これが本当の「オワコン」。 この時限爆弾のようなトラブルの発生を、実は19...

これが本当の「オワコン」。

この時限爆弾のようなトラブルの発生を、実は1980年代から正確に計算予測していた学者がいる。1999年に『コンクリートが危ない』(岩波新書)を発表した、小林一輔氏(東大名誉教授)だ。残念ながら小林氏は3年前に亡くなったが、山陽新幹線・高架橋の落下事故当時に、週プレの取材に対して次の衝撃的な予測を述べてくれた。

「1965年から75年頃に生産された欠陥コンクリート製の建造物は、2011年から15年頃に深刻な破損が起き始め、必ず大きな社会問題に発展します。また高度成長期時代のコンクリート建築物の脆弱さは、建材の問題だけではありません。当時の建設現場で横行した水増しコンクリート(シャブコン)など、数々の手抜き工事も危険な時限装置になるでしょう」

笹子トンネル崩落の原因は「アンカーボルト」の腐食ではなかった – 週プレNEWS

コンクリートが危ない (岩波新書)
コンクリートが危ない (岩波新書)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です