当リゾート学院では、中学受験準備は5年生から、とお薦めしています。なんだか4年生や3年生からやるのが当たり前のように世間では吹聴されていますが、学習習慣さえあればそんなことはありません。
塾の勉強の多くは、何が目的なのかわからないくだらないものですから、3年もかけるようなものではないと考えるのが、むしろ常識的ではないかとすら思っています。
ですが、世の中のスタンダードがそうである以上、どこかで「追いつく」ための工夫が必要です。
例えば、理科を例に取りましょう。一番進度の早いサピックスを例に取ると、5年生の終わりまでに単元学習としては全範囲を網羅します。今は5年の前半が終わりつつある時期ですが、この段階で相当な範囲が既習範囲になっています。
かわいそうな自宅ちゃんは、猛スピードでこれに追いつかなければなりません。それを可能にする神のようなツールを紹介します。
陰山メソッド徹底反復理科プリント―小学校3~6年 (教育技術MOOK 陰山英男の徹底反復シリーズ)
わずか98ページで小学3年から6年までの理科の全範囲を網羅して、かつレベルは決して低くない、という奇跡のような一冊です。この本だけで中学受験に足りる、というわけではもちろんありませんが、全体を俯瞰し、公開模試に参戦させるための必要最低限がここには詰まっています。
中身はいわゆる陰山メソッドで、音読(暗唱が推奨されますが、そこまでは無理でしょう)と、用語の書き取りです。
今の中学受験理科は、決して暗記科目ではありませんから、実は覚えることはあまり多くありません(花の種類ごとにおしべとめしべの本数を一生懸命覚えても実はダメです)。ですから、この本とNHKの映像教材だけで、十分に参戦のための準備ができます。あとは実際に模擬試験でもまれながら、主力の出題形式である実験観察問題(グラフ問題や計算問題)を実戦で鍛えていけばいいのです。
残念ながら絶版です。学院では今年の早春に店頭在庫で確保しました。もしも書店で見つけたら、買っておくといいと思います。
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