イマイチ反響のないこの「ラクラク登山シリーズ」だが、やっている本人は大真面目で気に入っているのでもう一発。「番外編」としたのは、もはや登山とは呼べないほど短時間で登れるからだ。クルマを降りて3分で登れる「岩」の紹介だ。
「兜巾」と書いて「トキン」と読む。場所は蓼科きっての秘境スポット「蓼科仙境都市」の少し手前にある。おっと、いきなりヘンな紹介になってしまったが、一般的には「大河原峠」の手前、と言ったほうがいいだろう。
大河原峠のすぐ先にリゾート会員権方式で開発されたこのエリア。あまりにも山深いところにあるために、中心となるホテル群はまだ営業中のようだが、全体としてはほとんどゴーストタウンと化しているという。リゾート仲間からそんな話を聞いて、僕も一度は訪れてみたいと、変な関心を持ってこの数年を過ごしてきた。
(参考:公式サイト)会員制高原リゾート倶楽部、蓼科ソサイエティ倶楽部
しかしそんな怪しげなゴーストタウンに家族を連れて行くと、何を言われるかわからない。何とか観光にかこつけてその姿を見ることができないものか。
そんなとき、耳よりな情報を聞いたのだ。「トキンの岩に登ると、蓼科仙境都市が一望できる」というのである。
というわけで、女神湖を超えて蓼科スカイラインをひた走り、やってきましたトキンの岩。ここはもう2,000メートル超のエリアだから、ビーナスラインの辺りとは生えている木々がまったく違う。秋まっさかりで、まさしく仙境という名がぴったりだ。
冒頭の写真はそのトキンの岩のてっぺんなのだが、岩のてっぺんには祠があり、その下は崖のように谷に向かって落ちているように見える。この写真だけ見ると、え!あんなところに登るの?という感じだし、実際、下から見上げると、ほとんどロッククライミングの世界なのである(写真の右端に祠が見える)。
おまけに当日はすごい強風。耳元でゴーゴーと風が吹くと、それだけで恐怖感が10倍くらいアップする。登るのはいいけれど、向こう側はいったいどんなのだろう…。
覚悟を決めて、勇気を振り絞って上まで登って撮影してきましたよ、蓼科仙境都市。
これがリゾートの中核を成すホテル群。右にセンターフロントとバーデン、左にアエラベイにアネックスである。
登ってみると、思ったほど怖くはありませんでした。小さいお子さんでも大丈夫です。普通の観光スポットだし、羽目を外さなければ危険なことはありません。
というわけで、大河原峠に行くのであれば、ほんのちょっと手前にある通り道沿いですから、ぜひ一度登ってみてください。あ、普通の景色の写真を撮ってくるのを忘れました(爆)。
トキン岩は大河原行く途中のカーブで必ずと言っていいほど車をとめて登ります。
岩山なのですがどんなお山でも気をつけないと。
5分位で頂上です。
ヒールではだめですよ。なんでもそうでうですが、下りの方がちょっと滑りそうですが大周りして元のところにもどります。
360度のパノラマです。車山もよくみえますし、紅葉の頃はこの辺は最高だと思います。
駐車は3台くらしかできなかったと思います。
午前中の方が山の紅葉が素晴らしかったかな?
チョコたん、こんばんは。最近忙しくて、亀レス失礼しますm(__)m。
駐車は止め方によっては2台かな~っていう感じですね。何度か行きましたが、止められなかったことはありませんが(笑)。それと、景色のことを考えると午前中に行くのがいいのはわかっているのですが、ついホテルでのんびりしてしまうんですよね ^^;