エクシブに泊まりに行くときには必ず「燃料持参」で行く。ビール党で、かつ夫婦ともにガブガブ飲むので、ゴールデンウィークやお盆のような長逗留の時は、持ち込むビールの量がハンパではなかった。
一方で僕も痛風予備軍となり、「プリン体」なんぞを気にしなければいけない立場となった。そんなこともあって、最近のエクシブ行においては、「ボックスワイン」とか「バッグインボックス」と呼ばれるダンボールに入った大容量ワインを持っていくようになった。
写真のものは大きいタイプで5リットルだから、5日間のアルコール需要を余裕で満たしてくれる。5リットルといえばフルボトルで6~7本に相当する大容量だが、エクシブにある冷蔵庫にもスッキリと収まるのだ。
ダンボールの中にはワインがビニールバッグに入っているのだが、空気に触れないようになっているので、1ヶ月くらいはフレッシュな状態を保てる。飲み残しても持って帰ればいいだけだし、ゴミも出ない。扱いはきわめて簡単だ。
では、飲み始めの部分を誌上体験していただこう。
まず、ダンボールに指を突っ込んで穴を開ける。
すると、中に蛇口があるので、それを切り込みに合わせて装着。
そうしたら台に置いてグラスを構えて蛇口からジャーっとワインを注ぎ込む。これでおしまい。
このブログを読んでいるような方で、このような乱暴なものを愛好される方も少ないとは思うが、最近はけっこういろいろと種類も豊富で選択も楽しい。僕はやまやで買っています。バカにしないで一度トライしてみてください。
やまやのホームページ拝見しました。カベルネソービニヨンやメルローの単品使いがこの価格はなかなか良いですね。
うちで牛テールや硬い牛バラ肉を煮込む時は、一鍋でボトル2本は消費してしまうので、この価格は素晴らしいです。
斉須政雄氏が以前、「ベルナールパコーの店では、とてもそのままでは飲めないような、アルジェリア産の固いワインを熱でねじ伏せて煮込むんだ」というようなことを書いていらっしゃいました。
日本で安いワインを買うと軽めのものが多いので、ボルドータイプの安ワインは是非手に入れたいです。
Balthasarさん、こんにちは。コメントをいただいて、積ん読になっていた「調理場という戦場」を引っ張り出してきました。
調理場という戦場―「コート・ドール」斉須政雄の仕事論 (幻冬舎文庫)
皆さんにも夏休みのリゾートでの読書向けにおススメです。
BIB(bag in box)をご存知とは!
容器の専門用語までご存知とは知識の豊富さに脱帽です。
海外では当該容器にワインを入れるのは一般的ですね。
でも日本ではビン(ガラス)への拘りが強く、普及しませんね。。
volvocoolさん、こんにちは。バッグインボックスは本当に合理的ですね。夏は冷やして飲みますが、ダンボールと空気の層でアルミパックが覆われているので、すぐにぬるくなったりはしません。もちろん、コルクを抜く面倒もありません。冷蔵庫から出して、ジャーっと注いで、食事が終わったらまた冷蔵庫へ。
久しぶりに2ちゃんねるのスレッドをみたら、チリの「エルトキ(EL TOUQUI)」っていうボックスワインが人気が高いので、今度試してみようと思います。
【箱から】 大容量ワイン 【ジャーっと】