台湾のネイティブなファストフード文化を代表する食べ物として、魯肉飯(ルーローハン)と雞肉飯(ジーローハン)があります。前者が豚ひき肉の煮込みを、後者は裂いた鶏肉をごはんにかけて食べる、シンプルなかけご飯です。たいていのガイドブックに、台湾のソウルフードの代表格としていの一番に紹介されていることが多い気がします。
というわけで、それらをいただきにお店にレッツゴー。別の記事で紹介している「台北華國大飯店(インペリアルホテル台北)」からすぐ行ける場所に、「丸林魯肉飯(ワンリンルーローハン)」という、そのものズバリのネーミングの有名店がありますので、そこでの体験記事です。
インペリアルホテルからは350メートルなので5分以内に着きます。これくらいなら真夏でも全然オッケー。
地図については、このレストランをツアーで使っているJTBの記事を紹介しておきます。
(JTB)台湾のご当地グルメ、魯肉飯(ルーローハン)はどんな料理?
丸林魯肉飯はかなり豪華な、ちゃんとした風のレストランの佇まいなんですが、扱っているのは屋台料理の魯肉飯や雞肉飯なので、他の屋台と同様に、めちゃくちゃに安いので安心してください。
お店のシステムとしては、まずデリっぽいコーナーでおかずを選んで、その後で着席してご飯ものとスープを頼む、という流れです。
おかずコーナーでは、空芯菜の炒めや鶏の照り焼きなんかを頼んでみました。
で、こちらが魯肉飯。値段は30TWD(110円くらい)。
雞肉飯は35TWD(130円くらい)です。
冷房の効いたいい感じのお店でこの値段は感激モノです。経験が浅いので評価はできませんが、美味しかったですよ。
ちなみに上記の写真では店内はガラガラに空いていますが、これは15時という中途半端な時間に行ったからで、時間帯によっては(特にツアー客とかちあった場合など)めちゃくちゃ混むみたいです。
ところで、後で気づいたんですが、この店、生ジュースにも相当に力を入れています。メニューの半分の面積がジュースに割かれているくらいで。
例えばミックスジュースは65TWDなんですが、よく考えたらそれって240円もしないですね。でも、あまりに魯肉飯が安すぎて、なんだか感覚が麻痺してしまって頼まずにスルーしてきてしまいました。次回は忘れずに生ジュースもいただいてきます。
丸林魯肉飯
台北市民族東路32號
(02)2597-7971
営業時間は10時30分から21時までの通し営業みたいです。日本語は通じない感じでしたが、日本語メニューはありました。クレジットカードは使えません。
魯肉飯はいってしまえば
「ラードかけご飯」なので、
心筋梗塞の既往歴があるのに
食べるのは自殺行為ですよ。
美味しいものが、体に悪いのは
洋の東西を 問いませんな。
魯肉飯がラードかけご飯であるというご指摘ですが、それは「猪油拌飯(ジョーヨウバンファン)」と言って、魯肉飯とは別メニューとして認識されるのが通例のようです。丸林魯肉飯では25TWDでした。私の健康を気遣っていただいてありがとうございます。