エクシブ鳥羽本館南棟のお部屋に入ってみると、その変わりように誰もが息を飲むに違いない。ラタンを基調としたかつての鳥羽本館の内装は一新され、白黒のモノトーンを基調としたスタイリッシュな空間に生まれ変わっている。
今日ご紹介するのはスタンダードグレードの洋ルーム。定員は3人で、ルームチャージは9,500円(税込10,260円)だ。
お部屋の手前側には常設のツインベッド。間接照明によって作り出される洒落た雰囲気は、リゾートホテルというよりむしろ都会的な印象を強く感じさせるが、和のテイストもわずかながら感じさせるバランスがとてもうまいと思う。
このお部屋は定員が3人で、3人利用の場合には窓側のソファーベッドがベッドメイクされる。寝心地も良好で、ソファーベッドだからという不具合はまったく感じなかった。
2人利用でベッドメイクされていなければこんな風になる。眺めのよい本館からの景色を楽しみながら、デイベッドとしてくつろぐことができる。
調度品も一新され、グラスや茶器などもかなりグレードの高いものが導入されていて感心した。
バスルームも一新。ブラックの壁パネルをあしらって、統一感のある仕上がりとなっている。
このエクシブ鳥羽本館は最も古いエクシブであるため、パーソンチャージ(利用実費)で利用できる会員が存在する。その場合の料金は1人4,000円(税込4,320円)だ。以前より500円の値上げだが、この変わりようを考えると、実にバリュープライスだと思う。
リニューアルが行われたのは、すべて2棟ある鳥羽本館の「南棟」(海から見て左側)のお部屋である。南棟には10年ほど前に改装された部屋もあり、今回のリニューアルではそれらを除く全てのお部屋が改装された形となった。つまり、鳥羽本館の南棟には、オープン当時からあるラタン調のお部屋はすでに存在しない。
いやぁ、本館の変貌ぶりはスゴいですね。和風の別邸も新たな息吹を感じさせますが、鳥羽本館のリニューアルはオールドエクシブの未来に希望の灯火を見てしまいます。鳥羽は遠くて日常的な恩恵に預かることは難しいのですが、この流れがぜひ東のほうにも来てくれれば!と思います。
軽井沢はムセオ&パセオの時にレストランをリニューアル済みですが、残る本館各ルームをぜひ。そして何より伊豆をぜひ。とくにコテージ棟。最近はあの階段が辛くなってきましたし、冬は部屋に入るまで寒いですし。ついでに加えますが、リゾーピア熱海もお忘れなく。箱根だけで終わりじゃ可哀想すぎますぅ。
リゾートボーイさんの新生グランドエクシブ鳥羽のブログには触発されますね。鳥羽に行きたくなります。
私の会員権はスタンダードですが「別邸」にも空室表示があり泊まれそうです。リニューアルの部屋と別邸、さらに改修されたレストランやフィットネスクラブも期待大です。
話題沸騰でエクシブ鳥羽が楽しくなってきました。
今まで「高級路線ばかりを追求し、オールドエクシブを見捨てるのか?」と批判的にリゾート・トラストを見てましたが、今回の鳥羽本館の大改造で見直しました。
今、マレーシアのペナン島にいます。RTCC予約で『ゴールデンサンズ・リゾート・シャングリラ』に滞在中です。素晴らしいホテルですのでお薦めです。