キヤノンのIXY 410F(2011年2月発売)は、自分の普段使いデジカメである。
しかし最近になってCMOS素子にホコリが付いてしまい、ズーム時に映り込むようになってしまった。解体清掃して改善したのだが、その際にボディ嵌合部のツメがとれてしまい、わずかだがすき間があくようになってしまった。
実用上の問題はないが、再度ホコリが入り込むのも時間の問題だろう。そういうわけで、後継機を検討しなければならなくなった。
IXY 420F
IXY 410Fの後継機は2012年3月発売のIXY 420Fとされている。画像エンジンに1世代後のDIGIC 5を搭載し、Wi-Fi対応した。
しかしこのモデル、背面の操作系がタッチパネルとなり、電池も小さくなり持ちが悪い。410Fとはまったく別の機種である。さらに後継にIXY 430Fがある。
IXY 220F
操作系が物理スイッチであるIXY 410Fの後継は、実際にはむしろこちらだ。2012年2月発売。IXYのエントリー機だが、DIGIC 5を搭載している。
IXY 410Fとの違いは以下(前者が410F)
画像処理エンジンがDIGIC 4から5に
液晶モニターが2.7型から3.0型に
画素数が1210万画素から1610万画素に
起動時間が低下(1.3秒から1.6秒)
連写機能が低下(秒3.4コマから秒2.0コマ)
バッテリーが変更。持ち時間が低下
動画音声がステレオからモノラルに
という感じで、比較すると今ひとつである。そしてこの後、IXY 200番台Fモデルはディスコンとなっている。
IXY 610F、620F
2013年2月には光学10倍ズームとなったIXY 610Fが発売される。IXY 410F→IXY 220Fの流れは、IXY 610Fとその後継のIXY 620F(2013年8月発売の610Fのマイナーチェンジ)に引き継がれていると言える。
以下、220Fと620Fの差異をまとめる(前者が220F)
画素数:1610万画素か1210万画素か
望遠:5倍か10倍か
開放F値:2.7か3か
起動時間:1.6秒か1.3秒か
電池:NB-11LかNB-4L(410Fと同じ)か
ビデオ音声:モノラルかステレオか
結論
IXY 410Fの正当な後継は620Fということで良さそうだが、この機種は既に生産中止で後継機種は存在しない。なんとなく後継機のような型番のIXY 630というのが現行ラインにあるが、スペックを低下させたまったくの別物である。
2014年以降のキヤノンのラインナップからは、ミドルレンジたるIXYへのやる気がまったく感じられず、IXYはスペックダウンを選択して、従来PowerShot Aシリーズが担当していたローエンドモデルを担うようになってしまった。
というわけで、手に入るうちに620Fを確保しておいたほうがよさそうだ。
幅広い話題を楽しませて頂いております。
下手ながら細やかな贅沢としてPS G7 Xの価格推移に注目しています。
紅葉終盤の11月末頃に購入するつもりです。
PowerShot G7 Xは贅沢すぎて自分には手がでない感じです(^_^;) 実写レポートを見ましたが、暗所性能が素晴らしいですね。
液晶モニターがくるっと回転するので、自撮りに便利なのも面白いです。24mmだから、観光地の記念撮影に自分も入れます(^^) プラスムービーオートも付いていますから、これは旅カメラとしては最高ですね。
コメントありがとうございます。
以前 PS S30 から IXY 910 買い替えた時、
好みに合わず PS S90 を購入しなおしました。
今回は PS S90 から STYLUS XZ-2 への買い替えで、
落ち着かずに PS G7X の購入しなおしです。
また失敗してしまいました。
620Fは行楽先や仕事でも愛用させていただいております。
眺望の写真なんかも「抜ける青」感が表現出来て気に入ってます。
リコール情報が出ていたんですね。
情報をありがとうございます!!
IXY 620Fをお使いとは、さすがです! まだ売っていますので、もう1台どうですか?(爆)
アドバイス通り、もう1台ピンクを購入致しました。
ピンク2台持ちになりました(笑)