春です。連載再開です(巻頭言)

「funasanのアンチエイジング日記」は、トラベルライターの舟橋栄二さんによる連載企画です。舟橋さんが取り組まれている健康にまつわる学習と実践について、同時進行でご報告いただきます。2022年の連載第一部(1~19回)に続いて、2023年の連載第二部(20回~)がスタートしました。この連載では、読者の皆さんとともに「旅と健康」について考えていきます。どうぞコメント欄にてご参加ください。(編集担当:resortboy)

東京では桜が満開、もう春です。コロナもそろそろ終わりでしょう。「さあ、旅に出よう!」 そんな浮かれた気分でfunasanのアンチエイジング日記 第2部をはじめます。

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人生、残り少なくなってきたな~(1ページ)

人生、残り少なくなってきたな~

私は今年の1月で71歳になりました。2019年の厚労省のデータによれば、日本人男性の健康寿命は72.68歳です。何と残り1年半しかありません。

年齢は容赦なく1年ごとに加算され、80歳、90歳も目の前です。さすがに90歳になっても今と同じように日本・世界を股にかけて旅ができるとは思いません。せいぜい80歳くらいまででしょうか?

そうすると、あと「たった9年」しかありません。

最近、強く感じます。もう人生、残り少なくなってきたな~、と。それを思うと唖然とします。

人生が終わりゆく寂しさ???冗談じゃない! もっともっと旅をしてシニア人生を楽しみたい。そして最期はピンピンコロリと逝きたい。

そのためには何が必要でしょうか? 全くわかりません。街の書店にもネットの世界にも、病気・健康情報はあふれています。しかし、医者・研究者の間で正反対な主張が見受けられ、何が真実かは皆目わかりません。

でも、老人科学の発達で、老化をマネジメント(管理・運営)できる時代になってきているようです。

人間にとって老化は不可避ですが、少なくとも老化のスピードは自分で遅らせる可能性が出てきました。ピンピンコロリンもあながち無理ではないかもしれません。

そのためには老化の本質を学習しエイジング・リテラシーを磨く必要があります。

旅は生きる原動力

今年の2月に1週間ほどバンコクに行ってきました。コロナパンデミックの開始以来、3年ぶりの海外旅行です。

お気に入りのホテルに泊まって高級ホテルステイを楽しむと同時に市内観光もしました。ワットプラケオ(エメラルド寺院)、王宮、ワットアルン(暁の寺)、ワットポー(涅槃仏寺院)。どれも素晴らしく、感動の連続でした。

今年の4月には久しぶりにマレーシアのクアラルンプールに旅立ちます。2週間ホテルを転々として、アジアの熱気を感じてきます。

残念ながらここもホテル代金は高騰しています。値段と相談しながらラウンジのあるフルサービスのホテルはあえて避け、シンプルで快適に過ごせるホテルを探してきます。

しかし、こんな旅が何歳まで続けられるのでしょうか? 私は今後も日本・世界を股にかけて飛び回りたいと思っています。だから、日々、食生活に注意を払い、スポーツクラブに通って体を鍛えています。私にとって旅は生きる原動力になっています。

もし私が旅しなくなったら? それは恐らく最期が迫ってきているのでしょう。

3 comments

  1. たのしみにしておりました。
    もう海外へ頻繁に出られる様になったらなかなかお会いできないかも知れませんね…
    また沢山お話し書いてください。
    調査力や研究力の素晴らしさは他の方と比べられ無いくらい素晴らしくその土台の上にある文章力読み応えがあります。
    今回から…人生において必ず来る老いについて書かれるのですね〜そこに旅を合わせてfunasanさんらしい『人生を楽しむ為の技』になる切り口!本当に壮大なロマンの追求だと思います。
    楽しみにしているファンとしてはいつまでも若々しく書いて下さいますことに感謝致します。

  2. funasan日記の連載再開おめでとうございます。コロナ禍で休止状態だった国際クルーズが3月から日本でも再開されたのでタイムリーですね。
    旅と健康をアンチエイジングの両輪にしているfunasanの生き方に共感しています。
    funasanと同じ年なので尚更親近感を感じます。
    これからも日本と世界を股にかけての旅のレポートも期待しています。

  3. Kさん、Mr.Sさん、funasan日記再開の応援コメントありがとうございました。

    Kさん、私のやろうとしていることは「壮大なロマンの追求」なんですね。ちょっと気が付きませんでした。20歳の青年ならともかく、70歳を超えた爺さんがトライする?もし、そうなら、旅の途中で最期を迎えても、「まあ、いいか…」となりますね。旅に死す「芭蕉」を見習います。

    Mr.Sさん、横浜港に停泊中のダイヤモンドプリンセス号船内のコロナ感染(2020年2月)はショックだったですね。あれで一気にクルーズは危険、もう乗れない!となってしまいました。あれから3年たち、ようやく国際クルーズ再開ですね。Mr.Sさん同様、クルーズ大好き人間の私は、死ぬまでにもう一度、あの素晴らしい豪華客船クルーズの旅をしてみたい、そんな気分になりました。

    ところで、私はfunasan日記の再開について相当悩みました。resortboyさんと直接お会いして相談したり、何度もメールでやりとりもしました。第二部の方向性や着地点が分からなかったからです。

    でも、書きながら見えてきたものがあります。それは自分の死に方の追求です。何とも面白くないテーマですが、近い将来やってくるであろう、「病気・介護・死」というものを、どこまで「病院・薬・介護施設」に頼らず、ピンピンコロリと逝けるか?そのシミュレーション(模擬実験)です。旅行記も載せて楽しみも追求しますので、皆様、お気軽にお付き合い下さい。

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