今日は「会員権なしでエクシブを使う」というテーマでお届けします。リゾートトラストは今や、法人向けの保養所システムとして古くなったエクシブ全体を再活用しようとしていますので、かつてのような会員制の趣きは薄れています。しかし、そのような方法で新たな顧客を入れ続けているからこそ、他のガラ権とは異なり、古いチェーンでもちゃんと維持されているわけです。
ですから今でも「古いエクシブでいいから入会したい」という話は普通にあると思います。しかし、ホテル利用のバリエーションが多種多様を極める現代において、高い初期費用と終わりのない毎年の費用を支払ってまで会員制をわざわざ選択することは、旅の選択肢を狭め、人生の可能性に枠をはめ、将来の負動産を背負うというデメリットがあることを忘れてはなりません。
エクシブは一般ホテルとして営業していませんが、近いことはできます。以前にも書いたことがありますが、破綻したゴルフクラブを再生させた鳴門と那須白河については、もとからあったホテルは「ザ・ロッジ」として一般ホテルとして営業しています。
僕は長いこと行っていませんが、実は鳴門も那須白河も、ちゃんと継続的にリニューアルされています。最近になって行った人は様子を教えてください。例えば鳴門のロッジは2024年の3月に全室リニューアルされ、ピカピカになりました。公式サイトをご覧ください。
(公式)ザ・ロッジ|客室|ザ・ロッジ(グランドエクシブ鳴門内)|ホテル|リゾートトラストグループ サービスサイト
上記サイトに公式の料金が書いてありますが、会員権を持っていても1,000円しか安くなりません。一般料金は普通に電話すればいいのではないかと思いますが、さすがに会員なのでそれは試したことがありません。
さて、一般ホテルですからOTAで普通に予約することができます。もしこの記事を、これからエクシブを買ってみたいと思ってしまった方が見ているとすれば、買う前にまずはロッジの一般利用を試してみてくださいと言いたいです。
大事なこととして、エクシブにおいて他のホテルチェーンとまったく異なる部分がそれで味わえるからです。それは施設全体としてのハードウェア(大浴場やラウンジといった共通部分)の良さであり、潤沢なスタッフの数から来るもてなし感、そして最も優れていると言われているレストランです。
気に入らなければそれまでだし、一般利用である程度満足できるのであれば、それを毎年、でいいのではないでしょうか? 場所がヘン? 今日は書きませんが、便利な場所にサンメンバーズやリゾーピアもありますよ。
というわけで、一例です。Yahoo!トラベルの「【早割60】お得にリゾートライフ満喫<夕食は和・伊・中より選択>」というセールの事例です。
これは現在も販売されていて、夏休み直前の7月17日まで日曜と平日に設定があります。このタイミングならあの素晴らしいインフィニティプールから瀬戸内海を眺める、国内最上級のリゾート体験を味わえます。
プラン内容は、14時から翌日12時までの22時間ステイ。夕食はカジュアルコース(和洋中からの選択)、朝食はブッフェです。料理は一般だろうとエクシブ利用だろうと共通です。つまり、一般利用でも客室以外は全部同じです。
エクシブ会員がロッジを使う場合、室料が11,000円、朝食が2名で6,534円、夕食が2名で18,150円で35,684円になりますが、上記のセールでは一般利用で31,680円となっています。会員の人にも利用価値があるでしょうね。さすがに「オーナーカードは出ません」なんて無粋なことは言わないでしょうから。
ちなみに冒頭の写真はロッジ側から見た本館です。本館に泊まったら本館は見えませんが、この勇姿を見て「いいなぁ」と恋い焦がれてしまうか、「会員権なしで利用できるとは素晴らしい」と思うかは、人それぞれだと思います。
人生いろいろ、ガラ権いろいろ。



RT社の会員権を持っていなかった頃、東急不動産の株主優待で何度もハーヴェストを利用しました。RT社も「ロッジ」という手があったのですね。
当時、会員制施設(ハーヴェスト)の広さ・落ち着いた雰囲気に惹かれていたのを思い出しました。
購入後は土日に予約が取れない、とかレストランが高過ぎる、とか不満がつのる一方。これはRT社特有の現象?
とはいえ、会員制施設特有の「建物の魅力」が失われた訳では無いので、素泊まりでステイを楽しむのはアリ。
これが、会員の特権なのかも。ちょっと寂しい感じはしますが。
belairさん、コメントをありがとうございます。
結局そこなんですよね。そこというのは、会員制ホテルの契約はあくまで客室についてのものである、ということです。だから、素泊まりで満足できる方法を見つけるというのは大事なことだし、ちゃんとしたガラ権は素泊まりができるようになっているものです。
レストランが値上がりして高いと思うようになったら、使わなければいいだけです。部屋で何か持ってきたものを食べればいいと思います。
繁忙日の予約がうまくいかないのは、会員が増えてホーム制を取っていなければ人気の施設でそうなるのは当然のことなので、制度設計上の問題です。ですが、RTはそうすることによって仮想的に離宮を何度も販売しているようなもので、それによってチェーン全体が回っているので、悪いとばかりは言えません。
というわけで、修行を重ねて「さびしい感じ」を取り除いていけば、まだまだ行けます。頑張りましょう😎
ハーヴェストは素泊まりしやすいですが、エクシブはお得に(オーナーズステイやサンクスフェスティバルを)利用しようとするとレストランの利用が必須になるような😅
(部屋持ち込みは規約上はNGですけど、ほぼ容認状態??)
