5月にうわさになっていたサンメンバーズ奥志摩とサンメンバーズ高山の閉館が正式に発表された。これら施設の閉鎖にともない、サンメンバーズの利用規程が一部変更された。今日は5月31日に発表されたこれらの変化について速報しよう。ちなみに写真はリゾーピア箱根の卓球ルームである。
まず、サンメンバーズ奥志摩(1976年開業)とサンメンバーズ高山(1978年開業)は2006年5月末日で閉鎖となった。理由については「現行の新耐震設計法基準下では耐震性能に劣り、かつ補強工事を行なった場合には、補強壁の設置等によりホテルのとしての運営に重要な支障をきたす」ためだと説明している。
サンメンバーズ会員はエクシブ施設の増加で恩恵を受けているわけで、経年変化から来るこうした閉館はある程度やむを得ないだろう。ただし、現行のサンメンバーズ施設の多くには会員の区分所有権が付いているから、今後こうした施設の閉鎖はかなりやりにくくなるのではないだろうか。しかしながら、あまりに突然の閉鎖と、その告知の悪さ(完全な事後報告)には、あきれてしまう。楽しみにしていた旅行を一方的に反故にされた会員の方もいらっしゃるかと思うと、心中穏やかではない。
さて、むしろ注目したいのは、施設閉鎖の発表に対応するように利用規程の一部が改変されたことだ。サンメンバーズ会員および、サンメンバーズの規程が適用されるエクシブのバージョンチケットにおいて、特別営業期間においての利用がしやすくなっている。
まず、これまで平日用のサンメンバーズ宿泊券(平日券)が特別営業期間中は使えなかったが、ゴールデンウイークの平日と、8月11日~16日を除く夏休みの平日には、下記の「サンメンバーズのリゾートホテル」において平日券が使えるようになった。なお、バージョンチケットは全日対応なので、この変更は関係ない。
また、特別営業期間の利用においては、それぞれの期間において「1回のみ、1泊に付き1室のみ、連泊は2泊まで」という制約があったが、これが緩和された。「サンメンバーズのリゾートホテル」を利用する場合、次の期間を除いては「2連泊まで」の制限だけとなる。従来どおりの制限があるのは、年末年始の全日、ゴールデンウイークの休前日、夏休みの休前日と8月11日~16日、である。
ここでいう「サンメンバーズのリゾートホテル」とは、下記の施設のことである。
- リゾーピア熱海
- リゾーピア箱根
- リゾーピア久美浜
- リゾーピア別府
- サンメンバーズひるがの
- サンメンバーズ京都嵯峨
- サンメンバーズ神戸
- エクシブ淡路島サンメンバーズルーム
エクシブ淡路島がここに含まれているのは、エクシブ淡路島はサンメンバーズ淡路島を建て替えてできた施設だからであろう。サンメンバーズルームがある他の施設(エクシブ鳥羽、白浜、伊豆など)は「サンメンバーズのリゾートホテル」には含まれていないので注意したい。
昨年の10月に、テレビニュースで高山祭りの放映を見て、すぐにサンメン高山の予約を入れました。
翌年4月の春祭り時はすでに満室でキャンセル待ち二番。10月の秋祭り時は予約成立でした。
結局、今年の4月にはついにキャンセルが出たとの連絡は来ず、春の祭りは行けませんでした。
そして、5月中旬になって、閉鎖の噂が・・・私のところには、何の案内もありませんでした。
噂がのぼって、一週間ほど静観していましたが、何のアナウンスも無いので、バージョンチケットで予約を入れた蓼科事務局に電話を入れたところ、急遽閉鎖が決まったところで、近隣のひるがのか、高山市内の他の宿泊施設を紹介するとのことでした。
耐震基準から来る安全性の問題よる閉鎖とのことで、こちらも抗弁すすわけにも行かず、ひるがのに変更して頂きました。
ただ、まーくんのHPで見て、泊まってみたかったRC制の和洋室はすでに一杯とのことで、残念でした。
さて、サンメンバーズの利用規定が改定になった点は、嬉しいことには違いないですが、私たちのようなマニア?には理解できる時が来るかもしれませんが、なんだかちょっと複雑になりすぎているような気がします。
それから、私の蓼科ユースの会員権には、タイムシェアー26泊プラスバージョンチケットの全日券と、平日券が各10枚ついてます。
kamesan、こんばんは。高山の旅行の件はとても残念ですね。僕も奥志摩で子どもと釣りをしてみたいと思っていたので、「えっ」と思っていたのでした。
利用規程は確かに複雑です。淡路島以外のサンメンルームのあるエクシブや、鳴門や那須白河のロッジの取り扱いに、不明確な点が出ているように思います。個人的には複雑なのは構わないのですが、ホテルスタッフの方々に、知識や解釈を統一・徹底してほしいと思います。その点、ちょっと心配です。
ところで、ユースの会員権というのは、具体的にはどういうものなのですか? よかったら教えてください。平日券のバージョンチケットというのもあるというのは、不勉強で知りませんでした。区分所有権じゃなくて預託金制の会員権、とか聞いたことがあるような気がします。
resortboyさんこんばんは。
RTはサンメン、エクシブのブランドの派生商品を数多く出しています。
