってきたのですが、ホテルに無料WifiとLG製の32インチTVが
あったので、古いAndroidタブレットをつないでメディアプレーヤーとして使いましたが、
十分使えましたよ。LGの32インチテレビには空きのUSBとHDMI端子があったので、これから
給電も画像出力も可能です。
http://blogs.yahoo.co.jp/naturalfeminine/63618566.html
Wifiの速度が十分あれば、Youtubeなどの動画サイトのHD動画やKindleなどは
きちんと動くし、著作権の問題はあるにせよ、国内のTV番組なんかもたいていUPされています。
海外だけでなく、国内のビジネスホテルでもLANやWifiが完備されているなら同じことが可能です。
逆にWindowsに特化しているであろう業務に係るファイルなどを持ち出すことは業務のセキュリティ上問題が
あるわけで、個人のUSBやPCを使うことは禁じられる方向になってきています。