ホコリをかぶっていたノートパソコンにUbuntuを入れて再生させました。ちょうど、発売中の「日経Linux」に「手持ちPCを最新Ubuntuでリノベーション」という記事が掲載されているようですが、まさにそういう感じです。
まず、Ubuntuってナニ、っていう方にはこちらを。
(公式)Homepage | Ubuntu Japanese Team
1台目はおよそ10年前の「HP Compaq nx4800」です。製品の詳細は以下。
世界初14インチワイド液晶搭載のエンタテインメントノート「HP Compaq nx4800」発表 – ITmedia PC USER
メモリーを1GBまで上げて、まずはライセンスのあるWindows XPでリストアしたのですが、まぁ遅いこと…。しかたがないのでUbuntuを入れてデュアルブート機にすることにしました。ところがプロセッサが古くて、最新版のUbuntuはインストールできません(専門的な言い方をすれば、PAE非対応なためです)。
仕方がないので、11.10を新規インストールしてから12.04までアップグレードしました。それ以降のバージョンはこのマシンにはインストールできません。12.04は2017年4月まで公式サポートされますので、まだ3年以上は行けます。
素のUbuntuでもぜんぜん行けそうに思いましたが、ChromeとGoogle日本語変換とVLCだけ追加でインストールしました。
XPでノロノロでも、Ubuntuはかなり実用的な速度で動作します。iTunesなど、どうしてもWindowsじゃないとダメなときだけ、XPで使ってもらうことにして、このマシンは自宅兄ちゃんにもらわれていきました。
2台目は5年前の「Eee PC 1000HD」です。製品の詳細は以下。
【PC Watch】 ASUS、34,800円のCeleron搭載「Eee PC 1000HD」
これは一昨年来、HDDをSSDに換装して快調に使っていましたが、昨年SSDがぶっ飛んだために引退していたものです。また壊れるかもしれませんが、クラウド端末として使うだけですから、信頼性はあまり問題になりません。
こちらは5年前の製品ということで、モダンな仕様(笑)ですから、問題なく最新の13.10が入りました。ただ、ディスプレイの縦が600ピクセルしかないので、インストール時にはいくつかの画面がはみ出して操作不能でした。リターン連打でデフォルト設定を適用する分には問題ありません。
こちらにもやはりChromeとGoogle日本語変換を入れました。このマシンは自宅姉ちゃんが使うということで、EvernoteのクライアントとしてNixNoteがインストールされました。
NixNote プロジェクト日本語トップページ – SourceForge.JP
Adobe Acrobatも入れたところ、メニューが真っ黒になって困りましたが、これは以下で正常化しました(グローバルメニューの無効化)
$ gksudo gedit AdobeReader.desktop
→「Exec=acroread」を「Exec=env UBUNTU_MENUPROXY= acroread」に置換
現状の課題はLINEです。中学生女子なので、LINEは大事、ということで、WINEを入れてUbuntu上でLINEが使えるようにはできたのですが、スタンプを表示するウインドウが出ません(一瞬出て消えてしまう)。これはちょっと僕にはどうにもならないと思うので、スタンプはスマホでやってもらうことにして、自宅姉ちゃんに引き渡しました。
久しぶりにLinuxデスクトップなんて触りましたが、まぁ時代が進んでいてびっくりです。古いPCでも最新環境でまだまだ戦えます。もちろん多少の問題はありますが、ほとんどはネット上の先達が解決してくれているので、検索すればすぐに対処法がわかります。古いPCですからもっと軽量なディストリビューションがいいという面はありますが、トラブル対応という点では最大派閥のUbuntuを使っておくのが無難だと思います。
冒頭で触れたように最新の日経LinuxにはUbuntuの記事があるようですし、付録DVDには最新のUbuntuも収録されているので、興味のある方はまず雑誌を手にとってみてはどうでしょうか。