エクシブユースは、その一つ、不動産を持ちたくない企業向けに販売された商品だったと思います。
今現在、ユース会員権が販売されているか、これからどうなるのかは私には全く分かりません。
HVCでは同じコンセプトの商品を、裏磐梯グランデコ・蓼科リゾート・軽井沢万平・箱根明神平・京都・軽井沢高原・山中湖マウント富士・スキージャム勝山でハーベストトラストというブランドで販売していますし、今後も続けていくのではと(海水浴とリゾート会員権のスレッドで書きました)期待しています。
RTも、今現在はサンメンチケット(バージョンではない)をエクシブにオプションした商品を発売したり、多様な顧客のニーズに対応した商品開発を続けているようです。
みなさん、こんにちは。
kamesanのご要望で追加説明です。リゾートトラストは「サンメンバーズオプション」という、エクシブに権利追加できる商品を案内しています。具体的にはエクシブの全オーナー向けに、通常のタイムシェアに「サンメンバーズ施設利用券10枚」(バージョンチケット10枚という方が分かりやすいですね)を毎年追加できるという、オプション商品です。※もちろん有料ですよ。
バージョン会員権に付随しているサンメンバーズ施設利用券と利用方法は同じです。しかし譲渡する際にはオプションのみ権利放棄しなければなりませんので、バージョンZ会員権にサンメンバーズオプションを追加したからと言っても、バージョンZ会員権がバージョン会員権になる事はありません。
サンメンバーズオプションを追加しなくても、サンメンバーズ施設利用券が付随しているエクシブはバージョン会員権(新規販売終了)とユース会員(新規販売中)の2種類です。
ついでに、預託制のハーヴェストクラブとエクシブユース会員は「預託制」という所だけは同じでも、施設開発のコンセプトそのものが違うので、比べるにはちょっと辛いですが、預託制HVCの開発の利点は極めて大きく、会員にとっての楽しみも比例して、今後に期待できます。
kamesan、ともさん、ありがとうございます。ユース会員の話や、バージョンZにサンメンオプションを付けてもバージョンになるわけではない、など、なかなか知りえない情報で、勉強になります。
あらためて、エクシブ、サンメンの複雑さに(いい意味で)あきれてしまいますね。顧客のニーズを汲んで発展してきた証拠だと思いますが、特に中古物件を検討されている方々には、複雑で何がなんだかわからないということになっているでしょうね。中古物件を検討されている方は、行きがかり上、なかなかリゾートトラストに質問とかできないと思いますので、僕も微力ながら、こうした情報の整備向上に努めたいと思います。エクシブはルールを知ってこそうまく利用できると思うので、これは自分のためでもあります。
この規約変更はいつから適応になるのでしょうか?RTのHPを見てもどこにも発見できませんでしたが、どこに発表されているのか教えていただければと思います。
夏にバージョンチケットにてサンメン施設を予約してあるのですが、現在もその他の夏の特営期間がWN上予約出来ない表示になったままですので疑問に思いました。
webでは、予約できませんが、サンメンバーズ総合予約センターで、電話予約が出来ました。
でも、未だ変更内容がキッチリ伝わっていない様で、金・土曜日2泊2部屋4名での予約でしたが、最初、全日件を8枚用意して下さいって言われました。
案内書に、平日券の利用が出来る様になったと書いてあるようですが・・・って聞くと、ちょっとお待ちくださいって、そして平日券4枚、全日券4枚お持ち下さいと訂正されました。
その後、予約番号をもらって電話を切ったのですが、暫くすると、私の職場に電話があって、何事だろうと出てみると、夕食は席押さえだけではなく、食事内容を決めてもらわないと困るとの事・・・。
web上には、6月までしか食事内容の表示が無いので検討しようが無い。8月のメニューを教えてほしい・・・って聞くと、ちょっと待ってくださいって、暫くすると、メニューは決まってないので判らない。取り敢えず一番安いコースを入れさせてくれだって・・・???
以前から同様な事が繰り返されていて、なんだかな~~~って思っています。
しょうちゃん、kamesan、こんばんは。
利用規程はもう変更済み、ということじゃないかと思います。サンメンバーズ会員には郵送で案内があったようですが、同じ規程が適用になるエクシブのバージョン会員への案内は特にないみたいで、それもちょっとおかしな話かと思っています。WONDER NET上の特別営業期間の扱いは、昔も今もヘンですね。一般的な話としては、契約施設のオーナー事務局の担当者を通して、確認しながら予約を行うのが基本といえるのではないでしょうか(ここは諸説ある部分だと思います)。
特別営業期間に関しては、サンメン扱いでの予約では、たとえ1年前でも夕食の内容を決めることが求められますね。価格で決めるしかないわけですけれども、それも2005年春のコース料理改定のように一方的に値上げになったりもします…。
昨日届いたWONDER NETからのメールに、下記の情報がありましたので、転載しておきます。