うちの洗濯機は、旧ナショナルのNA-F701Pという、「遠心力」洗濯機の初代モデル(正確には初代のマイナーチェンジ版、1999年発売)です。買ったのはたぶん1999年の年末くらいだったかと思います。
グッドデザイン賞を受賞した前モデルのページがありました。
電気洗濯機 [全自動遠心力洗濯機 National NA-F700P, NA-F800P] | 受賞対象一覧 | Good Design Award
16年に渡って使ってきましたが、ついに風呂水ポンプが故障し、給水しなくなりました。水道水で使えば問題ないのですが、コストはともかく、風呂水を活かすということをなんとしてもやりたい。
というわけで、昨日の夜中、プチ分解したりしてみましたが、素人にはどうにもなりませんでした。製造中止後10年以上経過しているので、部品もないでしょう。
ですが、捨てるにはちょっと惜しいのですね。以下、長くなりますが、説明します。もはや誰にも役に立たない話なので、ブラウザーを閉じて、日々の生活にお戻りください。
この機種は、洗濯槽自体を動かして生じる遠心力によって、衣類に洗剤入りの水を通す、という洗い方をします。内側の洗濯槽の穴から外側の洗濯槽の間に水を送り、それを洗濯槽の上から戻す、という動きになっており、通常のパルセータによる撹拌洗いとはかなり異なっています。
この方式の特性から、衣類が傷まない、水が少なくて済む、という特色があるものの、「洗浄力が弱い」という決定的な弱点がありました。しかも、「粉の合成洗剤を使うと溶けが悪くてよけいに汚れが落ちない」というウイークポイントがあり、これを解消するために専用の洗剤まで売っていたくらいです。てか、まだ売っているのか。
そんなわけで、「ダメ洗濯機」の烙印を押され、方式そのものが早々にディスコンになってしまっています。パナの黒歴史として歴史から消されているような印象すらあり、まぁなんというか、オレ好みで捨てるのは惜しい(爆)。
しかも、自分はセスキ炭酸ソーダのひと晩漬け置き洗いをメインにしていきたいので、むしろ「洗浄力が弱い」洗濯機を使いたい、という妙なニーズもあります。ゴシゴシ洗うのではなくて、水流を通してセスキのアルカリ溶液で溶かしだした汚れが落ちればそれでいい、と。
さて、ポンプの話に戻りますが、全自動洗濯機ですから、外付けポンプではプログラム動作との連動が取れず、使うことができません。それでも諦めきれずに、洗濯機のモードをいろいろと変えて「デバッグ」作業を日夜行っているところです。何しろ説明書ももうありませんから、実機の動作を見て、何をしているか解析するという。
洗濯場は寒いので、ホットウイスキーがとても合います。何やってんだか。

