最近、日本人の寿命が本当に伸びてきているな~、と感じます。ときどき、友人や知人から訃報の知らせが来ますが、本人ではなく彼らの親の死です。いずれも90歳を超えています。何だか、誰もが90歳まで生きる時代、超長寿社会になってきた、そんな感じです。
人生100年時代の生きがいとは?
長寿はいいことですが、65歳でリタイアしたとしても、その後が20年も30年もあるということは、ある意味、残酷ですね。
経済的に苦しい人は、老体にむち打って働き続けなければなりません(お金の問題)。
リタイア後に体を壊して長期間の入院治療や介護が待っているかもしれません(健康の問題)。
お金があり健康であっても、好きなこと、やりたいことがないと、ちょっと苦しいですね。毎日が日曜日で有り余る時間を持て余してしまいます(生きがいの問題)。
いやはや長寿社会とは困ったものです。
でも、老後の余裕資産があり、健康で、やりたいことがある人は幸せですね。仕事から解放されて、全力で自己実現に向けて邁進すればいい訳ですから。
今回は、死ぬまで継続できる「人生100年時代の生きがい」を考えてみます。
私の場合、それはアマゾンの自己出版です。
アマゾンが起こした出版革命
私は自称「トラベルライター」として本を多数出版しています。その中心は、アマゾンの自己出版「Kindleダイレクトパブリッシング」です。
今や、個人が出版社を通さずに、直接アマゾンから本を出版できるようになりました。
以前は電子書籍(Kindle版)のみでしたが、2021年から紙の本(ペーパーバック版)も個人で出版可能になりました。これをPOD(プリント・オン・デマンド)出版と言います。アマゾンで本の販売ページを見ると、Kindle版とペーパーバック版の両方で販売している書籍が増えています。
読者は、これらから好きな方を選んで注文できます。PODの場合、読者がペーパーバック版をクリックしてクレジットカード決済をした瞬間、本のデータがアマゾン提携の印刷会社に送られ、そこで印刷・製本されます。そして、アマゾンの流通に乗って、数日後には読者に届きます。
街の本屋には在庫ゼロです。しかし、アマゾンのクラウド上に書籍のデータがあり、このように注文に応じてその場で生産。読者の求めに応じて1冊ごとに販売されます。このオーダーメイド版の紙の本は、在庫が無限なのです。
英語版を出版して販売先を全世界のアマゾンにすれば、販路は世界中に広がります。しかも、これが出版社を通さず、個人で可能になりました。
アマゾンの出版革命はここまで来ているのです。
旅とブログと出版に生きがいを見出された最近のfunasanの行動力は凄いですね。
1冊か2冊だけかと思ったら続々と出版され感心します。
funasanは高齢者向け参考書のような本を続々と出版している医師の和田秀樹さんみたいだと思いました。
和田秀樹さんの著書を調べてみたら「70歳からの選択」「80歳の壁」「90歳の幸福論」や更には年齢を小刻みにして「75歳からやめて幸せになること」など。
アンチエイジングに挑戦してトラベルライターとして国内や海外を旅して人生をエンジョイされ「最高のシニア人生を目指す」funasanに共感し、今後の出版に期待しています。
Mr.Sさん、再び応援メールありがとうございました。
超有名な和田さんとは比較になりませんが、気持ちは彼と同じです。
「元気を出しましょう、シニアの皆さん」です。
私にとってKindle出版は本当にゼロからのスタートで苦労の連続でした。
でも、これで、スマホ、パソコン、ワード、等の技術が上がり、デジタル時代に取り残されずにすみそうです。
Kindle自己出版は出版コストがかかりませんので、年金世代の老後の趣味として価値あると思います。知性と教養に満ちた皆様がご自分の人生を振り返って、次々とKindle自己出版されることを願います。ただし、印税は予想外に少なく、大いなる誤算でした。(涙)