皆さん、携帯のカメラって使ってらっしゃいます？ 最近、オールドデジカメを連続して買ったので、現在売られている携帯電話のカメラと比較しようと思って、週末に少し撮影してみました。機種はドコモのガラケー、SH-11C（800万画素CMOS）です。
カメラの画角は31mmと、ほどよい広角で使いやすいです。ISO感度は最低50なんですが、固定にすると最低が100にしかならないのが不満。とはいえ、ISO50でも非常にノイジーです。一番困るのは、ディスプレイとレンズがヒンジでつながっているわけですが、これが180度フルオープンにはならないので、被写体に対してまっすぐ構えられないことです。グリッドラインでも出ればまだいいのですが…（液晶保護シールに線でも引くか…）。
上記のような被写体を思うように撮るのが難しいのです。これは曲がってしまったものを回転させて自然な角度に直しています。画像が甘いのはそのせいです。
800万画素だけあって、解像感はかなりのもので、立派だと思います。ただし、CMOS＋機械シャッターなしの宿命か、「グニャリ画像」が頻発していました。これはこれで楽しいような気もしますが、心配で大事な写真の撮影には使えません。
グニャリの例です。部分拡大しています。
ううむ、携帯のカメラってこんなクォリティなのか？ これに比べると、ソニーのスマホに入っている裏面照射型CMOSは優秀だと思います。
さて、ここまでは実は前振りです。「グニャリ画像」の事例がないか調べていて、以下のコラムを発見しました。日立のデジタルカメラ史、最高です。ぜひ読んでみてください。
デジカメについては一家言ありまして、最初に購入したのは、ソニーのMavicaで、こいつはFDに記録するタイプで、よく使っていました。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970710/sony.htm
というのは、その当時はデジカメの外部メモリが一般的でなかったため、当時のPCはFDがかならずついていたのでデータが取り出し易く、Webに載せるだけなら６４０×４８０の３５万画素で十分だと考えていたからです。
その後スマートメディア型のものも幾つか購入しましたが、機械よりスマメ規格の方が先にお亡くなりになるとは思いませんでした。
画素数がデジカメの品質を示すような風潮もあり、いろいろ変遷したのですが、ドンキホーテで
よく調べずに日立の５００万画素デジカメを買ってしまったこともあります。この記事の通り、ひどい品質でしたが、単四電池がつかえるのでまだ持っています。
kuchibirusenseiこんにちは。マビカの記事を見て、15年も前の記事をちゃんと保持しているインプレスの姿勢に感動してしまいました。それに、マビカの画像、結構キレイですね。
ちなみに僕が最初に購入したデジカメは、いわゆるデジカメの元祖、QV-10です。デジカメ回顧ブログとかやったら楽しそうですが、時間が取れません。