ホテルトラスティ東京ベイサイドにひとつだけあるレストラン「ラウンジ クオーレ」では、平日に20食限定で日替わりランチをやっています。ここはお台場からは離れているし、また有明駅付近のビジネスビル群からも少し遠いです。さらにランチ価格は税サ込1,980円と周辺相場の倍です。果たしてどんなものでしょうか。
このホテルは東京ベイコート倶楽部と同時に建てられたので、ビジネスホテルとしては異例なほどに質感が高いです。例えば信じられないことですが、このラウンジの床は天然木で、いまや相当に傷んでいますが、樹脂のフロアタイルにはない温かみを感じます。
インテリアはベイコート倶楽部ほどではありませんが、十分に豪華な「リゾートトラスト感」を堪能できます。同社が一般ホテルから撤退した今では、もうこんな本格仕様のビジネスホテルは二度と現れないことでしょう。
さて、本題のランチですが、他のメニュー(ステーキやハンバーグ、パスタなどの定番メニューもあります)も含めてすべてハーフブッフェです。サラダとパン(4種類)、スープバー(1種類)、ドリンクバー(コーヒーマシン+ティーバッグ+ジュース)が付いています。
ひとまずスターターでドリンクとサラダから行きましょう。サラダは「サラダバー」と言えるほどには種類がないのですが、オリーブオイルとバルサミコ酢で味付けできるところがいいです。ドリンクはビネガーウォーターにしてみました。オシャンティですね。フルーツも4種類ありました。
スタッフが運んでくるのはメイン料理だけです(お水はドリンクバー扱いなので、他には何も出ません)。今日のメインは「真鯛のカニクリーム詰め 白ワインクリームソース」です。真鯛の切り身の中にカニクリームコロッケのフィリングを詰め込んだ、手の混んだメニューで満足です。普通にエクシブよりいいんじゃ…。
デザートは特にないので、ミルクブレッドにバターとマーマレードを挟んで代用しました。フルーツといっしょにいただけば、立派なプチケーキです。パンはバルミューダのトースターで温められますが、ちょっと時間がかかって面倒ですね。
というわけで、あっさりした内容ではありますが、質は高いし、場所柄、混むことも少ないでしょうから、1,800円の価値は十分にあります。僕は理由あって4月からこちらのランチを利用しやすくなったので、ちょくちょく訪れてみようと思っています。
4月前半のメニューは以下のとおりです(ほぼ自分用メモね)。
4月3日(月)真鯛のカニクリーム詰め 白ワインクリームソース
4月4日(火)プルドポークのクレープ包み
4月5日(水)ムサカ(ナスとポテトのミートグラタン)
4月6日(木)骨付き鶏もも肉のソテー カレー風味ソース
4月7日(金)ポークロースのシャリアピンステーキ 焦がしバターソース
4月10日(月)骨付きチキンのソテー トマトカレーソース
4月11日(火)ポークロースのグリル ケッパーバターソース
4月12日(水)真鯛のカニクリーム詰め サフランクリーム
4月13日(木)牛肉とモッツァレラチーズのポルペッティ トマトソース
4月14日(金)シーフードとキノコのクレープ包み 白ワインソース
この記事を書いたあと、またランチを食べに行ったのですが、なんとメイン料理が(ほぼ)同じ日に当たってしまいました。そうならないように記事を書いたのに!
(スタッフとの会話)
S「本日の日替わりは『真鯛のカニクリーム詰め サフランクリーム』でございます」
R「むむ。それは先週の月曜日と同じですね」
S「いいえ、ソースが違います」
R「そうなんですか。ではその日替わりで…」
今週のメニュー
4月17日(月)ポークロースのシャリアピンステーキ
4月18日(火)本日の魚のフリット カレー風味 バルサミコソース
4月19日(水)骨付きチキンのソテー ジェノベーゼソース
4月20日(木)サーモンのアリメットパイ 白ワインソース
4月21日(金)ビーフストロガノフ サフランライス添え
来週のメニュー
4月24日(月)本日の魚のソテー シーフードとキノコのクリームソース
4月25日(火)骨付きチキンのソテー カレーソース
4月26日(水)牛バラ肉の赤ワイン煮込み マッシュポテト添え
4月27日(木)牛肉とモッツァレラチーズのポルペッティ
4月28日(金)チキンとキノコのトマト煮込み