次回オフ会は7月27日です

今日はまだ告知ではなく予告ですが、もう夏休みの予定を考えるような時期になりましたので、次回のオフ会(勉強会)についてご案内します。

まず日程ですが、既報の通り、2024年7月27日(土)の午前中に、東京都港区内の会議室にて開催します。会場の予約はできましたので、内容はともかく、実施日程は決定しました。

次に内容ですが、当初は、真夏の開催ということもあり、ガラ権連載にも役立てたいと、世界のタイムシェアリゾート(ガラ権と対比してメジャーリーグと表現しています)について、特にハワイ関係を中心にして開催しようと考えていました。

ところが、以下の記事が典型ですが、もうハワイのタイムシェアは潮目が変わってしまって、皆さんもんどり打って売却モードに入り、その波が一般紙にも登場するほどになってしまいました。

冒頭の写真は先週、成田空港で撮影したものです。ヒルトン・グランド・バケーションズの販売ブースは、訪れた時間が悪かったかもしれませんが、無人でした。

もうハワイのタイムシェアは、一般人にはオワコンとなりました。少なくとも、現時点ではそう判断せざるを得ません。

そんなこともあって、次回の話題として、リゾートトラスト社の小淵沢開発について分析して、その背景として各種の戸建リゾート会員権(コテージや別荘タイプ)を総ざらいする回とし、その中でドギー対応についてもカバーしようと考えていました。

ところが、小淵沢はまだ開発用地について北杜市議会で審議中であることが、昨日の報道でわかりました。まだ用地取得の契約が完了していません。マジですかい?

リゾートトラストは進行年度で2つの会員権を発売する計画で(下記、日経の決算報道で社長が明言しています)、おそらく今月か来月に発売になるであろう「新規物件①」は、金沢であることが確定しました。年間の契約高は359億の計画なので、そろそろ売り始めないと間に合いません。

ところがご存知の通り、石川県は復興途中で再度の地震にも見舞われています。この状況下で石川県のホテルを区分所有しようとする人がいるはずがありません。

つまり、経営計画のうちの金沢359億、小淵沢93億は、発売のめどが現状では立っていない、と見るのが普通の感覚でしょう。

僕の見立ても間違っていました。金沢は復興優先で、小淵沢が先だと思っていましたが、そうではありませんでした。

これは緊急事態ですので、FANBOXで事実関係をまとめた記事を書きました。よろしかったらご支援をお願いします。

というわけで、次回、7月27日のオフ会もこの緊急事態について引き続き検討する回といたします。それだけだとつまらないので、別荘型会員権か、ドギー対応の話のどちらかを盛り込む考えです。

この記事はコメント欄をオープンにしていますが、できれば業界に対してインパクトを与えたなくないので、パスワードロックされた上記記事でディスカッションをしたいです。有料ですが月300円(1日10円)ですので、ほぼ無料と考えています。利潤目的ではなく、システム利用料ですので、どうぞご理解ください。

FANBOXについては、何だかよくわからない、というご意見があろうと思いますので、近く再度、現状と意味合いをまとめた記事を公開して、ご案内に変える予定でおります。2カ月が経過し、かなり情報発信としての実績も上がりました。

4 comments

  1. resortboyさん

    > まだ用地取得の契約が完了していません。マジですかい?

    この報道を読みかぎり、そのご懸念はご無用かと思われます。そもそも建設予定地は、RT社が地権者団体から長期に借り受ける話で、過去の経緯や立場から市も当初から関与しているとはいえ、その民間の賃貸借契約までをも市議会で決議するわけではないですよね。ここは記事通り、敷地内にある市有建物の無償譲渡と所管の関連事業承認が目的でしょう。

    勿論それらは、あくまで肝心の賃貸借契約を大前提とする話ですし、RT社が解体費用を拠出する条件での無償譲渡なのですから、土地の使用権すら得ないうちに無償譲渡だけが決まってもRT社は手も足も出せないわけで、もし契約が暗礁に乗り上げているようなら市も今回の上程は見送るはずですので、ここは既に契約は成立したと見るほうが妥当かと。

    他にもFANBOXには詳しく書きましたが、決算資料の開業予定順序や工期なども、当初の見立て通り八ヶ岳が先で、その次が金沢であろうことを指し示しています。もし緊急に金沢を先行させる必要が生じたとすれば、急いで決算資料も修正する必要がありますが、現時点に至っても一切その様子は見られません。当初の見立て通りと考えて良いと思いますよ。

  2. 土地の賃貸借契約も北杜市の建物無償譲渡契約も
    他の条件成就をつけた条件付き契約であることは
    リスク回避のために当然と思います。

    従って北杜市からの建物無償譲渡契約も
    地主との土地賃貸借契約も全て条件付きなので
    同時進行と思われます。

    ですから、北杜市からの建物無償譲渡契約を市議会に上程する
    時には、地主との土地賃貸借契約が全て締結済みであるはずという
    理屈にはなりません。

    私が懸念するのは、北杜市市民からすると破産業者の建物は
    高く買うのに、北杜市民所有建物をタダで売るのはおかしいという
    意見が北杜市議会で起こるべきと思われることです。

  3. グングンさん

    これは失礼しました。仰る通りで、私もFANBOXにはそのようなニュアンスで「議会の承認を得て概ね全ての手続きは完了するものと思われます」と書いたのですが、ここでは金沢が先行するような緊急事態には至らないと言いたかったゆえに、少し簡略に書きすぎました。

    すでに地権者団体との合意は完了しますが、正式な調印は議会の結果を待って保留している可能性もあり得ますし、もちろん仰せのように条件付きで合意書を交わしてあるのかも知れませんが、いずれにせよ無償譲渡や上下水道整備が通らなければ先に進みませんしね。

    その無償譲渡は高額な解体費を市の負担としないために、RT社側に市が要望したと聞いています。両者が妥協した結果でしょうけど詳細は分かりません。ちなみに旧アウトレット運営会社が保有していた建物に関しては、管財人と市との交渉内容が不明ですので何とも (^^;

  4. 訂正です。「すでに地権者団体との合意は完了しますが」→「していますが」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

😂 😍 🤣 😊 🙏 💕 😭 😘 👍 😅 👏 😁 🔥 💔 💖 😢 🤔 😆 🙄 💪 😉 👌 😔 😎 😇 🎉 😱 🌸 😋 💯 🙈 😒 🤭 👊 😊