リゾートトラストは、ラグーナベイコート倶楽部に隣接した土地を購入したことを発表しました。写真に見える緑色の屋根の建物群がある場所がそれで、ラグーナベイコートのプールのすぐ隣の、現在は「ラグーナの湯」などがある場所です。
これは、ラグーナテンボスがタラソテラピー事業から撤退することを受け、現在「タルゴ ラグーナ」(タラソテラピー施設)、「ホテル ラグーナ ヒル」(ホテル)、「ラグーナの湯」(日帰り温泉)として営業している土地建物を、リゾートトラストが取得することになったものです。
(画像出典:ラグーナテンボス)
土地面積は23,082平米で、現在のラグーナの土地面積が52,264.5平米ですから、およそその44%に当たります。ラグーナテンボスはタラソテラピー事業を2021年3月31日で営業終了とし、4月21日にリゾートトラストに土地建物を引渡します。
(画像出典:Google)
その後、現在の建物群がどのようになるかは明らかではありませんが、リゾートトラストは発表資料で「新しいリゾートホテル等の事業展開を目的として取得する」「建設するリゾートホテル等の規模、開業の時期については未定」としていて、取り壊しの上、新規物件を建設することを示唆しています。
現在、このサイトでは別項で、バブル崩壊によって飛躍した企業・産業についての歴史をたどっていますが、コロナ禍で、窮地に陥ったプロジェクト(今回のラグーナテンボスは、HISが経営不振だったラグーナ蒲郡の主要事業を承継して、2014年に設立した会社)を吸収しながら成長した歴史が、また繰り返されるのでしょうか。
まさかのTHE KAHALA HOTEL LAGUNA⁇
どちらかというと、こっちなのかなと…。