スキーリゾート天栄 – 1

今年の僕のイチオシゲレンデはここである。リフトがたった1本の村営ロコスキー場「スキーリゾート天栄」は、グランディ羽鳥湖が肌に合わない向きにはぜひ体験してもらいたいとっておきのスキー場だ。

場所は地図をみていただこう。エクシブ那須白河からだと1時間弱。グランディ羽鳥湖に行くのにプラス15~20分程度の場所にある。

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アクセスはグランディ羽鳥湖同様に白河ICから真名子峠を通ってもいいが、エクシブに行く前に利用するなら須賀川ICまで行ってしまって、国道118号線でアクセスするとほとんど国道なので道がとてもラクだ。

何しろ村営スキー場なので除雪は完ぺき。「天栄村」の文字が入った大型除雪車がデンとスキー場手前の路肩に停車しており、羽鳥湖があんなだったために非常に好印象であった。

ペアリフト1本というと、古いような印象があるが、スキー場のオープンは平成7年(1995年)12月(当時の名称は湯本スキー場)。施設はまだ新しくてキレイだ。運営は「財団法人天栄村振興公社」。天栄村役場の中にある財団だから、ピュアに村営ということらしい。

同じ天栄村にはグランディ羽鳥湖もあるし、破綻した旧羽鳥湖スキー場を経営していた第三セクター「鎌房興業」にも村は10.6%、5,150万円を出資していた。どうして同じ村に村営スキー場を作ることになったのかは定かではないが、スキーブームが去った後のオープンだから、旧羽鳥湖の失敗を踏まえた企画を行ったことがうかがえる。

まず風の影響を受けにくい場所を選んだという点。このスキー場の紹介文にはよく「風がない」ということが書かれているので、まずはそこを重要視したのだろう。一度しか行っていないので断言できないが、少なくとも僕が行った日はほとんど無風で、家族スキーを楽しくエンジョイした。

そしてペアリフト1本というミニマムな構成。設備投資を最小限にして、損益分岐点を下げようという意図が感じ取れる。ただしコースレイアウトを工夫することで、初心者から上級者まで楽しめるスキー場になっている点は評価したい。

ともかく、グランディ羽鳥湖との相性が悪い僕にとっては救いのスキー場であり、とても気に入っており、また是非利用したいスキー場となった。エクシブ那須白河だけでなく、これからビッグウィークを擁することになるレジーナの森と組み合わせたプランも楽しそうだ。

小さなスキー場ながら3つあるコースはなかなか楽しいし、なにしろリフト1本で必ず同じ場所に戻ってくるから家族とはぐれることもない(これは家族スキーでは結構重要)。駐車場はもちろんタダで、ゲレ食はうまくて安い。写真の牛すじ煮込みとごはんなんて、これで600円ですから(500円+100円)。リフト券も規模相応に1日券が大人2,500円、小人1,500円と安いので、おサイフにもやさしいのもうれしいところだ。

明日は引き続き、同スキー場のゲレンデについて紹介します。

3 comments

  1. resortboyさん、こんにちは。
    スキーリゾート天栄、上級者に面白そうな壁があるのですね。ちょっと興味が湧いてきました。
    何よりリフト代金や食事がリーズナブルというのは嬉しい限りですね。

  2. ともさん、こんばんは。どこぞの商業主義にあきあきした僕は、このスキー場のおかげでいろいろな点でとても救われました。まぁ天気のことなど、めぐり合わせは大きいですが、それを差し引いてもこのスキー場には見るべきものがあります。ちょっとエクシブ那須白河からは遠いですが、レジーナの森やブリティッシュヒルズからは利用しやすい場所にありますので、ぜひ一度お試しください。

  3. resortboyさん、こんにちは。
    ブリティッシュヒルズ、マニア心をくすぐるリゾートですね。(笑)
    でも正直、いつか行ってみたいリゾートの内の1つです!

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