夏の館内移動はお散歩で

エクシブ蓼科はいながらにして自然を満喫できるほど、広大な森の中のホテルである。先日の滞在でホテル内で見かけたネイチャーフォトを何枚か紹介しよう(以下は昆虫の写真ですので、虫がお嫌いな方はお気をつけください)。

といっても、「撮影するぞ~」とカメラを構えてお庭を歩いたわけではない。滞在中の館内移動をお散歩気分で屋外ルートを取るようにして、そこで出会ったちょっとした瞬間を、ポケットのコンパクトカメラで切り取っただけのことだ。それほど夏の高原は撮影チャンスにあふれているのである。

冒頭はラウンジのテラスだが、ここでお茶を飲んでいると、そばに蝶がやってきた。もちろん普通のアゲハチョウなどもたくさん飛んでいるのだが、珍しい蝶だと思ったのでそっと近づいてシャッターを切った(いったい何という名の蝶なのだろう)。

こちらはセミの抜け殻。そっと茎から取り外せばブローチになるので、お子さんのシャツに少しの間飾ってみても楽しい。

一番よく見かけるのはトンボだ。動きも緩慢なので、撮影は一番やりやすい部類。

もちろん、数多くの野鳥を木々の中に見ることができる。さすがに野鳥にはなかなか近づくことができないので、コンパクトカメラでの撮影は無理である。

というわけで、夏の間の館内移動は外回りがオススメだ。スパへの行き帰り、フロントや駐車場へのアクセスに、ぜひ廊下ではなくカート路を通ってみてほしい。それだけでちょっと豊かな気分になれること請け合いである。

さて、最初のテラスに戻るが、ここには天体望遠鏡が置いてある。望遠鏡を使いこなすのはなかなか難しいと思うのだが、腕に覚えのある方はトライしてみてはいかがだろうか。

夜にこの場所を通りかかったところ、エクシブのスタッフが望遠鏡の調整ができずに困っていて、お客さんからの要望に応えられていなかったけれど、夜には観察用の椅子とともに設置されていたので、きっと使えるのでしょう。

5 comments

  1. 私も蓼科へ行ったのですが、台風の余波の雨で、外のお散歩は楽しめませんでした。ピラタスのロープウェイも止まっていましたし、残念。ホテルを出るころは中央高速も甲府-大月間が不通になっていて、佐久・上信越道経由で首都圏にもどるという長時間ドライブになりました。
    6号棟への渡り廊下に面した植え込みの枝でセミが羽化中で、廊下の往来のたびに変化を楽しみました。セミは羽化が終わって羽が硬く透明になっても、雨のせいか飛び去らずにじっとしていました。その後どうなったでしょうかね。

  2. 綺麗な蝶だと思って調べたところ、クジャクチョウ(孔雀蝶)という名前のようです。

                                       ミシマ

  3. こんばんわ。お久しぶりです。
    エクシブ蓼科の自然は本当に素晴らしいですね。
    草花や樹木を観察しながら森林浴するのも大変気持ちいいものです。樹木には名札も付けられており勉強にもなります。
    何より涼しいのは良いですね。夏の蓼科は最高です!

  4. みなさん、こんばんは。 resortboyさん 久しぶりにメールします。
    明日から蓼科にお泊りです。タイムリーな記事、ありがとうございます。

    ニッコウキスゲ、エクシブ蓼科の自然 大変参考になります。
    蓼科はスキーシーズンがメインなのでこの時期は久しぶりです。

    天気も期待できますので楽しんできます。
    天体望遠鏡、使ってみたいですね!

  5. 皆さんこんばんは。早いものでもう週末です。

    ミシマさん、ちょうちょの名前を調べていただいてありがとうございます。「クジャクチョウ」をWikipediaで見ましたらば、「本州中部では標高の高い山地でしか見られない」とありました。標高1,500mのホテルならではの写真、ということですね。なんだかこの記事の価値も少しは上がった感じがしてうれしいです。

    明日の土曜日はお天気もよく、ニッコウキスゲも満開で、ビーナスラインは渋滞することでしょう。行かれるかたは楽しんでいらしてください。

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