エクシブで連泊する際、滞在時の清掃やアメニティ追加を不要とすると特典がもらえる「ECOステイ」の制度が拡大されました。呼び名も「サステナブルECOステイ」と改称され、より多くの滞在客に利用してもらおうという、運営会社の意図がはっきりと打ち出された施策となっています。
現在、2023年3月31日までの特典が案内されていますので、それを見ていきましょう。
対象ホテルはエクシブ、リゾーピア・サンメンバーズ、ホテルトラスティのすべてで、ベイコート倶楽部は対象外です。特典は大きく分けて3種類です。
1)夕食時やラウンジでのドリンク(利用者1人につき1杯)
2)ECOクレジットと呼ばれる1室2000円の金券(滞在時にホテル内施設で利用可能)
3)トラスティで見られるその他のおまけ
1)はこれまでもありました。僕も常にこの特典を使っていて、2泊3日で利用する場合、1日はエクシブのレストランでワンドリンクサービスを受け、もう1日はインルームダイニングか外食、という感じで長年使ってきました。
2)は新設です。1室2,000円とはけっこう大きいですね。僕の大好きなリッチモンドホテルでは清掃不要で500円のQUOカードですから、会員制リゾートホテルとしての格の差を見せ付けられました。ですが、リッチモンドでは3泊中2日とも清掃不要なら500円のQUOカードが2枚になるんですけどね。
ともあれ、ショップでの地酒やつまみの調達にうまく使えそうです。利用実費のエクシブやパーソンチャージのサンメンバーズ(バージョンチケットを含む)なら、1人1室にすれば2泊して11,000円(サンメンなら8,800円)のところ2,000円還元ですから、大雑把に言って2割引みたいなものです。
上記画像にある公式情報には、サンメンの方にはエクシブに明記されていない「レストラン(飲料のみ)」の文字があります。エクシブのレストランでも使えるようにも解釈できますが、このように書き分けている意図は何なのだろう?(レストランだって付帯施設だろうに)。
3)はトラスティの話ですが、エクシブ同様にレストランでのワンドリンクのほか、消毒スプレーやミントタブレットがもらえたりもします(ビジホではよくありますね)。また、朝食を出せるトラスティ(有明と阿倍野)では、朝食が半額になります。これは1回なのか毎回なのかドキュメントからはわからないので(滞在中いつでも半額ならかなり大きいでしょう)、実地で確認された方はコメント欄で教えてください。
個人的には、素泊まり2泊で2,000円クレジットをもらうのが一番得だなぁ、と思います。エクシブの夕食は値上げしちゃったし、希望の時間に食事できないことの方が多いので。客室値上げの分、これで回収ですね。
皆さん、おはようございます。本記事について、すでに実践された方から情報をいただきましたのでご紹介します。
・2000円クレジットはエクシブのレストランでは使うことができない
(サンメン施設は付帯施設が少ないのでレストランで利用できるようにしているのでは?)
・2000円クレジットは清掃不要の回数分付与される。例えば4泊で6000円
いやぁ、これはいいですね。サンメン1人旅でパーソンチャージなら最高じゃないですか。人手不足とエクシブ値上げで相対的に安くなった…。
さらに追加情報をいただきましたので、コメントとして掲載します。
・3泊以上の場合、清掃不要の回数分、「特典A、B、C」の中から選んで利用できる。
例えば4泊する場合、エコステイ特典の権利が3回あるので、エクシブなら、Aレストランでの夕食時のワンドリンク、Bラウンジでのワンドリンク、Cショップでの2000円クレジット、と使い分けることができます。
これらの権利行使は、複写式の紙をレストランやラウンジなどに提出することで行われるとのことです(プラン特典で出るような「ワンドリンク券」みたいにはなっていない)。