確かにレストランの値上げに対しては不満が募りますが(ハーヴェストも同様です)、オーナーズステイを利用すればハーヴェストよりずいぶんリーズナブルに宿泊できるので、私はトータルでは満足しています😊
お得なプランもRT社はたくさん出してくれますし😊
オーナーズステイでの利用がメインなので繁忙日の予約はあまりしませんが、かなり前からの予約であれば人気施設の土曜日も取れていますし、交換で予約が取れる可能性も高いような気がします。
とりあえずざっくりした年間の旅行予定表を書いていますが、サンクスフェスティバルなどでの予約は取れるかどうかはっきりしないので、〇〇がダメだったら◎◎とか複数候補を記入してあります。
(絶対行きたいところは1年前から予約ができるので、1年前に予約)
それからお得なプランが出てきたり、行きたい場所が出てきたりしたら、計画を変更します。
ハーヴェストも3か月前の予約開始時であれば人気施設でもほぼ予約できますし、今のところどちらの施設も予約での不満は特にないです。
不思議なのが、素泊まりで比較すると7/17でヤフートラベルだと17000円なので会員予約11000円とオーナーカード含めて大きな差があると思うのですが、2食付きにするとその差がなくなるか、逆転してしまうっていうのはどう理解したら良いんでしょうかね?、OTAの方が食事を付けることによってよりお得感を出しているってことでしょうか?
すみれさん、のぶぱんさん、コメントありがとうございます。お二人はまったく違う話題をお話しされているように見えて、実は同じポイントをご指摘されていますね。
すみれさんのおっしゃるお得さというのは、お食事を含めた支払い金額のバリューが高いということだと思います。それは僕もまったく同意するところです。
のぶぱんさんがご指摘の、OTAにおける素泊まりと2食付きの価格が不整合に見えるという点は、一般の顧客、つまりリゾートトラストのレストランの実力を知らずに普通のホテルと思って予約するゲストをターゲットにした場合に、お金を使うことに慣れている会員層と同じ価格では戦えない、ということが現れているのだと思います。
違うターゲットに対してトータルの満足を提供したいとホテルが考えたとき、オーナーズステイでは室料を下げ、一方のOTA販売ではお食事を下げて、バランスを取っている状況です。
ですから、リゾートトラストのホテルを平日に利用するのだったら、一般利用は相当に有利(初期投資も何もいらない)ということになるのではないでしょうか。お金を使うのに慣れている会員に対するサービスと同じものを「下がった価格」で利用できるわけですから。
リゾートボーイさんのご意見の
「しかし、ホテル利用のバリエーションが多種多様を極める現代において、高い初期費用と終わりのない毎年の費用を支払ってまで会員制をわざわざ選択することは、旅の選択肢を狭め、人生の可能性に枠をはめ、将来の負動産を背負うというデメリットがあることを忘れてはなりません。」
は、胸にグサリと来ました。痛いですね。
そうなんです。
RTの会員権を持つ。ということは、そう言うことなんですよね。
で、
せめてあの時に「エクシブで手を打って、別荘を買う選択をしなかった自分を誉めてあげよう。」と思って自分を慰めるんですよねー(笑)。
RT社さんには、法人オーナーばかりを優遇するのではなく、
長くRT社を支えている個人オーナーさん達が、歓ぶようなオーナーズ用プランをもっと出して欲しいです。
オーナーズプラン及び、これ機能的に利用するための健康的で廉価な夕食・朝食の設定は不可欠です。
るるるさん
resortboyさん
お二人のご意見に賛成です。
ただ、このブログをお読みの中には、これからリゾート会員権を買おうかなとお考えの方も多くおられると思うので、ちょっとだけ異なる体験をお話しさせてください。
私はRTの複数の会員権を仲介で購入しましたが、予約が制限され始めたので、5年経過後に、その多くを売りましたが、大変幸運なことに、名義変更料や仲介手数料も高い年会費もさらには譲渡所得税も納めて、全部合わせてほぼ±ゼロになりました。
そうなると、気持ちが軽くなり、RTを利用させてもらったことが良い思い出となります(^^)
方針転換して取得した東急の複数のビアラは、購入時よりもいずれも値上がりしており、それらを手仕舞いして譲渡所得税を納めても、利益がでる見込みです。
ですから、幸運があればですが、「負」動産にならない実例もあることを、ここをお読みの方々にお伝えしたいです。
オーパさん、素晴らしい!
適切な時期に、適切な行動を取って行けると、リゾート会員権をしっかり楽しみつつ、かつ、赤字を出さずに済むのですね。
ただ、その時期の見極めには、かなり眼力が無いと難しいかも・・しれないとも思います。
オーパさん、ご体験を共有いただきまして、ありがとうございます。
負動産問題については、例外がある事例が存在するのは事実です。それは東急全般や、エクシブのスーパースイート(特に離宮)、東京ベイコート倶楽部といった、一部のカテゴリーでのみ存在し、オールドエクシブのスタンダードなどでそのようなことは生じないと思います。
また、コロナ禍前に買って、コロナ禍以降に売るという、タイミングの問題も大きくあります。これから買うのではまた事情が異なる部分がありそうです。
この話は自分なりにちゃんと説明が付くのですが、僕は売買データを収集しているわけではなく、また説明も長くなるので、いつかまた書きたいと思います。