予約に関するちょっと高度な話題だ。写真はエクシブ京都八瀬離宮のオーナーズレセプションである。エクシブ京都には今年の紅葉の季節に予約を入れているのだが、1年前の同日に予約したのにも関わらず、まだ予約が成立していない。
これがいわゆる「交換待ち」という状態である。レッドの権利日を差し出してあるのだが、交換が成立していないにも関わらず、「待ち」の状態であるため、このレッドの日は別の予約に使うことはできない。
では、この交換待ちをキャンセルしたらどうなるのだろうか。
結論から言うと、交換待ちをした権利は、その色の権利が残った状態でスペースバンクに預け入れられた状態で戻ってくる。予約待ちのキャンセルは色が残るという点で交換成立後のキャンセルとは異なり、リスクフリーであるわけだ。
また、交換待ちが結局不成立だった場合も同様に取り扱われる。このことから、交換待ち覚悟で予約を行う場合には、どの権利日を使うかに少々気を遣う必要があるだろう。
スペースバンクに預け入れた権利日は、元の日付の翌年末までの予約に交換利用できる。したがって、2007年の権利日でも2008年に利用できる。
僕の例だと、2007年の11月に2008年の11月の予約を交換待ちで入れている。このとき、2007年（予約時点での当年）のレッドの権利を使ったとすると、この交換待ちが不成立だった場合（予約日の1カ月前に確定する）には、レッドとして権利は戻ってくるものの、その年の残りの期間、10～12月しか使えないという状況になってしまう。人気の日取りにはもうタイミングが遅くて、せっかくのレッドの効力を存分に使うことができないだろう。
つまり、交換待ちをするならば、予約日と同じ年の権利日を使うのが定石となる。そうなれば交換待ちが不成立でも、その翌年まで権利は有効なので、再利用することも十分に可能だろう。
こんにちは
私は「交換待ち」の経験はないのですが、「交換待ち」って結果が利用日の１ヶ月近く前でないとわからないことがあるのではないでしょうか。
それだと不可とわかった時点で第二希望の施設を交換予約しようとしてもその施設も満室という可能性がありますよね。だったら私は手堅く初めから第二希望にするタイプです。なので京都八瀬は私は未だに予約できないでいます。妻は知人との利用で、平日に予約していますが・・・。
それからどのエクシブにせよ、交換待ちの不安定な状況よりも１年前から予約が成立してずっと楽しみにしていられるほうがいいですよね。特に貴重なゴールドやレッドを使う場合はそう思います。
mikuroさん、こんにちは。まったく同感ですね。僕も秋の京都行きをいっそうやめちゃおうかと思っているところです。今ならまだ他のエクシブにも空きがあるでしょうから…。
今年の11月には22日の土曜日から三連休があって、その前日の金曜日にEタイプのお部屋が取れているんですが、後はまだ交換待ちです。
エクシブ京都 八瀬離宮｜部屋タイプ スイートグレード E Type｜リゾートトラスト株式会社
他のホテルと組み合わせれば、秋の一番いい時期に利用いただけるかと思いますが、行きたい方いらしたらメールくださいね。
resortboyさん、こんばんは。
会員権好きなら、誰でも知っているはずの別の掲示板に、この記事と
全く相違するレスが載っていて驚いています。
あくまで、会則（利用規定）にのっとった「原則」との但し書き付き
ですが、交換不成立の場合でも、色は戻って来ないで、無駄になる、だから注意して交換に臨むように・・と言うものです。
占有日を、そのまま使う人はほとんどいないと思います。「リスクフリー」どころか「超ハイリスク」、例えて言えば、ジャンク債に投資するようなものです。
メーカーに確認した確かな話のようですが、不勉強だったと思う反面、これまで単に運営上の問題として、片付けされてきたことで
あったとしたら、将来を危惧します。
また、同じ掲示板に、スペースバンクの預け入れについての有効な
利用について、アドヴァイスが載っていました。実は、このことも
意識したことはなかったので、戸惑っています。
奥が深い（笑）などと言って、笑う気分になれないので、つい書き込みしてしまいました。
ずきさんすさん、こんにちは。ご指摘の件、遅ればせながら拝見しました。
ちょっとびっくりするようなところがありましたが、現実のオペレーションとは違いますね。実際には、僕がこの記事で書いたように運用されているというのが、僕の「取材結果」です。ただし、それが規程の原則と異なる、という認識はしないといけないようですね。
リゾートトラストと付き合っていると、とても理不尽なことがしばしばあります。その逆（枠を超えた素晴らしいもてなし）は昔はありましたが、今はこちらが慣れたせいもありますが、あまり感じられません。そんなわけで、相手が理不尽な以上は、「常識的感覚」に自信をもってエクシブと付き合えばいいと、ユーザーの1人としては思っています。
みなさん、おはようございます。
あちらの掲示板は当方も拝見していました。レスをつけるべきか相当悩みました。
自分が会員になる前の、知人の権利拝借の時代から、少しずつ規定が変えられてきていることは確かなようです。
その、知人権利拝借の頃は、交換予約成立後でも、同じ色の別の日に宿泊変更ができました。
（これは、当時のエクシブ白浜の事務局に電話で確認いたしました)
しかし、自分でエクシブを購入した時には、規定変更が遭ったようで
交換成立後は「F預かり」になってしまい、変更が効かなくなっていました。
今、基本的にはワンダーネット予約ですが、
交換成立前にキャンセル、あるいは、１ヶ月と１日前までいっても交換成立しなかったことが、各１回あり
どちらも、元の色のスペースバンクに権利が戻されていましたので、
向こうの掲示板の流れは、意外でした。
ただ、ヴァージョン会員の増加もあって、交換にせよフローティングにせよ
ここ数年、年々満室になるのが早くなったり、FLもうまく行かない・・・
と言う感じになってきているので、如何に権利行使を封じ込めるか？という感じに
RTが知恵を絞ってきている風にも感じております。
しかし、現場は結構柔軟な対応してくれていると思いますよ。
このところ、権利消化方法について、結構気の利いた対応をしてくれているので
あまり、この問題を硬いほうに持っていってほしくないのが本音ですが・・・。
A3さん、こんばんは。昔はよかった、ってなところは、こんなところにもあるのですね。
でも、僕もA3さんと同じように、権利消化に関しては、かなり現場は配慮してくれていると感じています。僕の場合、グレードの違う複数のエクシブを使っているので、フローティング予約で狭い部屋しかなければ狭い部屋の権利を使うし、広い部屋が取れれば広い方を使う、なんていうことをするのですが、結構上手に対応してもらっています。
話せばわかる、っていうのがエクシブのオーナー事務局のいいところで、僕はかなり信頼を寄せていますよ。