サンクチュアリコート琵琶湖の開業が迫ってきました。大型ホテルだけあって、比較的予約も取りやすいようです。そこで、気になる「風」の問題について検証してみます。
よく知られているように、琵琶湖の西岸では「比良おろし」と呼ばれる北西の強風が吹きます。
・比良おろし – Wikipedia
・JR湖西線｢強風･比良おろし｣に翻弄された半世紀 運行安定性が通勤通学と新幹線連絡特急の課題 | ローカル線･公共交通 | 東洋経済オンライン
風が強いのはいつなのでしょうか。上記、東洋経済オンラインの記事によれば、以下のように書かれています。
湖西線で強風による運転見合わせが多発するのは、例年10月から4月にかけての時期で、風を理由にした運休の日数は、2021―2022期で12日、2022―2023期で5日、2023―2024期で14日とシーズンによって大幅な変動がある。以前は風が強くなったので1～3時間運休して運転再開というパターンが基本だった。しかし、2023―2024期は、前日に「強風が見込まれるため、明日は始発から運休が見込まれています」などとアナウンスし、実際に運転を見合わせる計画運休が増えた。
これを読むと、冬場に風が強いようですが、本当でしょうか？ 琵琶湖西岸の中央部に位置する、南小松のアメダスのデータから、2023年と2024年のものを取り出して、毎月の最大瞬間風速をプロットしてみたのが以下のグラフです。
南小松(ミナミコマツ)のアメダス実況 – 日本気象協会 tenki.jp
直近のデータだけですが、これを見るとむしろ冬というよりも春に風が強い、ということがわかります。逆に風が弱いのは夏です。
というわけで、僕みたいな東京者が計画的にサンクチュアリコート琵琶湖に行くのなら、冬から春を避けて、夏や秋に設定するのが無難、という感じがします。
冒頭の写真は近江舞子にある、今、琵琶湖西岸で一番人気のあるハワイアンカフェの「R cafe」さんです。琵琶湖をハワイっぽさで盛り上げようと、頑張っておられます。
僕はこの夏、お盆明けにここを訪ねましたが、行列ができており、時間の関係で利用することができませんでした。ここで食事をするのを結構楽しみにしていたので、次回、機会があったらぜひ再訪したいと思っています。
resortboyさん、皆さんこんにちは。
サンクチュアリコート琵琶湖オープン以降、湖西線はすでに複数回運転見合わせがあったそうです。
天候が原因でアクセスできないのは、初島と同じですね。
代替施設は、エクシブ琵琶湖か、八瀬離宮あたりになるのでしょうか。
mikuroさん、コメントありがとうございます。これから本格的な冬になり、高島に行くのは大変になってきますね。
初島に行けずに熱海に泊まるのは仕方ない感じ（部屋はしょぼいがメシは同等、場所の移動はない）ですが、高島から別のエクシブに行くのはすごく遠いので現実的でない感じがしました。
ディスティネーションホテル、ですから、旅の目的が消えちゃう。
ご経験された方がいらっしゃいましたら、ぜひご体験をシェアしてください。
湖西線はXで運行状況を随時告知していましたのでリンクを共有します。
11月からの分を見ましたが、11月26日に止まり、11月2日には大規模な運休がありました。その他の遅れは数知れず。
JR西日本列車運行情報（湖西線）【公式】（@jrwest_kinki_b）さん / X
スレ違いですが、記録メモです。
サンクチュアリコート琵琶湖におけるメニューの誤表示についてのお詫びとお知らせ｜インフォメーション｜サンクチュアリコート琵琶湖｜ホテル｜リゾートトラストグループ サービスサイト
インルームダイニングで出したお重に入っていた近江牛100%鉄板ハンバーグの中に、使用割合が70%のものがあった、という話。昨年11月6日から今年1月5日までの606食。
会員制だと、こうした軽い失態の告白について「さすがは素晴らしい対応」などと逆に礼賛してしまいがちなので、ここを見ている方は注意しましょうね。別に褒める話ではありませんので。